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会社の上司は不器用彼女

AM8:00

〇〇)よし、今日もやるか~

どうも〇〇と申します。
23歳のしがない会社員です。

美羽)〇〇くん、これどうやるんだっけ?

〇〇)あ~これはここ押すの

この子は同期の村山美羽

仕事は少し苦手みたい

美羽)ありがとね

美羽)てかさ中嶋先輩ずっと〇〇くんのこと見てない?

〇〇)え?💦そんなことないと思うけどな~

美羽)ほら、今だって

確かに明らかに先輩が睨んでいた

だが俺は何となく理由が分かっている

実は中嶋先輩と内緒で付き合っている

うちの部署は社内恋愛がダメなのでみんなには秘密だ

〇〇)やっぱり気のせいじゃない?

美羽)え~、絶対見られてるけどな~

そんな会話をしていると

優月)村山さん、お喋りは程々にね

優月)また残業になるよ?

美羽)ヤバっ💦

優月)あと、〇〇くん?

優月)イチャイチャは程々にしときなね

先輩が耳元で囁いてきた

〇〇)ご、ごめんなさい

そうして会社が終わり自宅へ帰ると

ガチャ

〇〇)ただいま~

優月)〇〇~!

ぎゅ~

〇〇)優月さんがお出迎えとは珍しいですね

いつもは家に帰るとソファに埋まっているのに

優月)だって今日村山さんとイチャイチャしてた

〇〇)ふふっ🤭優月さんは可愛いですね

優月)うるさいもん

〇〇)大丈夫ですよ、優月さん一筋なので

優月)うん、よろしい

優月)じゃあさ〇〇、ごはん作って~

〇〇)分かりました、少し待っててくださいね

優月)へ~い

そういうと優月はソファに埋まってしまった

薄々お気づきかと思うが

優月さんはまったく家事が出来ない

まあそこも可愛いと思いますけどね

〇〇)優月さん、できましたよ~

優月)おっ、おいしそう!

"いただきます!"

〇〇)優月さん、どうですか?

優月)う~ん・・・星5!

頭の上で手を広げて言った

〇〇)ぷっ、なんですかそれ😄

優月)なっ!バカにしてるだろ~

優月)私の必殺技なのに~😭

そうしてごはんを食べ終え、お風呂からでると

優月)〇〇~髪乾かして~

〇〇)いいですよ~

〇〇)優月さん、やっぱり髪綺麗ですね

優月)ありがと~

〇〇)はい、終わりました!

優月)ありがと~

優月)じゃあさ〇〇、ゲームしよ!

時刻は既に22時

まあ明日は土曜で仕事も無いしいっか

〇〇)いいですよ!やりましょう

優月が持ってきたのはチャンバラゲーム

優月)私、このゲーム最強だからね!

〇〇)初めてなんですから手加減してくださいね

優月)手加減無用!

結果は〇〇の5戦5勝だった

〇〇)優月さん弱いですね🤣

優月)くっ!おととい来やがれ~

そう言うと優月さんは寝室へ行ってしまった

〇〇)ちょっとやりすぎちゃったかな

寝室へ向かう

ガチャ

〇〇)優月さ~ん

優月)・・・

優月は枕に顔を埋めていた

これは拗ねている証拠

〇〇)よいしょっと

優月さんの隣に寝転がる

〇〇)優月さん大丈夫ですか?

なでなで

優月)やっぱり私ってダメだよね

〇〇)え?

優月)家事なんにもできないしさ

優月)ゲームもできないしさ

ギュッ

〇〇)気にしなくていいですよ

〇〇)僕が好きになったのはありのままの優月さんなので

優月)〇〇・・・

〇〇)じゃあこの話はおしまいです!

〇〇)寝ましょ

優月)うん!

その夜2人は抱き合って眠りについた

翌朝

〇〇)ん、ん~

〇〇)あれ、優月さんは?

一緒に寝ていた優月さんの姿が見えない

リビングへ行ってみると

優月)おはよう〇〇!

そこにはエプロンをつけた優月さんが立っていた

優月)朝ごはん作ったよ!

〇〇)ゆ、優月さん、なんですかこれは!?

そこには惨劇が、繰り広げられたであろうキッチンが広がっていた

優月)ちょっとやらかしちゃった😝

〇〇)優月さん、今後はやっぱり僕が作りますね

優月)なんで~😭

優月さんが家事ができるようになるのは
まだ先の話のようです。




end.






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