Yoko Ichikawa「海を去る(7日目)」
あっという間に最終日を迎えた。ホストの皆さんが「御前崎はとにかく風が強い!」とおっしゃっていて、最後にそれを体感することになろうとは思わなかった。
早朝、外からドッタンバッタン凄まじい音がすると思ったら、暴風でお宿のトタン屋根が剥がれかけていた(と後ほど宿のオーナーにお聞きした)。7日間の滞在を通じて、百面相のような海を見ることができたのは良い経験だったと思う。
これほど地元に密着したレジデンスを体験できるとは思わなかったので、帰りの車では色々と思い出すことが多く、どうまとめようか迷うくらいだ。
御前崎で考えたことは滞在まとめでしっかり書こうと思う。某実業家は「好きなことに時間を確保すれば、時間の使い方はおのずと決まる」と言ったが、御前崎での滞在はまさにそれを体感するものだった。
「いつでもお待ちしています」とエールを送ってくださったホストの皆さんの温かさに触れながら、帰路についた。
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