阪神JFの分析（１）～事実上の桜花賞前哨戦

こんばんは。
本日はチャンピオンズカップが終わったところなので、ざっくりと阪神ジュベナイルフィリーズ（以下、阪神JF）の予習をしていこう。細かい記事は日を追って投稿しようと思う。

位置づけは「プレ桜花賞」

余談だが、今年の桜花賞に向けて書いた記事では

• 阪神JF出走ありだと無い馬と比べて複勝率が2倍も高い

• JF好走馬の直行は桜花賞でも好走確率が高い

• JFの時点でついた実力差は縮まらない傾向

と書いた。
書いてからわかったが、阪神JFはまさしく「桜花賞前哨戦」といえる。

データから見る傾向

ポイントとしては

• 上がりが大事

• 間隔は中4週以上が目安

• 前走東京組が馬券内の2/3を占める

• 馬券内の2/3は前走重賞組

• 外目の枠は不利

ぐらいだろうか。

当日の上りと前走の上りを調べてみると

脚質上り　着別度数　勝率　連対率　複勝率
平地・逃げ　1-0-0-9/10　10.0%　10.0%　10.0%
平地・先行　3-1-1-36/41　7.3%　9.8%　12.2%
平地・中団　5-6-8-53/72　6.9%　15.3%　26.4%
平地・後方　1-3-1-50/55　1.8%　7.3%　9.1%
平地・ﾏｸﾘ　0-0-0-0/0　　　
3F１位　3-3-1-5/12　25.0%　50.0%　58.3%
3F２位　3-1-2-2/8　37.5%　50.0%　75.0%
3F３位　2-1-3-6/12　16.7%　25.0%　50.0%
3F～５位　0-5-3-14/22　0.0%　22.7%　36.4%
3F６位～　2-0-1-121/124　1.6%　1.6%　2.4%

前走脚質　着別度数　勝率　連対率　複勝率
平地・逃げ　1-0-0-19/20　5.0%　5.0%　5.0%
平地・先行　6-2-6-57/71　8.5%　11.3%　19.7%
平地・中団　3-5-3-44/55　5.5%　14.5%　20.0%
平地・後方　0-2-1-27/30　0.0%　6.7%　10.0%
平地・ﾏｸﾘ　0-1-0-1/2　0.0%　50.0%　50.0%
3F１位　5-5-1-37/48　10.4%　20.8%　22.9%
3F２位　1-2-2-21/26　3.8%　11.5%　19.2%
3F３位　2-1-4-20/27　7.4%　11.1%　25.9%
3F～５位　1-2-2-30/35　2.9%　8.6%　14.3%
3F６位～　1-0-1-37/39　2.6%　2.6%　5.1%

と、上り3位以内が非常に優秀、少なくとも6位以下では厳しいことがわかる。

間隔については

間隔　着別度数　勝率　連対率　複勝率
連闘　0-0-0-0/0　　　
２週　0-1-0-14/15　0.00%　6.70%　6.70%
３週　1-0-1-27/29　3.40%　3.40%　6.90%
４週　0-0-0-13/13　0.00%　0.00%　0.00%
5～9週　8-6-8-77/99　8.10%　14.10%　22.20%
10～25週　1-3-1-17/22　4.50%　18.20%　22.70%

と、5週以上（中4週以上）が馬券内の9割を占める。

前走場所では

前走場所　着別度数　勝率　連対率　複勝率
札幌　0-0-1-3/4　0.00%　0.00%　25.00%
函館　1-0-0-2/3　33.30%　33.30%　33.30%
福島　0-0-0-3/3　0.00%　0.00%　0.00%
新潟　0-1-0-6/7　0.00%　14.30%　14.30%
東京　7-6-7-45/65　10.80%　20.00%　30.80%
中山　0-2-0-4/6　0.00%　33.30%　33.30%
中京　0-0-0-3/3　0.00%　0.00%　0.00%
京都　2-1-1-56/60　3.30%　5.00%　6.70%
阪神　0-0-1-22/23　0.00%　0.00%　4.30%

東京が馬券内の2/3と安定。

前走クラスでは

前走クラス　着別度数　勝率　連対率　複勝率
新馬　0-1-0-12/13　0.00%　7.70%　7.70%
未勝利　0-0-0-10/10　0.00%　0.00%　0.00%
１勝　1-3-2-44/50　2.00%　8.00%　12.00%
２勝　0-0-0-0/0　　　
３勝　0-0-0-0/0　　　
OPEN非L　1-1-0-11/13　7.70%　15.40%　15.40%
OPEN(L)　0-0-0-1/1　0.00%　0.00%　0.00%
Ｇ３　8-4-7-60/79　10.10%　15.20%　24.10%
Ｇ２　0-1-1-7/9　0.00%　11.10%　22.20%

7割が重賞を占めていた。

枠を見ると
枠番　着別度数　勝率　連対率　複勝率
１枠　2-0-0-18/20　10.0%　10.0%　10.0%
２枠　1-1-3-15/20　5.0%　10.0%　25.0%
３枠　1-0-1-18/20　5.0%　5.0%　10.0%
４枠　1-2-0-17/20　5.0%　15.0%　15.0%
５枠　2-3-1-14/20　10.0%　25.0%　30.0%
６枠　1-2-3-14/20　5.0%　15.0%　30.0%
７枠　1-1-2-25/29　3.4%　6.9%　13.8%
８枠　1-1-0-27/29　3.4%　6.9%　6.9%

と、それほど気にならないが馬番を見ると
馬番　着別度数　勝率　連対率　複勝率
１番　 0- 0- 0-10/10　0.0%　0.0%　0.0%
２番　 2- 0- 0- 8/10　20.0%　20.0%　20.0%
３番　 0- 1- 0- 9/10　0.0%　10.0%　10.0%
４番　 1- 0- 3- 6/10　10.0%　10.0%　40.0%
５番　 0- 0- 0-10/10　0.0%　0.0%　0.0%
６番　 1- 0- 1- 8/10　10.0%　10.0%　20.0%
７番　 0- 2- 0- 8/10　0.0%　20.0%　20.0%
８番　 1- 0- 0- 9/10　10.0%　10.0%　10.0%
９番　 1- 2- 0- 7/10　10.0%　30.0%　30.0%
10番　 1- 1- 1- 7/10　10.0%　20.0%　30.0%
11番　 1- 2- 3- 4/10　10.0%　30.0%　60.0%
12番　 0- 0- 0-10/10　0.0%　0.0%　0.0%
13番　 1- 1- 2- 6/10　10.0%　20.0%　40.0%
14番　 0- 0- 0-10/10　0.0%　0.0%　0.0%
15番　 0- 0- 0-10/10　0.0%　0.0%　0.0%
16番　 1- 0- 0- 9/10　10.0%　10.0%　10.0%
17番　 0- 0- 0- 9/ 9　0.0%　0.0%　0.0%
18番　 0- 1- 0- 8/ 9　0.0%　11.1%　11.1%

と、14番以降は厳しいか。

いったんここまで。
次回はこの数字を細かく見ていくのか、それとも別のデータを見ていくのか、レースの内容を見ていくのかまだ決めていない。あと数本書くことは決めているので次回も見てもらえたら。

ここまで読んでいただきありがとうございました。