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柴田早理「かっぱの寺のクリエイティブな住職さん」(2日目)

今日は町内散策の日。
河津町で素敵なものをたくさん見せていただきました。

その中でも一番印象に残ったのが「かっぱの寺 栖足寺(せいそくじ)」です。

お寺の敷地内には様々なかっぱがいます。

困ったかっぱをお坊さんが助けたら、その晩、お礼に河津川のせせらぎが聞こえる甕をかっぱが持ってきた、そんなむかし話が残っているお寺です。

地域の民話って、いいですよね。
昔は色々なことが妖怪のしわざだと話し、言い伝えられてきたのでしょう。

こちらのお寺の住職・千葉さんが雰囲気たっぷりにおはなしして下さりました。

これが民話に伝わる「かっぱのかめ」。

かっぱが置いていった甕からは、河津川のせせらぎがが聞こえる…ということで試しに耳を当ててみれば、確かに清流が聞こえる…気がしました。

私が感銘を受けたのは、住職・千葉さんのクリエイティブさ。

侘び寂びな雰囲気の栖足寺

仏教を表現するため、禅プロジェクションマッピングなど先進的な取り組みをされています。仏教を表現したアート制作もされており、その作品の数々も素晴らしいのです!

住職・千葉さんによるクリエイティブな取り組みは数多くありますが、特に私が惹かれたのは花札柄の御朱印。

千葉さんご自身がデザインされたそう。般若心経が書かれたこの御朱印、色彩といい、図柄といい他にはないなんとも言えない美しさ。
河津町滞在の記念にぜひ。

たくさんの種類がありどれにしようか迷ってしまいます。

かっぱは水に強いということで水難除けの石もいただきました。

河津町でのアクティビティが無事に過ごせますように。

「仏教」のイメージを変えていく千葉さんのサービス精神に溢れたお寺経験。おはなし、デザイン、音楽…と多彩に楽しませてくれます。

河津町の素晴らしいアーティストと交流できたことが、今日のハイライトであり私の中で大きな刺激になりました。

甕を持ったカッパ夫婦のブロンズ像。夫婦円満の象徴でもあるそう。

お寺の天井画も素晴らしいです。

家紋の原型植物が描かれた天井画。こちらは非常に古いものだそう。色彩が綺麗に残っています。

※河津町のかっぱのストーリーはこちらから読むことが出来ました。https://kappa.live/kappa/

「かっぱの寺 栖足寺(せいそくじ)」とてもおすすめです!

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