だからわたしは就活をしない
大学3年生の3月、就活ではなくnoteを始めた。「文章を書きたい」と思ったからだ。
半年前から周りのみんなは企業研究や自己分析を進めている。その間もわたしはずっと1人で黙々と物語などを書いたりしていた。週に3日、息抜き代わりのアルバイトをし、あとの時間はひたすら書く。そんな変わり映えのない生活が気づけば最高に楽しいものになっていた。
「自分は就活をしないのかもしれない」と、ぼんやり思い始めたのは何も今しがたのことじゃない。高校卒業後の進路を決める夏あたりからおそらく兆し