ひらほー冒険譚
"ぐっ!なかなかやるな"
帆夏)くらえ!最後の一撃!
"ぐは~"
帆夏)勇者ひらほーは魔王を討ち取ったぞ~!
すごい!
さすがは勇者様!
ひらほー!ひらほー!ひらほー!
帆夏)えへへへ~
・・・夏! ・・・のか! 帆夏!
帆夏)はっ!
母)いつまで寝てんの!
母)遅刻するよ!
帆夏)あれ?魔王は?
母)いつまで寝ぼけてんの!
母)早く学校行きなさい!
帆夏)な~んだ夢か
~~~~~~~~~~
帆夏)は~、なんか面白いことないかな~
??)おはよ!ひらほ
帆夏)おはよ~陽子
陽子)今日も朝から元気ないね
帆夏)私の冒険譚には刺激が足りんのだよ~
陽子)そう言われてもね~
陽子)あ、でもあれはどうしたの?
陽子)最近出来たっていうひらほの好きな人
帆夏)す、好きな人!?
陽子)ほら、○○くんだよ
帆夏)全然好きじゃないし!
帆夏)あいつは勇者ひらほーの敵だ!
帆夏)魔王だ、魔王
陽子)へー😏
帆夏)ほんとに違うから!
~~~~~~~~~~
帆夏と陽子は学校に到着した
陽子)おはよ~
帆夏)くっ!
帆夏はあの後も陽子にいじられ続けていた
??)ん?こいつどうした?
陽子)お、○○くん
帆夏)で、出たな魔王め!
○○)まだ言ってんのか
帆夏)今日こそは倒してやる!
○○)へー😏やってみろよ
帆夏)笑ってられるのも今のうちだぞ!
ギュッ
帆夏)へっ?
○○)帆夏はいつもほんとに可愛いね
○○)俺、帆夏の笑った顔が好きだな
帆夏)はわわわわ///
キーンコーンカーンコーン
先生)はーい、授業始めるぞ~
○○)やっぱ面白いな
帆夏)ち、チャイムに助けられたな!
帆夏)覚えとけよ~
陽子)ふふっ、ひらほ可愛いな
~~~~~~~~~~
それから時は過ぎ昼休み
帆夏は陽子とご飯を食べていた
帆夏)くっそ~○○のやつ
陽子)でも、顔真っ赤だったけど
帆夏)どうやったら魔王に一泡吹かせられるんだ?
陽子)うーん、弱点とか探ってみたら?
帆夏)私ができるとお思いで?
陽子)あの調子だと無理だね
陽子)○○くんの事よく知ってる人に聞いてみたら?
帆夏)陽子!ナイスアイデア!
帆夏)私は魔王のことをよく知ってる人を知ってるのさ!
陽子)じゃあ頑張って~
陽子)そんなことはどうでもいいとしてさ
帆夏)そんなこととか言うな!
陽子)ほんとに好きじゃないの?○○くんの事!
帆夏)好きじゃないし!
陽子)じゃあ私が狙っちゃおうかな~
帆夏)え?
陽子)ほら、顔はいいし、面白いしさ
帆夏)・・・・・・😟
陽子)ぷっ!嘘だよ~
陽子)ほら、やっぱり好きじゃん、
帆夏)ぐぬぬ、陽子め~!
~~~~~~~~~~
放課後
帆夏はある人のところを訪ねていた
帆夏)京子さ~ん!
京子)ん?ひらほじゃん!
京子)どうかした?
帆夏)○○の弱点を教えて欲しくて
京子)○○の弱点か~
帆夏)姉だからこそ知ってるやつとか
京子)あ、そうだお酒は弱いよ
京子)この前間違えて飲んじゃってさ
京子)ほんとに大変だったんだから
帆夏)それだ!✨
京子)でもそんなこと聞いてどうするの?
帆夏は事情を説明した
京子)はは~ん、そういう事か
京子)それなら私に任せて!
帆夏)ありがとうございます!
京子)じゃあ8時にうちに来れる?
帆夏)はい!
京子)住所送っとくね~
~~~~~~~~~~
PM7:00
帆夏)ここか
ピーンポーン
京子)入ってきて~、鍵空いてるから
インターホン越しに京子の声が聞こえた
そして帆夏は家に入る
すると
○○)えへへ、お姉ちゃ~ん
○○が京子に抱きついていた
京子)あ、きたきた
京子)ほら、こんな感じだよ
京子)じゃあひらほ後は頑張って!
京子)ほら、○○、ひらほ来てるよ
○○)えへへ~
帆夏)よーし、魔王を倒す日が来た!
帆夏)○○!おいで~
帆夏)これで甘えさせてそれを使って魔王を倒す!
○○)帆夏~
ギュッ
帆夏)////
帆夏)平常心、平常心///
○○)帆夏可愛い~
帆夏)///
○○)俺ね、帆夏のこと好きなんだよ
帆夏)へっ?
帆夏)今、なんて?
○○)だから~大好きだって
帆夏)え、そんなこと急に///
○○)帆夏は?
帆夏)え?
○○)帆夏は俺の事好き?
帆夏)それは///
○○)ちゃんと教えて?
帆夏)わ、私もす、好き///
帆夏)ほら、ちゃんと言ったよ///
○○)zzz
帆夏)なっ、こいつ///
帆夏)覚えとけよ~!
勇者ひらほーが魔王を倒す日はまだ先のようです
end.
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