ブラコンな姉は弟の恋を邪魔したい話

こんにちは！遠藤理子です

皆さんには兄弟がいますか？

私にはいます、とびきり可愛い弟がね！

○○)お姉ちゃ～ん

ほら、弟の可愛い声が聞こえた

行かなくては！

理子)○○～どうしたの？

○○)ゲームしよ！

この万遍の笑み、太陽が霞むくらい眩しい！

理子)いいよ～やろっか

理子)何やる？

○○)神経衰弱！

理子)お、いいね～お姉ちゃん負けないからね

そうは言いつつも毎回負けてあげます

○○)う～ん、これかな？

そうやって真剣に考えている姿も良き！

理子)はっ！

○○)ん？お姉ちゃんどうしたの？

理子)いや、なんでもないよ💦

私、遠藤理子、盲点でした

負けて悔しがる姿を見たことがない、と

ここは心を鬼にして

理子)お姉ちゃんの勝ち～

○○)負けちゃった～

○○)もう１回！😫

そうそうこれが見たかったんだ～

それから何回かやりました

あ、もちろん勝たせてあげましたよ

そして極めつけにそろそろ来るはず

○○)お姉ちゃ～ん、眠い😪

来たーーー！

私のご褒美タイム

理子)いいよ。お姉ちゃんのお膝においで

○○)うん😪

そこから数分撫でてあげると

○○)zzz😪

こ～んなに可愛い寝顔を見れます

カシャカシャ📸

あ～フォルダが潤う潤う

そんなことをしていると玄関のドアが空く音がした

母)ただいま

どうやら母が仕事から帰ってきた音だったようだ

理子)おかえり～

理子)ママ～、今日の夜ご飯は～？

母)ハンバーグよ

母)○○は？

理子)ここで寝てるよ

母)あ、そうだ理子

母)明日、お母さん○○とディ○二ー行ってくるから

母)夜ご飯テキトーに食べといてもらえる？

ん？聞き捨てならない事が聞こえた気がする

○○とディ○二ー？

理子)え？💦

理子)それは2人で行くの？

母)いや、○○の谷口さん親子と行くのよ

谷口、聞いたことがない

まあ男の子だよね、そう信じてる

夜に○○にやんわり聞いてみるか

～～～～～～～～～～～～

理子)○○～

○○)なに？

理子)明日、ディ○二ー行くんだってね

○○)うん！楽しみ！

理子)お友達と行くの？

○○)うん！愛季ちゃんと！

愛季ちゃん？お、女！

まずい、その子に取られるかも💦

残された手は1つ

私も行く！！

とりあえず暇そうな人に連絡して

よし、作戦開始だ！！

～～～～～～～～～

？？)で、そんなことで私を呼びつけたわけ？

理子)だって、瞳月暇そうだったし

瞳月)わたし帰るよ？

理子)ごめんって～

私は○○たちより少し遅めにやってきた

まずは○○を探さなくては

瞳月)お～い

理子)ん？なに？

瞳月)いや、ぼーっとしてたから

理子)○○を探してるの！

理子)ん？こっちから○○の匂いがする気がする！

瞳月)あっ！待ってや～

理子)ついに見つけた

瞳月)○○くんも大変やな

やっとの思いで○○を見つけることに成功した

だけど

あの女、○○と手を繋いでいる！

許せん😡

瞳月)理子、怖

理子)だって、私の○○の手を！

瞳月)別にええやろ

瞳月)それに○○くんも楽しそうやし

理子)た、楽しそう？

言われて見れば私は見たことない顔をしている

恋する乙女みたいな

ん？恋

はっ！！

神様、それだけは！

瞳月)とりあえず遊ぼうや

瞳月)せっかく来たんやから

理子)うん🥲

それから私は遊び尽くした

それで今、夜ご飯を瞳月と食べている

○○の事を思い出すとなんだかしょっぱい

すると想定外の自体が起こってしまった

○○)あれ？お姉ちゃん？

やばい

知らないフリをしなければ

愛季)○○くん、どうしたの？

○○)お姉ちゃんがいた！

○○)ママ、お姉ちゃんいた！

母)え？何してんのよ理子

やっば、言い訳言い訳･･･

理子)私も来たくなっちゃったの～💦

愛季)へ～○○くんのお姉ちゃんね(ボソッ

○○)愛季ちゃんなんか言った？

愛季)ううん、なんでもないよ！

そこから私は地獄のような空気の食事会を終えた

瞳月)ちょっと理子！私の方が地獄なんですけど！

理子)ごめんね😉

もうすぐ閉園の時間

母)今日はありがとうございました

谷母)いえいえ、こちらこそ

○○)じゃあね、愛季ちゃん

愛季)うん！またね！

ここは姉として牽制しとかねば

理子)いつも○○と仲良くしてくれてありがとうね

私が体裁のために頭を撫でようとした瞬間

愛季)えっと、理子さん？

理子)ん？どうしたの？

愛季)○○くんは渡しませんからね

この女、そんなことを言い放って行った

母)じゃあ帰ろうか

○○)うん！

愛季)あ、○○くん

○○)ん？

チュッ

愛季)またね！

この女～！💢💢

絶対に負けないから！

end.

瞳月)理子には今度なんかお詫びしてもらおう。