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「スタツアを語るvol.1」渉外局長・高橋里帆

8月下旬からカンボジアに渡航するMichiiii。そこで、僕らはカンボジアの独特な匂いを嗅ぎ、暑さを感じ、バイタリティに溢れ自由に生活をする人々と接する。そして、6年間追い続けてきた支援先のグラフィス小学校の子どもたちと一緒に汗をかく。10日間の旅を終え、日本に帰ってきた僕らの表情はきっと変わっているはずだ。渡航まで一ヶ月を切った今、スタツアに臨むメンバーは何を考えているのだろうか。初回は、過去2回スタツアに参加した渉外局長の高橋里帆だ。

–自己紹介をお願いします。

高橋:渉外局3年の高橋里帆です。食べることが大好きです。一人で食べるよりも、友達とかと一緒に「おいしいね」って言い合いながらの食事は最高ですね(笑)。あとは寝ることと、お出かけすることが好きかな〜。

–欲求に忠実な生き方ですよね。大好きな彼とも「おいしいね」って笑いあえる日がいつか来ればいいなと思います。

高橋:いや、そう言ってるしゅくくんとできてるので満足ですね。

–はい。では、Michiiiiに入ったきっかけを教えてください。

高橋:冷たい(笑)。Michiiiiに入ったきっかけは、「カンボジア・学生・ボランティア」と検索をしたら一番上に来たからっていう単純な理由。(笑)でも、実際にミーティング見学に行ったら「雰囲気があたたかい」っていうだけでなく、自由に意見を言い合える雰囲気や、先輩が生き生きとしていたことにとても魅力を感じたのが決め手ですね。


–Michiiiiの魅力は「あたたかさ」と「真剣さ」を兼ね備えていることにありますよね。高橋は過去2回スタツアでカンボジアに足を運んでるけど、現地で何を感じましたか?

高橋:「幸せは自分の心が決める」というのは、まさにこのことなのかと思いました。カンボジアは決して日本のように物質的・環境的には豊かではありません。でも、子どもたちは、日本では当たり前と思いがちなことの一つ一つに感謝をし、幸せを見出しています。そんな姿から心の豊かさに基準はないし、測ることもできないなあと、思いました。当たり前のことですけどね。

–僕らはカンボジア・ベン村にあるグラフィス小中学校を継続支援していますよね。僕らが「支援」する“対象”であるグラフィスの子どもたち・村の人に実際に会って、「支援」に対しての考え方は変わりましたか?

高橋:んー、支援の難しさを知りましたね。あくまでも、私たちの活動目的はグラフィス小中学校や、ベン村の自立のお手伝いです。求められていることにどう応えるのか。何を基準に支援が終了したと言えるのか。日本の基準でカンボジアを見ることは、押し付けがましいなとも思う。これは答えを見つけるのは本当に難しいし、大切にしなきゃいけない課題だなと感じます。

–あと、一ヶ月ほどでMichiiiiはカンボジアに旅立ちます。高橋にとって、現役では最後のスタツアになりますね。目標を教えてください。

高橋:3回目で最後のスタツアになりますが、これからもグラフィス小が求める限り、Michiiiiの活動は続きます。後輩に活動をつなぐということ。村人と学校をつなぐこと。Michiiiiとグラフィスをつなぐこと。6期の活動を現地にしっかりと刻み、次へと繋げていく。そんな10日間にしたいです。


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