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漫画記事にで大事なのは絵の○○!分析結果を公開します。


見栄えの観点から、絵の上手さも確かに重要です。

でも、「漫画」ではなく「漫画記事」というPR物である以上、絵の上手さよりも重要なことがあります。

それが「イラストレーターの得意分野リサーチ」です。

実はイラストレーターによって描くのが得意な部分って全然違います。

  • 顔を描くのが得意な人

  • 体を描くのが得意な人

  • 表情の描き分けが得意な人

  • 色使いが得意な人

ここからさらにまだ細分化されていくので、本当に多数の「得意」があるわけです。

これらすべてが得意なオールラウンダーがいれば解決なんですが、そうそう上手くそんな逸材は見つからないんですよね…。

とすれば、「案件」に即した「得意分野」を持ったイラストレーターを見極めて選定することが重要です。

例えば下記の、同じ記事内容で絵柄を変更してみた例。

二人とも絵は上手ですが明確に「得意」が出ている部分、わかりますか?

「体のメリハリ」を描くのが得意なのが、変更後(右)のイラストレーターなんです。

この案件、補整下着の案件でした。
なので、体のメリハリを魅力的に描くことが重要だったんです。
変更前の人も体を描くのが下手ということは全く無いのですが、変更後の方が魅力的な体のラインを描けている気がしませんか?

じゃあ変更前(左)の人の絵は漫画記事で活かせないのか?というともちろんそんなことはありません。

下記の例をご覧ください。

これ、さきほどの絵柄と同じ二人です。
Aの方が補整下着案件では数値が伸びなかった方ですね。
二人ともが「スキンケア」ジャンルで着手したところ…

今度は、Aの方が数値が出たんですね。
(数値は都合上お出しできないのですが…汗)

ここで分かれた「得意分野」はずばり「キラキラした顔(表情)の演出」。

顔にフォーカスされるジャンルだからこそ、理想像はキラキラした表情でなければなりませんし、逆に悩める主人公の表情はずーんと落ち込んでいるほうがわかりやすい。

シワの書き込みなんかも、女性ウケがするラインで絶妙に書き入れるのがこの方は得意だったんですよね。


さらに…
こんな考察をご存じですか?

「漫画においては絵が下手な方が”話”を読み込んでもらえる」
という説です。

これはとある編集者の方が仰っていた考察なのですが、

同じような話を描かれる場合、絵が美麗なものより絵が多少つたない方が話を褒められる傾向にある、というお話です。

絵が上手いと、その分
「絵だけに視線が行ってしまう」
「画力の分だけストーリーへの期待値が無意識に上がってしまう」
ということが原因ではないかなと思います。

記事は「内容を読んでもらってなんぼ」なので、
絵柄を選定するときには必ずしも上手いことが正義とは限らないんですよね。

つまり、絵柄によって「ユーザー心理」をある程度コントロールすることも可能というわけです。

下記の例をご覧ください。

こちらは両方電子タバコの案件。

この場合、どちらの方も絵はうまいのですが…
なんとなく、Aの方がプロっぽいタッチなイメージがありませんか?

これ、数値がよかったのはBの漫画の方です。

ユーザー視点でこちらの方がキャッチ―だったというわけですね。
より上手いイラストに!という改善での失敗例もあるわけです。

以上、今までの制作で見えてきた「絵柄」分析でした。

とはいえ、絵柄の選定って案外容易ではありません。
得意を見定めることも、上手い下手のラインも、案外わからないもので出来上がってから「?」と首をひねることもあるでしょう。
昨今増え続ける莫大なイラストレーターの中から得意を見定めて依頼をするのはなかなか骨の折れる作業です…。

コミカライズでは、「漫画制作経験」のあるスタッフが、丁寧にイラストレーターとコミュニケーションを取っているからこそ、漫画家、イラストレーター目線での絵柄選定も叶っています。

こういう目線のスタッフが社内に在籍しているのはやっぱり「コミカライズ」というサービスをするうえで強みになっているなと思うわけです。

以上がコミカライズが漫画記事を制作してきた中で分析してきた
「漫画記事はうまさではなくイラストレーターの得意を見定める」
についてでした。

マンガの絵柄を変えるだけで運用数値が変わるということは、絵柄のABテストがかなり重要ということ。
となると2記事分の漫画を作らなければならないですよね。

なので、この記事からのお問い合わせ限定で
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今回のnoteはこれにて!
読んでいただきありがとうございました。

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