【社員インタビュー】人見知りの私が、ブタさんの「お迎え相談数」で全店舗一位に。大切なことは動物が好きという純粋な気持ち
こんにちは、ピグ姉の北川です。
mipig(マイピッグ)では、全国に展開しているカフェのスタッフを中心に、ともに事業を盛り上げる仲間を募集しています。
そこで今回は、酪農の仕事を経験した後、mipigに入社し、現在は名古屋店店長を務めている山本愛乃さんにインタビュー。mipigに入社した理由や現在の仕事内容、仕事のやりがいについてお聞きしました。
※本記事は、note編集部がインタビュー内容を編集してお届けします。
「命の大切さを教える仕事」がしたいと思った
はじめまして、mipig cafe名古屋店店長を務める山本愛乃です。
私は小さな頃から動物が大好きで、中学卒業後に選んだのは家畜について学べる農業高校でした。その後は大阪ECO動物海洋専門学校へ進学し、動物園飼育員を目指しました。
私が動物について学ぶ中で感じたのは命の大切さです。高校時代は、鶏の屠殺(とさつ)も体験し、自分たちは命をいただいて生きていることを痛感しました。今では、普段食べているお肉に対して「ありがとう」と感謝することが習慣になっています。
また、専門学校では動物園のボランティアも経験しました。そのとき、子どもがモルモットの体をぎゅっと掴んでしまう場面を見てしまったんですよね。何気ない行為であっても、動物が苦しんだことに変わりはありません。その日から、多くの人に命を大事にすることの大切さを伝えたいと思うようになりました。
そこで就職活動では動物園を中心に面接を受けていたのですが、残念ながらすべて落ちてしまって。やむなく養豚ができる農業系の派遣会社に入社しました。ただ、養豚ではなく酪農関係の仕事に配属となってしまい、目指していた働き方とのギャップを感じるように。会社を離れ、ほかの道を模索することにしたんです。
ブタさんのお母さんみたいなスタッフに惹かれて入社
mipigの存在を知ったのは学生の時でした。mipig cafe(マイピッグカフェ)大阪店に遊びに行く機会があったんです。これまで家畜としてのブタさんにしか触れてこなかった私にとって、マイクロブタさんが自分の膝に乗ってくれる体験はとても衝撃的で。ものすごく可愛かったんですよね。
それにお店のスタッフもステキな方が多く、心地いい距離感でブタさんの魅力を伝えてくれました。飼育員ではなくお母さんみたいな雰囲気というか……。以来、私にとってmipig cafe は大好きな空間になり、その後も3回ほど来店しました。
派遣会社を退職し、次の仕事先を探していた時にmipig のことを思い出したのは自然な流れだったように思います。そして、試しにmipig cafe の求人を探してみようと調べていた時に見つけたのが名古屋店のオープニングスタッフ募集の文字です。
運命を感じた私はすぐにアルバイトへ応募し、無事に採用してもらうことができました。
人とのふれあいも魅力的な仕事
仕事が始まると、まずはブタさんのお世話と接客からスタート。数ヶ月後には正社員として採用されました。ブタさんのお迎え相談(生体販売)も担当できるようになり、2023年3月からは名古屋店の店長を務めています。
mipig cafe名古屋店の営業時間は10時半から20時まで。スタッフは基本的にシフト制です。オープン前の9時には社員やバイトリーダーが出勤し、ブタさんのごはんの準備やトイレのお世話、体拭きを始めます。
オープンの時間になると予約をいただいているお客様が来店されるので、接客やお迎え相談のお仕事を中心に進め、ブタさんとのふれあいの時間を楽しんでいただきます。
お店が20時に閉店し、1時間かけて店内の清掃をしたら一日の業務が終了。
スケジュールを見てもわかるように、仕事の大半はお客様の接客です。もともと人見知りの私は、お客様へのお声がけにハードルの高さを感じていました。悩んだ結果、ブタさんを通して間接的にお客様と会話する方法を取ることに。お客様ではなく、そばにいるブタさんの方に歩み寄って、ブタさんをなでてあげるんです。
すると、お客様も「ブタさんはどこをなでられると気持ちいいんですか?」と聞いてくれるので、そこから自然なコミュニケーションにつなげることができます。
お会計のときにお客様から「楽しかった」と言ってもらえて、とても嬉しかったのを覚えています。そうするうちに、ブタさんとのふれあいだけでなく、人とのふれあいにも充実感を抱くことができるようになりました。
お客様にまた来たいと思っていただくために
仕事のやりがいを感じる瞬間は2つあって、1つはブタさんの魅力を知ってもらい、実際にペットとしてお迎えしてもらうこと。もう1つはmipig cafe のファンになっていただくことです。そのためにも、ご縁をつなげられるような接客を心がけています。
私もよく動物カフェに行くのですが、何度も行きたい場所とそうでもない場所があります。その違いは、動物に癒やされただけでなく、カフェのスタッフに話しかけられて、楽しいと思えた経験があるかどうかの差です。そのため、お客様にとって「楽しい。また来たい」と思ってもらえる工夫を日頃から考えるようになりました。
また、ブタさんのお迎えにご興味がある方には、ブタさんを飼う上での心配ごとは何かをていねいに聞くようにしています。特別なことはせずとも、ブタさんの魅力が伝わり、不安が解消されれば、自然とブタさんと暮らす生活を描いてくれます。
その結果、いつの間にかブタさんのお迎え(生体販売)で全店舗で一位の成約数になっていました。大切なのは「飼ってください」と営業することではなく、ブタさんの幸せを最優先に考え、新しい家族(ご家庭)のもとへ卒業させてあげること。この感覚を大事に、みんながハッピーになれる道を常に考えるようにしています。
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私も最初はただ動物が大好きなだけで、接客も苦手な人見知りの性格でした。でも仕事を続けるうちにコミュニケーションもできるようになるので、心配はいりません。ブタさんの魅力を広めていきたい方、ぜひ一緒に働きましょう!
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