香りの記憶
この前歩いていたら、ふといい香りがして。
なんだろうととまってみるとジャスミンの花が。
ジャスミンの花は甘くてとても良い香りだった。
京都に、フォーチュンガーデンというレストランがあって。あったかくなるとルーフトップバーが登場するのだけど、そこの壁が一面ジャスミンの花だったことを思い出した。
京都は建物の高さ制限があるから、高い建物はあまりなくて、ルーフトップバーもそんなに、高くはないのだけれど、その場所は少しあたたかい風が吹いて、音楽がなっていて、ジャスミンの花の香りが時たま風に乗って香ってくる。どこか京都ではない異国の地のような雰囲気があった。
その雰囲気が好きだった。
もうしばらく行ってないけれど、京都に帰ったらまた行きたいな。
香りってその時の記憶がそのまま蘇るから面白い。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?