【ポケモンSVシーズン3ダブル】毒撒きその2

やっぱり私は相手をじわじわ苦しめたいよぉ~!
っというわけで、シーズン1とは異なる毒撒きパを組んでみました。
シーズン1のときはキラフロルのキラースピンで毒にしてましたが、これでは毒、鋼タイプを毒にできず、さらにそいつらの数がそこそこいたので少々不便を感じてました。そこで安定性は損ないますがふしょくエンニュートのどくガスはどうだろうと思い立ってこの構築を組むことに。
最終順位は24,147位でした。シーズン後半はほとんどやってなかったので、しっかりやってたらもう少し上を目指せた自信はあります。そのくらい使い心地よかった。

【構築】


【運用】

<基本選出>
先発:エンニュート、ドヒドイデ
控え:テツノブジン以外から2体
シーズン2に続きまたこうなってしまった……。反省。
先発エンニュートで相手2体を毒に、ドヒドイデはまとわりつく。以降のターンはダメージを稼ぎつつ後続に繋ぐ。相手がエンニュートより速いときはエンニュートまもる、ドヒドイデこごえるかぜでエンニュートのどくガスやタスキがむしゃらを確実に撃てる状況を整えたりする。
後続は消耗した相手にとどめを刺す。

【個別解説】

(1) エンニュート
特性:ふしょく
性格:おくびょう
努力値:C252 S252 D6
テラスタイプ:どく
技:どくガス、だいもんじ、がむしゃら、まもる
持ち物:きあいのタスキ

先発で相手を毒にする重要なポジション。どくガスの命中は90なので、81%で両方に当たる。両方外れる確率は1%なのでまあ大事故はあまりなかった。
毒にした後はタスキがむしゃらを決めたかったが、エンニュートのタスキがむしゃらは有名なのでみんなめちゃくちゃ対策してきてあまり決まらなかった。ただ、相手がやたらとタスキがむしゃら対策をしてくるのでそれを逆手に取った動きが大成功した。集中攻撃をまもるでかわしたり、全体攻撃でちょっとだけ削って放置された場合はだいもんじで攻めたりという感じである。おかげでアタッカーとしてかなりいい動きができた。
がむしゃらは不発になっても一度見せるだけで相手にプレッシャーを与えられるのでとてもよかった。がむしゃらはHP1の状態でなくてもある程度HPが減ってたら毒とまとわりつくのダメージで相手を倒せることもあるのでそれも良かった。

(2) ドヒドイデ
特性:さいせいりょく
性格:なまいき
努力値:HP252 D252 B6
テラスタイプ:みず
技:まとわりつく、こごえるかぜ、トーチカ、ワイドガード
持ち物:しめつけバンド

先発の削り要因。命中100で相手のHPを毎ターン1/6削ってくれるまとわりつくの安定感は凄まじかった。どくガス外れで困りたくない方にまとわりつくことで心の余裕も生まれる。
先発が地面やエスパー弱点なのでじしんやワイドフォースを誘いやすく、それに対するワイドガードが気持ちいいくらい決まった。トリパのコータスも愚直にふんかしてくれたりするのでそれも防いだり。
こごえるかぜで隣のアタッカーをサポートできたりもするし、火力こそないけど終盤まで放置されても腐りづらい型だなって印象。
ちなみに、最遅じゃないことには特に理由はありません。最遅でもよかったけど、最遅にする理由もなかったので自分よりちょい速い組にこごかぜで上が取れたらいいかなぁくらいの気持ち。

(3) サザンドラ
特性:ふゆう
性格:ひかえめ
努力値:C252 S252 D6
テラスタイプ:あく
技:りゅうのはどう、あくのはどう、だいちのちから、まもる
持ち物:いのちのたま

安定した特殊アタッカー。程よい火力と程よい耐久、そしてこごえるかぜを受けた相手をいろいろ抜いてくれる程よい素早さ。単体火力は少々控えめではあるけど、毒やまとわりつくのダメージ込できれいにトドメを刺してくれる。
テラスタイプは火力の底上げとドラゴンに対する優位性を考えてあくに。あくタイプを維持することでドドゲザンに対する優位性も確保できる。

(4) デカヌチャン
特性:マイペース
性格:いじっぱり
努力値:HP252 A252 S6
テラスタイプ:はがね
技:デカハンマー、はたきおとす、ねこだまし、まもる
持ち物:メタルパウダー

デカハンごり押しアタッカー……に見せかけて実際はねこだまし要員として大活躍した。豊富な耐性からの繰り出し性能の高さと、そこからのねこだましで隣のアタッカーに殴ってもらう動きはとても良かった。
デカハンマーの火力も当然すごいので、物理アタッカーとしてもしっかり機能してくれた。ただ、残り1匹同士になったときの相手のまもるとの読み合いはもはや運ゲーだった。
はたきおとすは他にいい技がないので覚えさせたけど、道具無効化はやっぱり強かった。

(5) グレイシア
特性:ゆきがくれ
性格:ひかえめ
努力値:HP252 C252 S6
テラスタイプ:じめん
技:れいとうビーム、フリーズドライ、こおりのつぶて、テラバースト
持ち物:とつげきチョッキ

優秀な特殊アタッカー。サザンドラより選出多かった印象。グレイシアってこおりタイプじゃなかったらめっちゃ強いね。
まもるがほしい気持ちはめちゃくちゃあったけど、チョッキ持てばいろいろ耐えて反撃で返り討ちにできるのでこの形に。

(6) テツノブジン
特性:クォークチャージ
性格:ようき
努力値:A252 S252 HP6
テラスタイプ:フェアリー
技:ソウルクラッシュ、インファイト、かげうち、みちづれ
持ち物:ブーストエナジー

ほぼ選出しませんでした……。ごめんなさい。
対ノーマル、あくを意識するために入れたけど、それらのタイプは他のポケモンで対処できたので結局テツノブジンで見る必要はなかった。
この構築を組んだとき、誰か1体くらい高速アタッカーいないと後半相手の素早さ高めのポケモンに畳み掛けられちゃうかな?っと思ったが、耐えて反撃で倒したりこごえるかぜの効果で上を取れたりする場面が多く、高速アタッカー自体が不要だった。そもそも上を取って殴りに来る相手はおいかぜしてくるから素早さブーストテツノブジンくらいじゃ抜けないことが多い。
どちらかと言うと意識すべきはヘイラッシャシャリタツだったなという印象(もちろん別のポケモンで)。

【所感】

シーズン1で使った毒撒きパより使い心地はかなりよかった。やはりどく、はがねを含めて毒状態にできるのが強かった。ふしょくエンニュートで毒にできないのはサーフゴーはほのお技警戒で初手まもるが多かったので、次のターンに安心してだいもんじを打てた。 
ドヒドイデの安定感もとても良かった。最初この枠はドラパルトにしてたが、耐久が低すぎて仕事(まとわりつく)がうまく機能しなかった。ドヒドイデに変えたときじめんエスパーの共通弱点が怖かったが、そこが逆にワイガ成功に繋がったので先発2体の生存率がやたらと高く、後続サポートどころかこの2体で勝つこともそれなりにあった。
後続アタッカーの使い心地も良く、特にチョッキじめんグレイシアは優秀だった。
この構築の課題は「ヘイラッシャシャリタツが無理」という点。テツノブジンの枠を対策ポケモンに変更したかったが、今期はそこまでのモチベがなかったのでそのまま走りきった。
ヘイラッシャ対策はメタモン入れても面白そうだったなぁ。

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