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あの日見た夢の先へ! #2
○○が募集をし始めてから3日後
優月と○○は再度企画会議をしていた
優月)第2回企画会議を始めます!
優月)では○○、進捗をどうぞ!
○○)まだなんにもありませんよ
優月)え?
○○)ん?
優月)何もなし?
○○)はい
優月)お前は何をしてたんだ~!
優月は○○の頭をぐりぐりした
○○)いたいいたい
優月)ふぅ~
優月)今回はこれくらいで許してやろう
○○)色々募集はしてみたんですけどね
○○)てか、優月は何をしてたんですか?
優月)え?私?
○○)まさか何もしてないなんて言いませんよね?
優月)そ、そんな事・・・
○○)あるんですね?
優月)私はあえてやらなかったの!
優月)○○の仕事ぶりを評価するためにね!
○○)まあそういうことにしときましょう
優月)にしても、人が揃わないことにはね
○○)う~ん
ピコンッ
○○)ん?
優月)こんな時に携帯いじるなよ~
○○)優月、来ました!
優月)ん?
優月)なにが?
○○)メンバーの応募申請ですよ!
優月)なに!?
そこには
"お話詳しくお伺いしたいです"
と書かれていた
優月)ホントに来てる!
優月)今すぐにでも話を聞こう!
○○)流石に今すぐっていう訳には
優月)いいから!
○○)分かりましたよ
○○はダメもとで今すぐ話を聞けないかきいてみた
すると
"分かりました、どこでお話をするんですか?"
と返信がきた
○○)嘘でしょ
優月)ほら、早く場所教えてあげようよ
○○は場所を伝えた
そして1時間後
??)あの~相方募集の方ですか?
○○)あっ!そうです
優月)ほら、座って
優月)なんか飲む?
??)じゃあカフェオレお願いします
カフェオレが届いた
○○)じゃあまずは自己紹介から
○○)小島○○と申します、19歳です
優月)中嶋優月といいます!今年で20歳!
??)私は山下瞳月といいます。○○さんと同い年です。
それから色んな話を聞いた
京都から大学のために出てきたこと
少し内気で友達が少ないこと
そしてなによりやろうとした動機は
"内気な自分を変えたかったから"ということ
優月)うん、合格!
○○)そうですね
瞳月)よろしくお願いします
瞳月)それで活動の具体的な内容は・・・?
優月)いわゆる正統派を目指していきたいと思ってる
優月)あとはもう1人メンバーを入れる予定
瞳月)なるほど
○○)じゃあ今日はそろそろ解散します?
優月)そうだね
瞳月)次までにやっておいて欲しいことは?
優月)う~ん、メイクの練習とか?
優月)人の前に出る仕事になる訳だしね
優月)ほら今すっぴんでしょ?
○○)え?
○○)どう見てもメイクしてるじゃないですか?
優月)え?ごめんね
瞳月)いやいいですよ
そしてそのまま解散となり
○○と瞳月は同じ方向なので駅まで一緒に行くことになった
瞳月)優月さんっていつもあんな感じなんですか?
○○)まあそうですね
○○)僕も付き合いそんな長くないので
瞳月)へぇ~
そんな話をしていると
??)○○?
○○)ん?
○○)美羽!?
美羽)久しぶり~
瞳月)お知り合いですか?
○○)あ~一応幼なじみ
美羽)その子は?
美羽)もしかして彼女?
瞳月)いえいえ全然そんなんじゃないです💦
○○)そうそう、仕事仲間?ってとこかな
美羽)ふ~ん、それってあの募集かけてたやつ?
○○)え?知ってるの?
美羽)○○のことならなんでも知ってるよ
美羽)幼なじみだもん
瞳月)ちょっとこの人怖いですね(ボソッ
○○)昔からこんな感じなの(ボソッ
美羽)なにコソコソ喋ってんの?
○○)いやいや、なんでもないよ
美羽)あっ、そうだ
○○)ん?
美羽)あの募集のやつ、私も入れてよ
○○、瞳月)えぇ~!
○○)本気で言ってんの?
美羽)私は本気だけど
○○)う~ん
瞳月)まずは優月さんに確認したらどうですか?
○○)そうですね
○○は優月に連絡した
すると
ピコン
○○)あ、返信来ました
瞳月)はやっ!
"いいんじゃない?"
○○)テキトーだな
○○)まあいいか
○○)いいよ、美羽
美羽)よし!
瞳月)じゃあ明日にでも集まりますか?
○○)そうですね、いつものカフェでいいですか?
瞳月)そうですね、優月さんに伝えておきます
美羽)わかった
○○)ん?美羽カフェの場所知ってるの?
美羽)うん、知ってるよ
瞳月)え?怖(ボソッ
美羽)なんか言った?
瞳月)いえ。なにも
○○)まあいいや
そうこうしているうちに駅に着いた
○○)じゃあまた明日
瞳月)はい!
美羽)あっ、瞳月ちゃん
瞳月)はい?
美羽)○○に手出したら、わかってるね?
美羽が瞳月の耳元で囁いた
瞳月)ヒッ!
美羽)それだけ~
美羽)じゃあ明日ね~
○○)瞳月さんに何言ったの?
美羽)ん?仲良くしよって言っただけだよ?
○○)あ~そういう事ね
to be continued.
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