心が動く

昔より、感動することが少なくなってきた。
20代前半はいろんなことに感動して、可愛いものとか見てキャーキャー言ってたのに最近そんなふうに思うことが減った。

服屋さんに行っても同じような服ばっかりー。って思ってしまう。
それに高いお金だすくらいならワンシーズンでいいしUNIQLOで買う方がいいなとか思ったり。
それは大人になってきて落ち着いてきたからなのか?よくわからないけれどとにかく感動することが減った。

昨日初めて丸山敬太さんのお店、丸山邸に行った。ずっと行ってみたいとは思ってたけどなかなか機会がなくて。
昨日からサクラフェスティバルということでサクラにまつわる商品が集まっていた。
そしてそして初めてインスタでみてからステキだなと思っていた心和庵さんの桜の器が販売される、絵付けのデモンストレーションもあると知って絶対行こうと思って1週間前からワクワクしてた。

もともとは丸山敬太さんのインスタをフォローしていて、そこから心和庵さんの器を知った。1から全て手作業で作ってらっしゃる。
昔ものづくりをしていたから分かるのだけど、手作りだからこそ同じ絵柄とか形ってできないんだよね。
少しずつ表情が変わる。それが手作りの良さで私はそういうところがすごく好きだ。
それからインスタをフォローし始めて、毎回投稿される美しい器の数々に、いつも心が動かされた。久しぶりの感覚。
いい器ってつい特別な日に使っちゃうけど、毎日使ういい器として、すっごく欲しいと思った。器1つで料理の味は変わると思う。

イベントは大盛況でお話しとかすることはできなかったけれど、器の予約ができたし、丸山邸にも行けたし、大満足。
絶対に忙しいはずなのに私のインスタにいいねくれたりするので、お話ししてみたかったんだなぁ。

丸山邸も本当にステキで…
お洋服ももちろん可愛いし、大好きな感じだったんだけど、置いてある壺やオブジェ、飼ってるのかな?鳥もかわいかった。
拘って作ってる空間なんだろうなぁ。って思った。
こんな空間で毎日働いているスタッフさんが羨ましいとも思った。

何かを生み出すってやっぱり凄い。そこには想像もつかないくらいのいろんなことがあるんだろうけど。

昔、いいものを作りたくて頑張って時があったけど、やっぱり予算とか、万人受けとかのフレーズが出てきて、それでだんだん作ることが嫌になった。表ではいいものを作るために拘ってるっていってるんだけどね。本当にいいと思ったものじゃないと嫌だ。って思い始めて。その仕事を辞めた。

でも結局のところ今も、ものづくりをするということに携わっている。

わたしも何か作ってみようかな。
そう思わされた1日だった。

器は欲しいやつが完売していて、予約してきた。10ヶ月待ちなんだって。すごい!
来年の桜の時期に使えると思うと今からとても楽しみ!

いい時間だったな。

桜と檸檬っていう組み合わせもなんか敬太さんらしくて好きだった。

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