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コロナが僕らに、もたらすもの。

東京都は、6日連続で50名以下の感染者数の発表で、そろそろ緊急事態宣言の解除がなされるのではないかと言われ始めた。感染拡大の筆頭が東京なので、他の県などは、東京よりもより少ない感染数だ。

そろそろ次の展開を考える時期に差し掛かっている。

緊急事態宣言前後からしきりに、withコロナやafterコロナの議論が繰り広げられているが、未来は誰にも分からないけれど、事実を見ると見えてくることもある。僕のまわりで分かっている事実を列挙してみよう。

①飲食店のテイクアウトが当たり前になった

今までテイクアウトをしていなかった店舗も含め、数多くのテイクアウトが世に出て、消費者は多くのテイクアウトを楽しめるようになった。

→これはプラスの面も大きい。強制的にテイクアウトにチャレンジしなければならなくなったが、新しい食文化への成長につながるはず。今後は日本のことだから容器なども洗練されていくだろうし、テイクアウト用の盛り付けなども進化するはず。ただ、SDGs的観点でいえば、容器が自然破壊?につながるとして、リサイクル可能なもの、回収可能な食器などでの提供が進むだろう。

そういうことを考えると、作り置きで店頭で販売はなくなり、予約販売、電話(アプリ)注文、になると思う。

②自宅近くでの消費が多くなった

自粛とテレワークが推奨されたため、自宅近くでの活動が増え、地域密着が進んだ。

→コロナが収束しても、テレワークは続くと思う。今後また感染が拡大するか分からない以上、しばらくはテレワークは推奨される。また、公共交通機関を使った旅行なども、しばらくは懸念され、すぐには戻らない。

ということは、自宅近くでの楽しみを見つける行動に人は出るはずだ。自宅から徒歩圏の自然、いつもは通らない裏路地のお店など、今まで知らなかった地域の情報が必要とされる。地域の良いものの再発見が進む。

または、不特定多数と接触しない車での移動と不特定多数のいないレジャーは許容するだろう。キャンプ、貸し別荘、プライベートなBBQ、ホームパーティ、など。考えればまだありそう!

③逆にオフィス街へ行かなくなった

新橋、丸の内、を始めとするオフィス街へは行かなくなった。

→今後もオフィス需要が減る(または家賃が下がる)。オフィスは必要だけど、全員が収容できるほどの大きさは必要ない。オフィス街にある飲食店は来店がないことから衰退するのではないかと思う。ふーむ。。

④テレワークがすすんだ

テレワークが進んだおかげで、通勤時間がなくなり、時間のゆとりが出来た。夜飲みに行かないので、家族との時間が増えた。

→夜が長く感じ、家族で何か一緒にやる活動が増える。この生活が当たり前といえば当たり前なのだが、今まで仕事を理由に時間を作って来なかった男性は、飲みに行かず家にいるため、子供と一緒にやる趣味を探すかも。ママたちは家事が分担されて心に余裕ができるかも。

⑤密を避ける

人と人の間に距離ができた。店内への入場人数制限。いつもは並ばないスーパーなどに列を作って入るようになった。

→待ってもイライラしない。少しゆっくりした生活で良いと感じるようになった。

→公園など、外で過ごすことが価値になった。また、テラス席、大きめのテーブル、などゆったりとした空間も価値が高い。今のこの季節はいいが、真夏・真冬はどうなるか。夏だと北海道など涼しいところ、冬だと沖縄など温かいところが人気か。


色々と身近な事実から、想像してみた。
ここに、今後僕らが生きる新たな道が拓けていくだろう。

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