見出し画像

旧盤と新盤の比較<LOVE SONGS>

昨日、CDラックの整理をしていたら、「LOVE SONGS」が見当たらないのですよ。LOVE SONGS II はあるのに、LOVE SONGSだけがない。

かれこれ、10年は聴いてないと思われる「LOVE SONGS」ですが、スタレビのアルバムの中では、かなり売れた盤だと聞いています。もともとプロモーション用に作られたバラード集が元になって、製品化されたような逸話も(うろ覚え)この「LOVE SONGS」のヒットによって、「バラードのスタレビ」などというイメージが世に知れ渡ることになりました。(このイメージは、良くも悪くも、いまだ払拭できていない)

余談が過ぎましたが、そんなわけで紛失したと思って、まさに本日、再購入したんです「LOVE SONGS」
それなのに!

あったじゃーーーーん。

左)旧盤  右)新盤


ダブっちゃったから、布教と称して誰かにプレゼントしようかとも思いましたが、ふと思い出しました。

スタレビのCDは、再プレスされたときに仕様変更されていることを。
「デジタルリマスター」
「UHQCD化」
「ボーナストラック追加」←ずるい 

なので、ちょっと比較してみました。

旧盤【CD】ダブリューイ―エー・ジャパン / WPC6-8080
新盤【UHQCD】ワーナーミュージック・ジャパン / WPCL-12438

まず、ボーナストラック。
新盤では「追憶」と「木蘭の涙(バンドVer.)」のカラオケVer.が追加されています。木蘭のバンドVer.のインストですよ!!!!
インスト好きには垂涎のトラックです。

新盤では、「追憶」「木蘭の涙」のカラオケVer.が追加されている

ブックレットですが、表紙を開いたページの内容が変わっていました。
旧盤は、大越正実さんのライナーノーツが
新盤は、要さんのインタビューが載っています。

ブックレットの内容が一部変更されている。

ディスクのデザインは概ね同じですが、仕様変更になっているので
記載されている文字が異なります。
あと真ん中の◎の透明部分が小さいのは、UHQCDになったから?

ディスク表面の記載内容(規格とか)が異なる。

肝心の「音」についてですが。
以前、 #要のある音楽 に「昔のCDとUHQCDはどう違う?」と質問したことがあります。要さんは「俺の苦手な分野」といいつつ、「俺だったらイチイチ買い直したりしない、その程度だよ」と言っていました。

たぶん、その程度なのでしょう。
ぶっちゃけ、CDからデータ取り込みしてスマホやデジタルプレーヤーで聴くのなら、寸分変わらないのですが、CD盤をCDプレイヤーで再生するとどうか。我が家のつたないミニコンポと、ソニーのモニターヘッドホンで違いが聴きとれるか、やってみました。

1曲目「夜更けのリフ」で比べてみると…
旋律の後ろで、ぶら下げたフォークやスプーンを鳴らしているような音(言い方!)が聴こえるんですが、これの立体感に差がある。音の奥行きとか広がりの聞き取れ方、あとはUHQCDのほうが音の解像度が高いように感じました。

まあ、いまどき私みたいに、アナログでもないのに「盤で聴くことにこだわる」ひともそういないでしょうから、大差ないってことでいいのかと。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?