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久木田茜「谷間の町(滞在1日目)」

こんにちは。久木田茜です。
今回、MAWプロジェクトでは龍山で旅人とな李、本日がその1日目。
私の住んでいるのは千葉である。
前夜の深夜割を利用するため、前日深夜から移動し、海老名PAで仮眠を取り朝方到着した。

足利PA やはり富士山は良いね
途中の橋に街頭が龍のデザイン🐉かわいい^^

私が龍山に惹かれた理由は、その村のほとんどが自然に囲まれた集落であるということ。
ほとんど自然の中での生活やそれに付随する歴史はどんなものか、そして、そういった環境にはいったときに自分はどうなるか、という期待から龍山を希望した。

到着した龍山は、山と山の谷間にあるような不思議な町だった。

天竜川を中心に発展した谷間の町


早速ホストの方と合流し、早速地元の老人会によるレクリエーション会に参加し、地域の方との交流を図った。
様々な地元の情報を得ることができた。

所感としては、ミニマルなスケールの中に、細く大事に生きながらえてきた歴史があるように感じる。
印象深かったのは、1956年に作られた佐久間ダムの調整ダムとして秋葉ダム(上の写真中央)ができたらしいが、それは一つの集落を潰してできたダムらしい。
この地図を見ているとこの町は、ダムと天竜川を中心として発展してるように感じる。
近くは長野と愛知に挟まれている独特の地形。
到着して、地域との方と交流を図って数時間、少し天竜川沿いを歩いてみたくらいだが、独特の地理から生み出される自然と歴史を感じた。

天竜川沿い

話はズレるが、私は美術家という肩書きを持って旅人となった。
私の作品は http://wwww.akane-kukita.com/
主に彫刻作品などを、装飾的なモチーフや装飾の持つ構造を活用することによって人工物と自然とのつながりや生命力の表現をすることである。

装飾は、当たり前に溢れている雑草のようなものである。
その雑草が決して悪いわけではなく、当たり前のようにあるからこそ強い生命力や繁茂する力があるように感じている。
そのような装飾をテーマに作品制作をしているわけだが、今回龍山に来て何か繋がるかなあ? まだまだわからないけど、2日目に期待したいと思う。

こっそり撮った、白山神社の神輿。この3枚の葉は何の葉だろうか?

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