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鈴木のぞみ「おじいさんのランプ」南伊豆4日目

・意見交換会
・石切場
・ハロウィンイベント
・ローカル×ローカル バータイム


4日目の朝は、今回ホストをして頂いているゲストハウス・ローカル×ローカルさんで、住民の方々にお越しいただき(中野さん、村瀬さん、山口さん)、と 滞在アーティスト(韓さん、西松さん、わたし)、アーツカウンシルから立石さん、そしてホストの一鉄さんと渡邉さんで意見交換会。

今回の滞在では、なんでも良いので この海辺の町で何かに出会えたらいいなぁと思っている。
ここ数日 少しアンテナがたったものは、「塩」と「洞窟の音」だったと思う。
それは、今現在ぐるぐる頭の中で遊んでいる存在で、後半の滞在中にもう少し触れたいなと思っている。

この交流会では、山口さんから、この町への熱を感じ、もっとお話を聞きたいと思い、後半の滞在でお話を伺う予定。

この日は、交流会後、「石切場」へ行ってみた。
南伊豆では、江戸時代〜昭和初期まで石材を切り出していたため、こんな石切場が山の中に眠っている。
オーナーさんが入り口まで案内してくれ、中は1人で自由に歩けた。

南伊豆から産出された「伊豆石」は江戸城の石垣にも使われたと伝わる。

明治の前半ころ最盛期に、大正時代に入りコンクリートやより安い海外産石材の普及もあって石材の需要が減少し、昭和初期に採掘が終了し閉山。
重宝され賑わった石切場が、山の中に眠った。

南伊豆町に来る前に、龍山に滞在していたアーティストさんたちと話した、「おじいさんのランプ」の話を思い出した。

時代は移り変わっていき、永遠の繁栄はない。

そんな残された気配を1人感じながら、
岩場の間でオカリナを鳴らしたり、声を出したりして 1時間ほどその石の反響を試してみた。

石切場の入り口
オーナーさんの先代がこだわって手で切り拓いたという歩道
石の隙間から見える木々が、風に揺られていた

その後は、MAWアーティストの西松さんに同行してアート村へ行ったり、ハロウィンのイベントにお邪魔したり。

縄文土器の作品を作られている島川さん

最終的に、西松さんと、アーツカウンシルしずおかの立石さんとBar ローカル×ローカルで。
山口さんより、自身が推進している「2023 トコリンピック世界大会」の手ぬぐいのお土産が届いていた。「トコリンピック」というサウンドがかなりツボにはまった。

Bar ローカル×ローカル

後にWEBをチェックしたら、"~断崖絶壁の秘境 伊浜で繰り広げられる 世界一をかけた熱い戦い~" とのフレーズ。笑
後半、2泊3日の中で伊浜地域には行こうと思う。

ローカル×ローカルさんには2泊させてもらい、とても快適だった。
鍵盤が設置できるスペースがあるこのお部屋。朝3:30に目覚めて、お布団のそばに鍵盤があるので、頭に流れた音を忘れないうちに、とそのまま小さな小さな音を鳴らして記録した。

ベランダが広くハンモックがあるお部屋
MAW旅人、西松さんとホストの一鉄さん、渡邉さん。
(もう1人の旅人 韓さんはこの日で旅終了)


MEMO :
・世界一のトコロテンギネス記録
・クリカツ

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