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初めまして、mickです。

久しぶりの執筆。
ご無沙汰してます、mickです。

先日SNSでは発表したのだけど、「mick」として一人で音楽活動を開始する運びとなりました。楽しみにしてくれている皆さんも、少しだけ気にかけてくれている皆さんも、ありがとうございます。

昨年2021年7月29日に、10年間ボーカルを務めたバンドが解散。

その後出産を経験し、一人の母親となった私。

子供と向き合い、時間を過ごしていくなかで気づいたことがたくさん。
私からしたら充分すぎるくらい幸せに暮らしているのに、どうしても必要で、なんだか足りてないピースがあることに気が付きました。

小さな頃から大好きな「歌」。
やっぱり歌を歌っていることが自分の好きな自分でいられるんだと、ステージから離れた1年間ですごくすごく実感しました。
いつも口を全く出してこない母親からも「歌はもうやらないの?」と聞かれたりして、「やる気満々だよ」と答えました。

でも最近は歌以外のことにも興味が持てるようになってきて、人間としての視野が広がって、私自身も楽しめることが増えてきました。

体と心を壊した経験があったので、それを改善できる方法を探すと、やっぱり生活習慣やリズム、食事、運動などの改善にいきついた。勉強して、検定に合格して、アンバサダーになったりした。

その延長線上でヨガとも出会い、みるみるハマり、「好きなことを仕事にしたい」という思いからヨガインストラクターを目指そうとした。資格を取るための学校の説明会に行ってみたり、いろいろした。ただ単純に好きという気持ちを追求したから、会ってみたかったヨガの先生に会いに行ったりもした。

インストラクターの資格を取れるというスタジオでほんの一瞬働いてみたりもした。なんだか肌に合わなくてすぐに辞めてしまったのだけれど。

何回もその道を行こうとしたんだけど、いつも何かしらの試練や壁が訪れた。

というかなんだかどこかでしっくりきていなかったのかも。なんかどうしても、「天職」「適材適所」ではない気がしてしまった。

そして不思議なことに、ヨガの先生にも、出産直前に会った歌の恩師にもおんなじようなことを言われた。

「あなたにしかできないことがあるのよ」
って。

私、歌でそういうことを伝えたかったんじゃなかったっけ。

我に返った。

「好きなこと」
「やりたいこと」
「できること」

この三つが揃うことって本当にむずかしいと知った。

だから尚更。自分が歌を歌えること、歌が好きということ、やれる環境にあること。ぜんぶが本当に本当に奇跡的なことなんだと思い知った。

やっぱり私は歌なんだ、って気が付けて、改めて自分が自分になれたような気持ちになった。

曇ってた視界が快晴になった!

そして、歌っていくことに決めてから、改めて感じていること。

今私を知ってくれているみんなが私を知ったのはバンドがあったから。だから、バンドじゃなければ興味がないという人もたくさんいること。
めちゃくちゃ痛いほど肌で感じています。

これに関しては当たり前だとも思う。

だけど、再結成とか復活とかをさせる気は正直1ミリもないです。はっきり言うと、依頼とかは別として、自分を表現していくソロ活動の中ではバンドの曲を歌っていくつもりも全くないです。

1から、0から、またここからスタートだという気持ちで日々を過ごしています。

バンドからソロになるけれど、それでも私の歌を好きと言って聴いてくれる人がいるなら、楽しみにしてくれる人がいるなら、何より私が歌うことを好きでいられる限り、歌っていこうと思っています。

やっぱ、やめられないっしょ。

やめられるわけないっしょ。

やるからには本気で一生懸命やっていきます。

「私にしかできないこと」

それこそが、自分の想いを真っ直ぐ曲にして魂込めて歌を歌うことだったんだ。

それに気付かせてくれた恩師たちにすっごく感謝しているところ。言ってくれたご本人様方は覚えてないかもしれないけど。
渋木さんと葉子さん、ありがとうございました。

あとこの前七夕の日に観に行ったNakamuraEmiさんのBlue Note公演が最高すぎて、私の中のやる気スイッチが稼働されちゃった。

一緒にできるように頑張ろう!!!
このままじゃ終われねぇ。
って強く思ったんだ。

Emiさんもありがとうございました。


新しいスタート。
新しい旅。
新しい歌。
新しい場所。
新しく出会う人。

これからの人生、楽しみがいっぱい!

ということで

新たな始まりの日まであと少し。

初めまして、mickです。
これからどうぞよろしくお願いします。

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