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アラキモモカ「10分(4日目)」

おはようございます。
アラキモモカです。
蚊に困っています。まじで生命力が強すぎます。夏が長くなったからなのか、海のそばだからなのか、10月ですが蚊が超元気です。
毎日必ず刺されています。
もう結んだら何かの星座になりそうなくらい刺されました。

10/12(木)
今日は自由行動の日。
午前中は朝ごはんを食べてのんびりして、周辺を少し散歩。午後はオンラインでゼミに出席します。
コロナの影響でこうして京都にいなくても、ときどきオンラインで授業に出席しても良い仕組みになりました。
ゼミの先生も、レジデンスでスロベニアにいました。
スロベニアと静岡と京都の大学の教室を繋いで、ゼミをします。スロベニアは朝6時だそうです。スロベニアは6時だろうが、京都と静岡は13時で、どこにいても同じ地球にいて授業できるのはオンラインのおかげです。
画面に映る先生の背景にはイタリアの葡萄畑が映っていたので、対抗して途中で静波海岸へ移動しました。画面越しにゼミのみんなに見てもらいました。
謎の授業風景です。

夕方、授業が終わって、自転車で街を散策します。

町の至る所にお茶畑、普通の畑とどちらが多いんだろう、静岡にいるんだなと実感


ねこ、猫、ネコ

スーパーへ行ったり、ご飯を食べたり、コインランドリーへ行ったり、暗くなるまで自転車で街を満喫。

驚いたのは、10分の距離。
海から10分ほど自転車を漕げば、山があることです。10分漕ぐだけで、景色が大きく変わって、山の空気。
とても不思議、海の街のようで山の町。
山の町のようで海の街。

その10分の合間、少し海よりのところには災害時のための避難タワーがあります。

初日に尾﨑さんから、この町の津波の対策について教えてもらいました。
3.11をきっかけに、牧之原市だけでなく、周辺の街も市民を守るために、大きな防波堤を建てる計画が進んでいるそうです。初日には御前崎に行く途中に大きな大きな堤防が建てられている現状を知りました。

海の存在が大きい街だからこそ、海を見えなくしてまで、堤防を建てる必要があるのか、私も実家は海の街なので津波については考えなくてはいけないことです。
以前の投稿で自然の優しさについて触れましたが、その優しさだけでなく、厳しさにも、勝てません。

大切なのは向き合い方。

街を実際に巡ることで、
街が海だけでなく、そこに住む人、家やお店、山や茶畑、色んなものによってできていることを実感。
当たり前のことですが、京都からこの街に来たことで、改めて一つ一つの営みに注目しているような気がします。

帰りは誰もいない暗い畑道を自転車で漕いで、大きい声であいみょんを歌いながら帰ります。
波の音がいい感じに、コーラスで盛り上げてくれます。

アラキモモカ


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