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鈴木のぞみ「ぽちゃん、と音が聴こえるような」南伊豆2日目
・釣りツアー
・石垣りんさんの文学記念室
・ユウスゲ公園からの夕陽
山から海に来たので、とりあえず海の水に触れてみよう、ということで
小浦の港から船にのせてもらい海釣りへ。
この日は、凪。穏やかすぎる波に、水の模様が 大きな風呂敷の上で揺られているようだった。
江戸時代、妻良には方は御城米船が入り、小浦の方は一般の廻船が留まる
海路の宿場町風待ち湊であったとのこと。初日のジオガイドたまちゃんが教えてくれた。
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白浜層群の凝灰質砂岩の堆積後に貫入した岩脈が「蛇下り」と呼ばれている
釣りは、25cm以下のアカハタはリリースしなければいけないとのことで、
大きなものが釣れなくてけっこう苦戦した。釣り竿から糸を通して、自分の海に対する意識が伝わっているような気がした。
海の水はどこまでも繋がって、海流や満ち引きがあったり、普段山川で過ごしている私には未知の世界。まだ全然仲良くなれないようだ。
釣りを終えて、来る前から気になっていた、詩人 石垣りんさんの文学記念室へ。
石垣りんさんの詩は、自身の生活、体の中に渦巻く叫び、行き場のない感情のような、初めて触れる種類で
私の作る音楽と全く違っていて、作りたくても作れていないもの。
文学堂には、未発表の詩集もあり、また後日1人でゆっくり訪れる予定。
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その後 夕陽スポット、ユウスゲ公園へ。
私の住む龍山町では、朝陽も夕陽も見られない。(山のてっぺんに行けば見える)だから、子供の頃はいつも、大きなマドレーヌのような夕陽に憧れていた。
夕陽が沈むギリギリに到着したら ちょうど、水面に触れるギリギリのところだった。ぽちゃん、と音がして波紋が広がりそうに見えた。
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音を残していきたいけれど ゆっくり鍵盤を広げるスペースとタイミングがないので、後々思い出して鳴らしてみるための記憶に iphoneでとった動画をscketchとしてそのままおいておく。
ゆっくりゆっくり、沈んでピンク色に染まる夕陽 ↓
MEMO :
・寝魚・・岩場(根っこという)にいる魚のことで、眠っている魚ではない 笑
・風呂敷に包まれているような
・オオモンハタ、アカハタ、・・・
・ぽちゃん、と触れたらあっという間
・ピンク色の玉の向かいに、今か今かと出番を待つ白の月
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