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阪神JFの分析(2)~上がりについて

こんにちは。
阪神JFの分析2回目では「上がり」について見ていきたい。
前回の記事で上がり3ハロンタイムが大事であることを書いたが、馬券内に来る馬はどんな上がりを前走までに使っているのだろうか。前回と同じく、過去10年のデータを用いて調べていこう。

馬券内30頭のうち25頭は

前走までの時点で、出走したレース全てにおいて
(1)上がり3位以内
(2)(1)以外の場合、33秒台の上がり

を使っていることがわかった。

これに該当せず「上がり4位以下かつ34秒以上の上がり」を出して馬券内に来た5頭は下記。阪神JFの着順と「上がり4位以下かつ34秒以上の上がり」を出したレースと着順、そしてコーナー通過順も挙げてみる。

2019 1着レシステンシア 新馬戦1着:1-1
2016 3着レーヌミノル 京王杯2歳S2着:2-2
2015 1着メジャーエンブレム アルテミスS2着:1-1
2015 2着ウインファビラス アルテミスS5着:10-9
2014 3着ココロノアイ 京王杯2歳S1着:3-3

ウインファビュラス、ココロノアイを除くと「逃げ・番手」でそのレースを「連対」。
ウインファビュラス、レシステンシアを除くと「京王杯2歳SまたはアルテミスSを連対」という条件がつくだろうか。

これをまとめて、以下の条件にする。

(1)全レース上がり3位以内
(2)上記以外のレースで33秒台の上がり
(3)上記以外のレースで「逃げ・番手」で重賞以外を勝利または重賞を連対
(4)上記以外のレースが「京王杯2歳S」または「アルテミスS」で連対

うーん、(3)・(4)は必要だろうか。
(1)、(2)のみをフィルターにして登録馬を絞ると、弾かれるのは

カルチャーデイ
クイックバイオ
シカゴスティング
スウィープフィート
テリオスルル
ドナベティ
ナナオ
プシプシーナ
ミライテーラー

で、(3)・(4)まで含むと

カルチャーデイ
クイックバイオ
シカゴスティング
スウィープフィート
テリオスルル
ドナベティ
ナナオ
ミライテーラー

が弾かれてプシプシーナは条件クリアとなる。
いったん上記の8頭は消してもいいかと考えている。

今回はここまで。
次回も阪神JFの分析記事を上げていきたい。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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