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新井厚子「市之瀬 立ち話すわり話2。そしてお祭り」(6日目)

この週末は、花火を打ち上げる音が朝から聞こえました。お祭りの時はよくあがり
どうやら、のろしのようなものらしいのです。
そして29日は高根白山神社のお祭り。
お昼前に神社に向かうことにして、まずは、お天気の良い市之瀬の散歩。

坂の下を、電動スクータみたいな乗り物でゆくおじさん。足が弱って、これで移動しているそうです。
この辺も若い人は街に行って、空き家も増えてな、とのこと。そうね、玄関先に人の匂いのないうちも目につきます。

お茶農家さんだったそうで、働く人の手に重みを感じました。

石段を登っていくと、お日様にヒラヒラはためく洗濯物。
風にはためくシャツやタオル、人の生活がそこにあると思うと、ホッとします。

坂を登って行くと、何やら話し声。おばあちゃん達が柿を食べながら日向ぼっこです。
「どこにおるの?どこ行くの?」「幼稚園にいてね〜」しばし立ち話。
小さいおじさんは、ニコニコ聞いていて、隣のおばさんによると、あんまり理解できてないらしいです。
後から軽トラで来たおじさん、地下足袋姿が似合ってっます。
柿をいただいて、今日のお祭りの話。

おばちゃんの赤いピンが何だか可愛い。
10月も終わりだけど日差しが強いね。帽子をすっぽり。

そろそろと、降りかけると、坂の途中でおばちゃん日向ぼっこ。
ちゃんと木の板を置いて、他の人も座れるようになっています。

さて、お昼前には、高根白山神社のお祭り。1日目に見学させてもらったお神楽の練習の本番です。
蔵田の村からさらに上に乗合車で行きます。
標高700メートル以上の山の上にたくさんの人。
12時から4時近くまで、全12幕のお神楽。
コメディーみたいなものもあって、仮面も面白い。ちょっと詳しく知りたくなりました。

お面がおもしろい
剣を使う舞。本物の剣だそうです。

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