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チアリーダーってなんなん!?

むかし、と言ってもそんなに古くはないボクが本格的に、チアリーダーを撮り始めた年、2016年の9月9日東京ドーム。そこでは警視庁対オール三菱ライオナズの試合の試合が行われていました。今はチームあるのですが、その頃の警視庁にはチアリーダーはおらず、野郎ばかり。スタンドからはやっちゃんみたいなドスの効いた応援でした。その試合の入場セレモニーは珍しく後から入場のライオンズのチアリーダーが花道をつくり、先に入場の警視庁の時よりスタンバイして、本来の対戦相手である警視庁入場時の花道を飾って盛り上げてくれました。ボクは感動を覚え、これがチアリーダーの姿だ‼︎と思って今日まで、いや最近まできました。

プロ野球チアリーダーなどは日当も払われてはいますが、チアリーダーアメリカでも基本アマチュア家業、とは言っても収入の面のアマチュア扱いなだけであって、練習は厳しく激しく、そして実際のチアスピリッツやダンスもプロフェッショナルなのであります。

そして何よりチアリーダーよりスポーツの世界における「プロ」とはスポンサーありきなのであります。ただ仮に日当1万円出ている読売巨人軍のチアリーダーが、東京ドームで阪神タイガース戦の時に阪神のスターティングラインナップ発表にブーイングするかと言えば絶対と言って良いくらいにしないし、私生活で朝日新聞を読まないかといえばそうでもない。TBSを観ないのかと言っても愚問になる。ただそれらは公の場では公言することはないだけであります。スポンサーシップを受けているプロチームは実に話が簡単であります。大元のそれに合わせればいいのです。

ではアマチュアスポーツの場合はどうなのでしょう!?

富士通のチアリーダーはアマチュアのアメフト、バスケット、そしてプロの川崎フロンターレでパフォーマンスを行ったりしています。まさに『富士通のチアリーダー』としての活躍なのであります。お勤めは富士通関連会社に勤務している事が条件なのだとか(たぶん今も⁉︎) 。同じ川崎を本拠地にするNECは女子バレー、ラグビーがあり、NECチアリーダーもまさにNECのチアリーダーなのでありますが、お勤め先はバラバラとききます。中にはライバル会社がいてもおかしくはない状況だったりもします。川崎というひとくくりのイベントには両チーム揃うかもしれないのですが、それ以外ではなかなか共演というものはないのかもしれないこの2チームですが、そんなお家事情など関係もないニュートラルな立ち位置にて当時存在していたのが、自らをオールスタープロチア協会と協会を名乗ってしまっていたチームと、何度かご一緒させて頂いた事もあるプロのチアチームの2つくらいしか知りませんでした。

ただ最近は猫も杓子もチアリーダーのような状況になっており、本場アメリカにならいアメフトからバスケ、絶対にチアリーダーは合わないサッカー、女子サッカーにまで広がりをみせ、各チームとも子ども達の育成部門は良い収入源となっています。そこでその上にはお姉さんチアリーダーチームがあった方がよいと次々と結成されて来たという大人の事情も複雑に絡んでたりして、その数は全国的に広がりをみせております。どこの世界でも一緒ですが、増えれば増える程に全体的なレベル低下は否めません。しかも親競技、所属を持たないチアリーダーも多く増えるなか、プロチアは消滅。そこにも生き残りをかけたイベント以上の鍔迫り合いが今ではあるのです。始めたは良いが収入のないクラブ活動と仕事の両立のようになり、ダンサーとしてのモティベーションしか持てずにいる方も見かけるようになりました。

もっと大変なのが、スポンサーなる存在。自分達には関係ない大した金額でもないスポンサーても競合他社は排除されます。しかも行政が絡むともっと大変で、地盤の政治団体のつながりを持つメインのチームのチアチームは政治的発言すら許さない。今では注射の話などもってのほかなのです。同調圧力の上にある不安定なチアリーダーなのです。

その昔、チアリーダー写真など撮る人がいなかった時、日本で初めて?チアリーダーの写真を撮っていただけ、日本で一番売れている週刊誌に掲載したり、チア本人達、チームに使ってもらっていただけのときに、今はボクの怨念(笑)で無くなったプロチア協会が当時「変な写真撮っている奴がいる」とアメフト協会とつるんでボクは虐められていました。

当時ボクが虐められて体調崩して半年間休んでいると、裏では「表だっては言えない」お話や応援を沢山いろいろな現役チアリーダー達から頂きました。しかし皆一様に決して表だってボクを擁護や援護、そんな事ないです。うちの写真はミチさんです!とも言ってくれさえしない味方の居ない状況は変わらず、相変わらずのコテンパンにされながらもなんとか持ち直し、ミチさんに撮ってもらいたくて復帰した。チアリーダーになった。というお話をやがて本人達から頂けるようになり、ボクが耐えた事により続く人達も現れてきました。そうしてアメフト会場のサイドラインも賑やかになったところに世界的パンデミックが始まったのでした。

ソーシャルディスタンス、チーム以外は入れない状況であると協会の人とリーグの人、2人からに別々にお電話頂き、あるチーム写真頼まれてはいたのですが、ではよいのですね!と納得はしましたが、蓋を開けたらスタンドには家族という名の多数のお客さん、グラウンドにはあれもこれも入ってる。写真撮ってる。そんな排他的なアメフトである事もパンデミックでわかりました。しかも撮る予定のチームは協会関係者がいるチーム、そこにすら排除さるたボクでした。

そんな状況に輪をかけて、昨年リーグは再開はしたもののオリンピックに反対していたボクは「影響力大きいから反対の意見をSNSから消してくれ!」とJOCから協会経由で委員でもないボクに同調圧力(笑)が来ました。そして他方ではその事に続いて、チームではスポンサーに焼肉屋が付いているからと、ボクが肉を食べない事、動物を虐殺する畜産に反対しての嫌がらせが始まり、ボクを排除してきたり、注射は逆効果だと主張する事も政治的発言だとしてこれまた排除という目に合わされてきたりと、逆に今のチアリーダー界は無茶苦茶政治的になっております。

知り合いの元チアリーダーなどはブロックされたりと政治、政府がモノを隠す時は楽天のあの方のようにいろいろと裏工作ではないですが、動きが政治的になります。反社会的な者を作り上げてミセシメにして口封じする。

そんなチアリーダーっていったいなんなのでしょう?

チームに少額のスポンサーフィーを集めるだけのピエロで良いのでしょうか? 子ども達の憧れであるチアリーダーは街のロールモデルであるべきであり、日本のそれは陰ながら応援して表では同調して虐めるになってないでしょうか? 

各地でそれぞれがそれぞれにチアリーダー協会をつくり、日本で統一も出来ず、排他的でまとまりを持たないわりには仲が良いフリをしているようにしか見えないのです。

「みんな違ってみんな良い」と言ってはいても、そうにはならない日本人的な同調圧力をかけてくるチーム。

もーそんな事ここで書いたら、2度と撮影お願い出来ないし、チアリーダーに関わってもらえないじゃないですかぁーと聞こえて来そうですが、まっ、それも時代という奴です。時の運、出逢う人に出逢い、撮影する時に撮影させて頂きました。悔いも思い残すこともありません。

お世話頂きありがとうございました。

だってさー、日本のスポーツはねー面白くないよ。内輪受けスポーツなんか撮りたくないじゃん。しかも試合観てない人、応援していないチアリーダーもいるくらいだし。

でもね、今後アスリート諸氏が肉食べるのやめたら話は違う❣️

あとはボクが、生きているうちに行きたい、撮りたいと思えないだろう事がネックになっていますけれど。行ったらチアリーダー以外だな(笑)

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