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櫻井麻樹 「その土地に生きる人たち」(4日目)

滞在4日目
今日も快晴!!

その土地を知るには一緒に体験してみるに限る!という事で
今日はおんぱくのイベントに参加することにしました
まずはサツマイモ堀り体験へ

・・・・・とその前にまだ時間があったので気になっていたお店
IPPUKU HOUSE 椿へ

中には機材がずらり
結構広く、さらに奥に行くと
開放感のあるなんと素敵な景色
ここに決定
大盛で600円! 美味しかった

どうやらこのお店夜にはライブハウスになるようで、定期的にライブをやっており、今日の夜にはアマチュアライブなるイベントが!
お店のオーナーさんに夜にもう一回くるかもしれませんとお伝えして、サツマイモ堀りへ
何と参加者は1人!!
実は12日に40名でまとめてサツマイモ堀りをするらしく、そこまで滞在していないという事でやらせて頂きました!

本来はこれ
掘りやすいようにあらかじめ手入れをしてくれているようで
ここに決定!

久々の土いじり、純粋に楽しく、こうやって実際に体験してみると大地に愛着が湧いてきました。

ちょこっと見えてきました!
でた!
ひき続きもういっちょ!
でた!
さらにもういっちょ!
でた!
結構とれました!

集中して芋掘りをしているととても充実して健康的な気持ちになれました!
生きるって大地と繋がってるよなと感じる時間でした。

今回 サツマイモ掘りを案内してくれた富田さんと少しお話をしたら

富田さんと一緒にパシャリ

もともと家が農家で5代目(といっていたかな?)もともと親がお茶をやってて、富田さんはそれを継がず、居酒屋をやりたいという事で3年間だけやらせてもらってたらしく、その理由が富田さん自身が初めての人と距離を知事めるのが苦手で、それを克服するために接客業をやりたいからと居酒屋をやったという事でした、そして自信がついて、農業に戻ったときに、お茶だけでなくサツマイモの方が良いと感じたらしくサツマイモをはじめて、今では大根なども作ったりしているといってました。

そこで富田さんに「暮らしている中で自分なりの芸術を感じる事がありますか?ときいたら、こんな無茶な質問に、サツマイモを干す時に切って並べていると日の光を浴びて金色に光る時があるんですって、それを見て美しいと思う事、と芋を育てて、食べてもらって美味しいといってもらえる事かな(その創作過程が)と答えてくれました。

あとは富田さんにとってどういうようになったら発展していってる感じますか?
ときいたら

今は色々な土地に芋のブランドがあるように(紅はるか、紅○○など)それ自分の(この土地の)ブランド芋を作りたいと
宮崎の方に(確か!)人がそんなにいない奥の方にある道の駅なのにいつも駐車場が埋まってしまうくらい人がたくさん集まってくる場所があり、それはみんながそこにあるブランドの野菜などを求めにやって来るからだと
それだけ素晴らしいブランドの芋を作ったらそれによって沢山の人が集まってきてくれるかもしれないと、そしてそれはお金が集まるとか、ビルが建つとかではなく、そういったブランドが作れるいいものが集まるところにはポジティブなものが生まれている、ポジティブ同士じゃないといいものは生まれないんだと、違った野菜を作っている所が最近ややネガティブになりかかっている、そんなネガティブな事を聞いている子供とかが後継者になりたいと思えるわけがない、ポジティブを生むところにはポジティブな連鎖が起きていく、だからこそポジティブを生み続けていく事が発展なんじゃないかなとおもう。とそのような事をこたえてくれました。

そこに芸術と協働していくとしたら何ができるか?
という話をしていくと

例えば今はサツマイモ掘りをして、掘った芋を焼いて食べたりすると自分が掘った芋が自分の口に入るまでの実感できる流れになる企画がある、午前に芋掘りをしていも食べて、午後にまた何かのイベントにお客さんを連れていくとなる時にその繋ぎを埋めてくれる何かがあったらいいなぁ
違った業種やそういう新たな出会いが新しいアイデアなどを生んでくれるよねと、そういう意味では今回のおんぱくに関わって色々な人と出会えたのは新たなポジティブを生み出していけていてとても良かったと。

とそのように貴重な時間を頂いて話してくれました。

昨日も感じたこの土地の人達の生きていく強さというのをここでも感じる事が出来ました。
御前崎は日照時間が長く、気候が温かく、日の光を浴びながら生活している人達はなんか陽気で、ポジティブ要素も強く、人生を楽しく生きているなと。
そんな要素が御前崎にはあるなと感じました。

気持ちもほっこりしながら、次のイベント
OMAEZAKI STYLE CLUB のメンバーでありアーティストのJiroさんの塗り絵アートイベントにお邪魔しました!

Jiroさんの作品
同じく!

滞在して4日目についにしっかりとJiroさんに会えました!(写真はとり忘れました!!)

今回のテーマはLove is every where 愛はどこにでもあふれていると
頑張って塗りました!楽しすぎて1時間30やってました・・・子供達よりも長く

Jiroさんとも色を塗りながらお話させて頂きました。
Jiroさん曰く、御前崎に関しては芸術に触れる機会は結構あると昨日僕らがいった、浜岡砂丘近くのかつみもライブをやっているし、有名なミュージシャン結構きてるし、ツアーをまわる時の立ち寄り場所になっていたりもすると、そしてアーティストも結構住んでいる。
あとは芸術の中にもメジャー、マイナーがやはりあり、良い意味で人に知ってもらいやすくするためのメジャーなやり方、みせ方も必要になってくるのかなとそういった話もしてくれました。
あとは結構コアな話もあり、Jiroさん生い立ち、父親の影響、アイヌ、スペイン、チェゲバラ、御前崎に来てから今までのこと、哲学などなど、その一つ一つがまさにLove is every where 愛にあふれている方だなと
お互いの事も話せて、とても有意義な時間となりました!
また滞在中にお会いできるのでその時をまた楽しみにしつつ、


次は額田さんと一緒にIPPUKU HOUSE 椿へ ライブを見に行ってきました!
今夜の企画は「アマチュアナイト」御前崎に住んでいる方がコアに楽しむようなイメージをもって入りましたが、これが素晴らしかった!
年配の方達が多かったですが、アマチュアじゃない・・・プロって何だ?
っていうくらい濃かったです。

皆さん楽しんでます、もちろん僕らも楽しみました!

純粋に演者も、観客も楽しんでますよね。
こういう時間を持てる場所があるというのは本当に素敵だって思いました。
ノートにも沢山書いてますが生きる力が強い土地だなと

あと確か昨日の深堀りツアーのみきさんが言ってたと思うんですが、御前崎市は場所によって方言が変わって来るみたいで、このエリアの中だけでこれだけ方言が違うというのは中々珍しいんじゃないかと思うので、
海に近いエリアと、山の方に近いエリアだとまた違った感覚があるかもしれないので、まだ行ってないエリアにも足を運びたいと思っています。

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