我が親友たちへ。Cちゃん編

私には4人の親友がいる。

うち1人はこの前親友じゃなくなった。
友達やめられました、私。笑

その1人も含めて、4人にありがとうを書こうと思います。

ーーーーーーーーーーーーーーーー

4️⃣Cちゃん

この4人目のCちゃんが、親友をやめた子です。

原因は、相棒との喧嘩に関連したことで
私が「あぁ、この人は私のことを何も分かってないのに私のことをこういうやつだと話すのだな」と感じてしまい、塩対応を繰り返していたところ

「みっちゃんと友達続けられない」と
言われたことです。

私にとって
何かを辞めるという言葉は
恋人の別れ話でも
友人の絶交(古いですかね)でも
なんでも

もう考えに考え抜いて、
それでも修復は無理なんじゃないかと
思った時の最終兵器なのです。

だから、それを言われた時点で
もう無理なのだなと思いました。

ーーーーーーーーーーーーーーーー

さて、Cちゃんとは
同じ高校で野球部の彼氏を持つという共通点で出会いました。

派手な感じのあっけらかんと話す子、というイメージでした。

私は中学の時のこともあり(これはまた別で書きますね)人に対して非常に警戒をしていました。

だから、あっけらかんと話すCちゃんは不思議でちょっと苦手で別の人種のように思っていた気がします。

しばらくして私はNPOに入りました(詳しいことは相棒編に書かれています。)

後の相棒になるTくんとNPOのことについて話していた時、共通の友人であったCちゃんがこの日もあっけらかんと聞いてきたのです。

「え、なになに!?なんの話ししてるの!?」

話すと、行ってみたいと言うので
一緒に行くことになりました。

明るく社交的なCちゃんはすぐにみんなと仲良くなりました。
私は、それが気に入りませんでした。

人を疑いながらも
人と繋がりたくて愛されたくて仕方のなかった私がやっと見つけた大切な場所になりかけていたところにやってきて
私が神経を張りつめながら数ヶ月かけてやっと作り上げてきたものをかっさらわれていく気がしました。

何度も喧嘩したけど
2人ともNPOが大好きで来ているうちに

Cちゃんが実長、私が副実長になりました。
2人とも我が強いために、第2の父には虎と豹だと言われました。笑

この辺は、また別の機会に。

そうやってずっと一緒に戦友のように戦ってきたCちゃん。
タイプは違うのに、根っこのところは似ていたCちゃん。

そんなCちゃんが色々なことに傷つき、挫折し、自分の思い描いていた未来じゃないと嘆いている時も聞く耳を持てないくらいに辛かった時も

周りには友達やめた方がいい
関わってもあいつは変わらない
とどんなに言われても

私だけはそばにいようと
決めて生きてきました。

それが、私にとっての親友だったからです。
親友と呼んだ、責任だと思うからです。

でも、そのCちゃんから言われた
「友達続けられない」が本当に頭にきたし、多分それ以上に悲しかったのだと思います。

大切だからこそ、許せなかった。

ーーーーーーーーーーーーーーーー

Cちゃんへ

私にとって、Cちゃんは
夢を見させられる人です。

私は、夢を証明できる人です。

この二つは似ているようで
雲泥の差があるのです。

貴方の何かを信じて疑わない当時の姿にたくさんの人が魅せられたんだと思うし
ムカつきながらも、私もその魅せられた1人なのでしょう。

あの頃のような
若さゆえの根拠のない自信を
私たちはいつから持てなくなったんだろうね。

今のCちゃんはきっと
私がCちゃんに頼らず、弱音を吐かず
それでいて他の人とは繋がっていくことが
向き合ってくれないという感覚に繋がっているのでしょう。

でも、ごめんね。
今の私には、君は頼れないよ。

君には、君の人生で私の世話よりもやらなければいけないことが沢山ある。
君の辛さを全部ではないけどたくさん見てきた私には、今の君のやるべきことが終わるまでは頼ることは出来ないよ。

それでもみっちゃんのことを助けたいと
優しい君は言うだろう。

でもね、私は全部人に寄りかかるなんてきっと一生出来ないんだ。
その自分が、辛うじて寄りかかれる人間というのは

自分の成すべきことをし、
私のことなどで揺るがない
そんな人間なんです。

今の私にとって
Cちゃんはそういう状況ではないんだよ。

だからって、嫌いなんじゃないよ。
大切な人でありたかったし、君が困った時には助けにいつでも行きたかった。

私がリーダーとして立つことに限界を感じた時に
孤独を感じた時に
事務局の壁を見つめて
「なんで、Cちゃんはここにいないの?」
と言って涙を流したくらい

私は君と同じステージに立ちたかったよ。
私は、君とやりたかったことが沢山あるんだよ。

君を責めたいんじゃない。
でも、もう過去の君との思い出を抱きしめて
私は生きていたくないんだ。

いつか、また、
虎と豹に戻ろう。
また2人で、何かを創ろう。

2020.7.2 あの日、君に夢を見せてもらった人間より。