見出し画像

時間は限られている。

ありきたりなことだけど、

忘れたくないことがあったので書いてみます。

気持ちの整理も兼ねて。


昨日の晩、父が透析中に血管を詰まらせてしまい、急遽大阪の南にある病院へ今日の朝から日帰りで手術をしに来ることになった。


腎不全や緑内障などの合併症を抱えているので、少しの体調不良も命取りになってしまうかもしれないのと、以前脳梗塞になったことがあったので、血管が詰まる、という言葉を聞くと心配でならなくなる。

なので今日は会社に1時間早く出社して、通常より早く退社させてもらい、術後の父の様子を見に会いに行くことに。

シャント閉塞の手術を終えて駅の改札を母と出てきた父は、疲れた様子ではあったけど、それなりに元気そうで少しホッとした。

「会いたかったよ〜と、あー痛かったよーをかけちゃいますぅ〜デヘデヘ」

と、いつものようにふざけたことを口からポロポロ言っててバカヤロウこのクソオヤジとも思ったけど。


父の体調は大学に入ったころからずっと良くなくて、透析を週に3回しないと尿毒症で1週間もしないうちに死んでしまう。

60代透析患者の平均寿命は5年〜10年と言われてて、透析始めて父はとっくに5年を超えてる。


結果大変なことには全くならなかったけど、今日のことがあって、本当に向き合わないといけない時は「そのうちくる」のではなくて、多分突然来るから、今からできることをしっかりやらなきゃいけないなと、改めて感じた。


私はまだ転職して、なりたいものになるための途中で、親の生活を養ってあげたり支えてあげられるような力は全くなくて、結婚とかましてや子供とかどうとか考える余裕も今はないし、一般に見る「親孝行」という言葉とは程遠いのが現状だけど、

実家の父も母も祖母も、こんな何もできない自分でも就職できたときは心から喜んでくれて、初めてコーディングしたサイトの話をしたら何回もそのサイトを見てくれてて、実家に帰るといつもご馳走を準備してくれてて、

どれほど支えてもらってるかわからない。


私が支えてあげるとはまだまだ言えないけど、

できるまでしないんじゃなくて、今の自分でもできることを「今」してあげることが、

最大限の親孝行なのかなと考えさせられた。


簡単に後回しにしてしまえる今しかできないことが、日々沢山あるけど、

やらずに一生後悔しないように、

失ってから気づいたりしないように、

今できることは今しようと思ったのでした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?