見出し画像

ワラジムシの大量死。原因はだいたい…

みなさん、ワラジムシは育てていますか?僕はバリバリ育てています。

普段、我が家で育成しているオキナワシリケンイモリのエサは人工飼料がメインなのですが、生き餌としてワラジムシも時々与えています。

人工飼料だけだとどこかに偏りがありそうな気がしてしまうのと、どんなにイモリの食いが悪いときでも生き餌を目の前にした時の飛びつきはもはや本能?という感じがします。

他の生き餌は飼育していないので比較はできないのですが、僕が思うワラジムシのいいところとワラジムシ飼育で時々起きる”大量死”についてまとめたいと思います。

  1. 管理の手間がない

  2. 繁殖が用意

  3. 容器の壁を登れない

管理の手間がない

ワラジムシのメリットはほぼほぼこれに集約されるのですが、とにかく手がかかりません。

ワラジムシ飼育ケース(霧吹き直後)

こちらが現在のワラジムシ飼育ケースです。ダイソーで買ってきたケースに軽石(←ただの底上げ用)の上に腐葉土(←ワラジムシのエサ)を敷いて、申し訳程度の石や流木を置いたぐらいの環境です。

そこにチャームで買ったワラジムシをパラパラっと放ったら完成。あとは基本放置でOK。

エサは上に書いたとおり腐葉土で十分なのですが、イモリに上げた人工飼料の余りを適当に置いておくとそれに群がって食べてくれるので残餌の処理にももってこいです。

繁殖が用意

繁殖に関してもなんにもしていません。勝手に増えていきます。

ワラジムシを購入した当初は割と頻繁にイモリに与えていたので「繁殖する前になくなっちゃうかも?」と思ったりしたのですが、メインの餌はあくまで人工飼料なので、ワラジムシを与える頻度を下げていくと繁殖のスピードが上回り、気づいたら大繁殖していました。

あと、慣れないと最初は大変かもしれませんがワラジムシは意外とかわいいんです。ワラジムシを購入する目的のほぼ全ては爬虫類や両生類のエサだと思いますが、飼育しているうちにワラジムシのなんとも言えない愛くるしさにハマっていった人も多いのではないかと思います。

容器の壁を登れない

これは管理の手間を省く上では最も大事なことだと思います。ワラジムシは入れ物の壁を登ることができないので脱出されることは基本的にありえません。

ぶっちゃけさっきは”ワラジムシはかわいい”と書きましたが、飼育ケースの外を徘徊しているワラジムシを見るのはあんまり気持ちがいいものではありません。もちろん生体数の確保という意味でも脱出はあまり好ましくないので蓋付きでの飼育がおすすめです。

実際は蓋を外して放置してても問題ないのですが、それをやるとワラジムシにとっての外敵であるクモなどに侵入される場合もあるので要注意です。

大量死の原因は「乾燥」。ほぼ一択です。

手間がかからず飼育できるワラジムシは生き餌のチャンピオンだと思っているのですが、実はその手間のかからなさが一番のリスクだったりします。

僕がワラジムシを飼育し始めて1年ほどになるのですが、その間に2度ほどワラジムシの大量死に遭遇しました。

「前は流木や石の裏にべったり張り付いてたのがちょっと数が減ってきたな?エサも食べてる様子がないな?」と思ってケースの中をほじくり返すと大量のワラジムシの死骸が…。

寿命??とも思ったのですが、死んでしまったワラジムシの大きさがバラバラだったのでその可能性は低いです。カビや細菌のせい?とも思ったのですが、それが原因であればもっと早くにいなくなるはずなのでそれも違う気がします。

思い当たる原因が見つからなかったのでネットで「ワラジムシ 大量死」で検索して出てきたのが「乾燥」でした。

これは素人の浅知恵なのですが、なんとなくワラジムシって乾燥に強い感じがしませんか?水とかあんまりいらないだろ?的な。

それに加えてそもそもの手間いらずだったため霧吹きを忘れてしまうことが時々ありました。死骸を観察してみても腐るとかカビが生えるというよりはどれも干からびている感じだったのでたぶん乾燥が原因だろうなと思った次第です。

それ以降は毎日1回の霧吹きタイムを欠かさないようにしています。冒頭に載せた写真が霧吹き直後の飼育ケースの様子なのですが、全体の色が変わるぐらいに隅々まで霧吹きしています。カビが生えないかは少し気になりますが、霧吹きし始めてからは流木の裏に張り付いたり、ケースの中を徘徊するワラジムシが増えてきたように思います。

同じパターンにハマっている人も多いと思うのでワラジムシの大量死と遭遇した場合はまず飼育環境が乾きすぎていないかをチェックしてみてください。

いいなと思ったら応援しよう!