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会社ってもっと自由に使っていい!



東京・蔵前にあるNui. HOSTEL & BAR LOUNGE のkazuと

Something for you. #01 で話したテーマ。


会社(ハコ)の使い方

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「自由に使う」とは、

会社が、個人にとってもっと自由に羽ばたける場所であっていいということ。

社内の人間にとってはもちろん、社外の人にとっても同じです。

FOLK FOLKという結婚式場は、“ハコ”としていろいろな使い方ができるとうたっています。

今ある挙式会場と披露宴会場のうち、挙式会場は、セレモニースペースと呼び、例えば専門学校の入学式とか、会社の社長さんの退任式とか、ウエディング以外のセレモニー(お祝い)ができてもおもしろいなと。

結婚式場としてだけでなく、誰もが自由にいろいろな使い方ができる“ハコ”としての可能性を秘めた場所だと思っています。

個々のアイデアの尊重

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ライブやPOP-UP、セレモニー。

FOLK FOLKでは、今は社内でミーティングをして、全員でひとつのものを作るスタイルが根強いけれど、これからはFOLK FOLKが企画するものに加えて、“スタッフ個人プレゼンツ”という内容があってもいいと思っています。

その中では、いずれは独立をと考える夢をもったスタッフが、将来を見越して挑戦する使い方もあり。

会社では既に製造許可を取ってあるから、まずそこで、作ったモノがすぐ販売できる環境が整っています。自分の作ったものが目の前のお客さんに届いて、喜んでもらえるのを見たり、リアクション、レスポンスを生で感じることは、個人ではなかなか経験できません。

まずはお試しとしてでも、社内にいながらそれができるのは強みだと思います。

反対に、集客やローンチに関しては、信用や拡散力の意味で、会社の名前を使ってもらうくらいがいいのではと。


社外を巻き込んだ運営

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FOLK FOLK Coffeeのスイーツを例にすると、今は、パティシエがその時期に作りたいスイーツを考えて、その月のマンスリーメニューを提供しています。ですが、始まったばかりのバー営業では、自分たちでレシピ開発というのはまだもう少し先かなという段階。そういった時に、社外のバーテンダーに来てもらって、コラボメニューを考えたりするのもひとつの手。

それが、会社の枠を超えて一緒にものづくりをするということなのではないでしょうか。

会社にとっても新しい発見があるし、お客さんが新しく楽しめる価値も増えて、双方に良い効果があると思います。


社内外みんなで盛り上げる感覚

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先日、よくカフェに来てもらうお客さんの一人から「披露宴会場を借りてフルートの演奏会をしたい」という問い合わせをもらいました。

ステージや音響が整った披露宴会場は、確かに会場としていいかもしれません。

反対に僕たちとしては、演奏会に来てもらったゲストに対して、ここが結婚式場だという認知度が上がることもありがたい話。

もっと言えば、挙式・披露宴でその人にフルートを生演奏してもらうのもいいかもしれません。こういった出会いをきっかけに生演奏をしてもらうことになれば、結婚式の質も向上し、僕たちにとってもメリットとなります。

そんなアイデアを、その問い合わせをくれた外部の人からもらえたとすれば、もっと最高!

社外の人からそうしたヒントや情報をもらえる可能性は常に大きい方がいいし、さらに言えばその人から「フルートを演奏した先にはこうなる!」というビジョン的なところまで聞けると、お互いにとってベストな関係になるのではと思います。

さまざまな働き方がある時代ですから、副業や、挑戦したいことがあると考える人は大勢いたとしても、そのための場所や設備を自分でイチから用意するとなると、尻込みしてしまう人も多い。そのあたりをうまく会社が提供できればと思います。


みんながイベンター


会社側が抱えているお客さんと、その人が新しく連れてくるお客さんたち。一緒に何かを作り出す双方に利益があるのがいいと言いましたが、

それは、社内の人が自分で企画をしてもよし、誰か他に知っている人を誘ってその人と一緒に企画やイベントをしてもよしです。

そこには、プロデュースする側の人間と、裏方の人間がいていいと思うし。

全員がイベンターです。

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「会社ってもっと自由に使っていい!」


最後になりますが、

FOLK FOLKという自由なハコは、僕たちのものであり、みんなのものでもあります。

アイデアは人の数だけ、十人十色であった方がいい。

社内外を問わず、得意なスキルやアイデアを持っている人たちと一緒に新しい価値を作り出せれば、この場所が今以上に素晴らしいものになるのでは?

みなさんからの”素敵なハコの使い方”、お待ちしています!



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