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コロナ禍の韓国留学~機内&入国編~

出国編はこちら

遅延に次ぐ遅延でようやく搭乗できたOZ101。ビジネスクラスは全12席でしょぼいタイプのシート。

ビジネスクラスの乗客は3人しかいなかったので、ソーシャルディスタンスは程よく確保できたのは良かった。乗客が3人しかいないのでCAさんも暇なのか、韓国入国時に必要なアプリのダウンロード方法から書類の書き方まで、離陸するまでマンツーでお手伝いしてくれた。

機内食は洋食(ステーキ)か韓食(ビビンバ)。これから死ぬほどビビンバ食べそうなので洋食をチョイス。

韓国気分を高めるために先日ラミランさんが青龍映画賞で主演女優賞を獲得した映画정직한 후보(正直な候補)を鑑賞していたが、あと10分ぐらい残しtところで着陸。そうだった…韓国便は映画一本見終われないんだった( ;∀;)いつもは帰国便で続き見てたけど、今回帰国8月だし…。

映画の続きどうしようかと思っていたら着陸したから早く降りろの合図。久々のパリパリ(빨리빨리 ※韓国語で早く早くの意)洗礼を受ける。

ゲートに降りると、ビジネスクラス最前列の特権で、軍隊が待ち構える第一関門に到着。ここで検疫申告アプリが入っているかチェックされる。アプリが入っていると通してもらえるが、その先の第二関門でアプリの登録がちゃんとできて、QRコードが取得できているかチェックされる。実際インストールだけしてQRコード取得までしていない人がほとんどなので、ここで大渋滞発生。パリパリ民族の軍隊隊長らしき人がパリパリとキレ始める。

ここで第一関門クリアのためのTIPS:韓国の電話番号がある人はAs soon as 降りた瞬間に登録し始めてQRコードを取得したほうが良いと思います。また、親切なCAさんが日本語アプリをダウンロードしてくれたのですが、実際到着して待ち構えている人たちは全然日本語読めないので、韓国語でアプリをインストールしておいた方が話が早いと思います。

さて、アプリ登録カオスの中、無事第二関門突破。続いて第三関門。保健所の管轄で担当員が検疫関連の資料をチェック。ここでいろいろ資料を渡されるので、無くさないよう注意。

第四関門は再び軍隊ブース登場。アプリ登録した電話番号が実際通じるかその場で電話される。

第五関門は入国管理局の管轄。コロナ前と違い、入国審査官の審査を受ける前に全部の書類がそろっているか、アプリと情報が合っているかを再確認する担当ブースに通される。ここで第三関門で保健所の人からもらった資料が必要になるので全部提出。

第六関門は先ほどの書類一式とパスポート、ビザを提出して入国審査。終了後荷物引き取りエリアへ。

おそらく荷物引き取りエリアが隔離先に着くまでの最後のトイレチャンスになるので、ここで済ませておく。ウォンを持っていない人もここで両替しておく。

荷物引き取り後、ゲートを出ると最終関門。再び軍隊ブースで間隔保健所の確認。(ここまでの過程でもらった書類を全部渡せばOK)ソウル市内のタクシーとバス乗り場まで行けと言われる。

ゲートからバス&タクシー乗り場まではスロープで仕切られていて、その通路間にある店にしか入ることはできない。あったのはコンビニとカフェのみ。最後のショッピングチャンスなので、また水と夕飯用のキンパやサラダを購入。ちなみに両替やWIFI、SIMレンタル等はスロープを超えなきゃいけないので、ハードル高い。両替とWIFI、SIMレンタルは日本で済ませておくのが良いと思う。私は韓国ウォン50,000円分と電話番号付きSIMを日本で用意しておいたのでだいぶスムーズだった。

一番奥にあるソウル行きのタクシー受付で行く区を伝え、ドライバーを手配してもらう。ちなみに料金は区により違い、私の隔離先の麻浦区までは70000ウォンだった。保健所が開いてる時間なら保健所寄ってPCR検査受けて隔離先まで送ってくれてこの値段みたいだけど、私の場合はすでに18時を過ぎていたので、隔離先に直行することに。隔離先から保健所は徒歩で行ける距離ではないので翌日防疫タクシーを予約するよう勧められ、韓国語のリーフレット渡された。Foreign language services availableと書いてありながら全部韓国語(^_^;)

で、ちなみにこのリーフレットだけじゃなくて、成田で飛行機乗ってからここまでオール韓国語。機内でもなぜかCAさん英語すら話してくれなかったし(-_-;)今は緊急事態なので基本的に韓国人の帰国者前提の体制になっているのか、英語や他の外国語サービスは期待できない。特に軍隊と保健所の人は英語すら通じないと思って臨んだほうが良さそう。韓国語が全くできない人の入国はかなり厳しいと思う。

はぁ〜出国までも厳しかったが入国も大変だった( ;∀;)でも、飛行機降りてからタクシー乗るまでこんないろんな過程を経ながらも一時間かからなかったから、やっぱりパリパリ大国は凄い。ところどころ要領悪いワークフローがあったけど、最後には何とかするって感じ。韓国のそういうところ、嫌いじゃない

というわけで、機内&入国編でした。今後韓国に来る方の参考になればうれしいです。ビザ取得までの話や、隔離先の話は後日投稿します。




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