【Music】渋谷のサーキットフェスに行ってきた話/ライブレポート「SYNCHRONICITY'24」
この前の土曜日(2024年4月13日)に渋谷のサーキットフェスSYNCHRONICITY'24に行ってきました!
せっかくですので、この記事に感想を残しておきたいと思います。
※SYNCHRONICITY'24自体は2024年4月13日(土)、14日(日)の2日間開催でした。
SYNCHRONICITYのご紹介 超都市型フェス
SYNCHRONICITYは、「未来をつなぐ出会いと感動」をテーマとする音楽フェスです。毎年、東京・渋谷で4月に開催されています。
土日の渋谷の喧騒に紛れて、色々なライブハウスで同時にライブがガンガン行われています。おそらく音楽フェスに馴染みのない方は、渋谷にいらしてもフェスが開催されているとは気がつかないと思います。そういった意味で、まさに都市に馴染んだ都市型フェスと言えます。
出演しているアーティストは信頼のおけるインディーズ系のバンドが中心で、ラインナップがにくいくらいに素敵です。
アーティストごとの感想! 好きが深まった時間
今回、長時間見れたアーティストについて順にコメントしていきます。
#KTちゃん
最近、You Tubeでラップバトルを見るのにハマっていまして。
DOTAMAとのバトルやコラボが印象的で気になっていたKTちゃん。
ライブを見て初めて気づく歌のうまさ。ラップバトルをきっかけに音源やライブを見て欲しいというのは界隈で良く聞く話ですが、成程こういうことかと納得しました。
活動期間に比して30分の持ち時間をきちんと切り盛りできる持ち曲があるのも素晴らしい。音楽活動に専念ということで近くラップバトルを卒業するらしいですが、これだけ頑張っているので信頼できる。
これからも活躍が楽しみです。
Helsinki Lamda Club
以前からずっと好きなバンドです。
超満員のクアトロで相変わらず最高のパフォーマンス。相変わらずと言ったものの以前にも増してパワフルになった気がします。
グッズも可愛くて思考停止でTシャツを買ってしまいました。
これからもたくさんライブに行こうと思った次第。
ミツメ
今回の1番のお目当てです。
2019年には私が音源で曲を1番聴いていたバンドです。
やっぱりライブも最高。6月のワンマンのチケットが抑えられなかった分のモヤモヤ(仕事に追われてチケット最速先行に応募し忘れた自分が悪い)が昇華されました。
どうしたらこんなにオシャレでかっこいい音楽ができるのだろう。
超クールです。
GriffO-鬼否-
中国から初来日のバンド。
しっかりしたリズム隊が作り出す土台の上で、キーボードや中国語の歌のかわいさやギターの強さが縦横無尽に暴れていて見ていて楽しかったです。
日本のバンドでは感じられない雰囲気が良かった。
the band apart
信頼と安定のバンドその1。
バンドを始めてから26年だそう。私がライブに行き始めた頃からずっと愛されてるバンドだからそれはそうか。
O-EASTをしっかり埋めているのは長年の積み重ねがあるからこそ。
いつ見ても素敵です。
呂布カルマ
最近、You Tubeでラップバトルを見るのにハマっていまして(2回目)。
とすれば、呂布カルマを見るのは不可避というもの。
彼がヒップホップをとても大切にしていて、お客さんと向き合おうとしているのがしっかり感じられたのが良かったです。
Veatsという比較的最近(と言っても2019年)できた比較的小さめのライブハウスだったのですが、もっと大きいところが当てがわれても良い気がするし、今以上に彼の音楽が世の中に評価されるべきだと感じました。
ART-SCOOL
信頼と安定のバンドその2。
KIRINJIやYONA YONA WEEKENDERSも良いなと思ったのですが、いずれも比較的最近フェスで見たので、安定のART-SCOOLをチョイス。
音がおっきくて「これぞライブ!」「音を喰らっている!」という感じ。最高。
バンアパの時にも感じたのですが、お客さんがしっかりライブに向き合って楽しんでいる雰囲気が良いですね。
その他
人がいっぱいで全部は見れなかったのですが、揺らぎも素敵でした。バンドへの愛を超えて「シューゲイズやっぱり好きだな!」と実感させてもらえました。
本当は見る予定だったtricotや台湾のElephant Gymが入場制限で見れなかったのは残念。久しぶりのthe telephonesや推しのHomecomingsも見たかった!
おすすめポイントと注意点! 都内近郊住みは是非!
総じてとても楽しいフェスでした!
来年以降の参考になるよう、おすすめポイントと注意点をまとめておきます。また、やついフェス等、他の渋谷のサーキットフェスに当てはまる話も多いのではないかと思います。
5つのおすすめポイント!
①アクセスしやすくフリーダム
他のフェスとの大きな違いはアクセスしやすい渋谷が開催場所であること。気軽に行けるフェスほど良いものはないです。
渋谷のど真ん中なので、フェスに縛られずフリーダムに動けるのも良いです。
私は途中でLOFTに買い物しに行ったり、カフェで仕事のメールの返信したりしていました。自由すぎる。
②渋谷のライブハウスを色々回るのが楽しい
渋谷のお馴染みのライブハウスを回るのは楽しいです。
同じ日に色々なライブハウスに行くとそれぞれの音とか照明の違いとかが感じられます。ライブハウス自体も楽しむポイントひとつになるということですね。
③春なので過ごしやすい
春フェスの良いところは天候がちょうど良いというところ。
ぽかぽかの日差しの中、たくさんのライブを見る。これほど心地よいことはないです。
④お客さんの雰囲気が良い
どのライブでもお客さんが温かいのが印象的でした。
純粋に音楽が好きな人が集まっているんだろうなと思うとそれだけでテンション上がります。
それを感じとったアーティスト側も素敵なパフォーマンスをしてくれます。
幸せな世界。
⑤ラインナップが爆イケ
ラインナップが素敵すぎます。
今回も泣く泣く見れなかったアーティストがたくさん。もう1日も行きたかった。
しれっと海外からもアーティスト呼んでいるのも素敵です。
3つの注意点!
SYNCHRONICITYに関しては運営に問題はないと言っても差し支えないかと思います。
ただ、初めてフェスに参加する方のために、気になった点をあえて残しておきます。比較的フェス全般に共通する話であるような気はします。
①リストバンド交換に時間がかかる
リストバンド交換の受付のスタッフさんは効率良く動いてくださっているのですが、受付レーンが3箇所と限られているので受付待ちで長蛇の列ができてしまっており、どうしても時間がかかってしまいます。
30分くらいは余裕を見ておかないと最初のアクトが見れないなんてこともあり得るので計画的に。
お金を積めばファストパスも購入できるようですが、あんまり使っている人はいなさそうな雰囲気でした。
②入場規制が比較的起こりやすい
お客さんの数と比較すると各ライブハウスのキャパシティは大きいとは言えません。1番大きいO-EASTでもキャパシティは1500人くらいのはず。
そのため、特に人気のアーティストが集中しやすい比較的キャパシティのあるライブハウスは入場規制が起きやすいです。
私が参加した日はSHIBUYA CLUB QUATTROが終始入場規制でした。おそらくアプリ上でそのように表記されていても多少は入れるチャンスがあるとは思いますが、次に書くエリア間の移動距離を踏まえると、そのチャンスを狙って移動をするかは悩ましいところ。
③エリア間に距離がある
会場となるライブハウスは大きく道玄坂エリアとセンター街エリアに分かれています。
同じエリア内の移動は楽ですが、別のエリアへ移動する際は地味に距離があるので注意が必要です。徒歩10分かからないくらいでしょうか?
また来年!
時間と体力とお金が許す限り、たくさんのライブを見たいと思っています。
快適に良質なライブがたくさん見れるSYNCHRONICITY
ぜひ来年も参加したいなと思っています。
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