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令和5年9月定例会 一般質問 詳細

どうしたら良い!?

https://bit.ly/3PLa5B5

まちの課題解決方法を市民から聞かれたら、

明確に答えるのが議員の仕事です。

まちの課題、人口減少・高齢化・財政難等

そんなことは誰でも分かっています。

私は、この方法しかないと思っています。

https://bit.ly/3PLa5B5

お時間のある時に、お耳だけでもお貸しください。

○6番(道端俊彦)

 議席番号6番 自民党市民クラブ・無所属議員の会・道端俊彦でございます。

 本日も多くの傍聴の方、どうもありがとうございます。皆さんのお声を反映すべくやってまいります。

 通告に従いまして、河内長野の課題を一般質問、政策提案させていただきます。

 件名1.河内長野市の地域課題の解決について伺う。

 要旨1.デジタル田園都市国家構想推進交付金採択事業「モックルMAAS」の課題と今後について。

 要旨2.安全・安心なまち河内長野市の交通事故対策の課題と取組について。

 1.市道における事故防止、駐停車禁止について。

 2.通学路の安全確保について。

 3.高齢者が被害に遭う交通事故について。

 4.河内長野警察署との事故防止の連携について。

 要旨3.大雨による氾濫被害と対策について。

 1.老朽化が進む水路の補修・整備更新について。

 件名2.安定した財政運営のための商工業の発展と中心市街地活性化促進について伺う。

 要旨1.商店街防犯カメラ及び電灯維持管理費について。

 要旨2.買物弱者への対策について。

 要旨3.駅前商店街の空き店舗対策について。

 件名3.持続可能なまちづくりのための行財政・市政運営について伺う。

 要旨1.令和4年度決算の課題について。

 1.経常収支率が前年度から1.2ポイント悪化、93.7%になった理由について。

 2.新たな歳入の確保について。

 3.今後の財政見通し、今後実施が見込まれる事業とその影響について。

 質問は以上でございます。ご答弁よろしくお願いいたします。

○副議長(奥村 亮)

 都市づくり部長。

○都市づくり部長(田中博行)

 私からは、件名1.要旨1.件名2.要旨3についてお答え申し上げます。

 まず、件名1.要旨1についてお答え申し上げます。

 モックルMAASはICTを活用することで移動利便を向上させ、公共交通の利用促進や観光の需要喚起に役立てることを目的に、昨年度、国の交付金事業の採択を受け、令和5年3月14日からサービス提供を開始した事業でございます。

 具体的な内容としましては、目的地までの経路検索ができる既存の乗換え検索アプリ内に河内長野モードを構築し、スポット情報の発信や交通系モバイルチケットの販売などのサービスを提供するもので、運用開始から8月末までの河内長野モードの適用ユーザー数は1万590件、市内のバスが乗り放題となるお得な特典付のモバイルチケットにつきましては961件の利用がありました。

 モバイルチケットは、有人窓口での購入が必要となる既存のチケットとは異なり、スマートフォンで24時間いつでも好きなときに購入できるという点が大きなメリットとなっていますが、一方で、スマートフォンに不慣れな方にとっては購入や利用が難しいという課題も認識しているところです。

 このため、今年度は利用方法等の周知活動に力を入れてまいりたいと考え、市広報紙での特集記事の掲載やスマートフォン教室の開催を予定しております。

 今後につきましても、利用者利便の向上につながるデジタル化の推進におきましては、スマートフォンに不慣れな高齢者などに情報格差が生じないよう、対策も同時に検討しながら進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

 続きまして、件名2.要旨3についてお答え申し上げます。

 河内長野駅前の長野商店街につきましては、地域や地権者の方々の様々なご事情により空き店舗や空き地が多く占める状況となっており、地域のNPO法人等におかれては、空き店舗を活用した取組を進めておられます。

 本市といたしましても、市の都市拠点である河内長野駅周辺地区において居心地のよい歩きたくなるウオーカブルなまちづくりを進めるに当たり、長野商店街における民間主体のまちづくりの促進に取り組んでいるところでございます。

 具体的な取組といたしましては、長野商店街やノバティながのなどと連携し、道路空間や利用した民間主体の社会実験「ふらっとテラス」を実施するとともに、現在は地権者や民間事業者と連携し、長野商店街内の空き地等の活用に向けた事業を検討するなど、民間と連携したまちづくりを進めているところでございます。

 今後につきましては、引き続き長野商店街の空き店舗対策をはじめ、主要3駅周辺の発展を促進するため、地域や民間と連携しながら民間主体の活性化策について検討してまいりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

○副議長(奥村 亮)

 都市づくり部山田理事。

○都市づくり部理事(山田耕司)

 私からは、件名1.要旨2.要旨3についてお答え申し上げます。

 まず、件名1.要旨2(1)から(4)については、相関連しますので、一括してお答え申し上げます。

 道路への違法駐車は、緊急車両の通行に支障を来すばかりでなく、車両の陰から歩行者が飛び出す事故などの危険性を伴っており、道路管理者としても重要な地域課題であると認識しております。

 これまでも河内長野警察署に巡回をお願いしておりましたが、引き続き啓発や巡回・取締りの強化など、違法駐車の撲滅に向けた取組の推進に努めていただくよう働きかけてまいりたいと考えております。

 次に、通学路の安全確保についてですが、千葉県八街市で発生した通学中の多数の児童が巻き込まれた事故を受けて、令和3年7月に道路管理者、警察、学校関係者と合同で緊急安全点検を実施しており、通学時に危険な箇所にはグリーンベルトの設置や、通行車両や通学児童に対して啓発看板の設置を行うなどの対策を行っております。

 高齢者の交通事故対策についてでございますが、近年、シニアカーを利用される方が増えてきております。シニアカーは道路交通法上では歩行者と同じ扱いとされており、歩道を通行することとなっていますが、その通行に際し、歩道の段差解消や除草の要望をいただくことがございます。歩道の段差解消などについては、必要に応じて車道の舗装更新に合わせて改修するよう検討してまいりたいと考えております。

 また、除草につきまして、限られた予算で対応しているため十分ではないかもしれませんが、市道では年間2回から3回除草を行っている状況です。街路樹の幹吹きなどの部分的な通行障がいにつきましては随時対応しておりますので、よろしくお願いいたします。

 最後に、河内長野警察署との連携についてでございますが、これまでも安全・安心な道路を目指して様々な連携を図ってきたところであります。

 今後も連携を密にし、より安全な道路となるよう取組を進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。

 続きまして、件名1.要旨3(1)についてお答え申し上げます。

 河内長野市内で農業用水路が地域の雨水排水機能を担っているエリアは多数あり、水路の流下能力不足や老朽化の課題が顕著になっております。このような水路が地域の主たる雨水排水機能を担っており、流下能力の不足する部分については、増補管の設置やバイパス管による排水の分散など、水路の負荷を軽減し、溢水のリスクを回避するなどの対策を行っている状況でございます。

 また、水路の老朽化の問題についても、計画的に補修・更新を図ることが必要であると考えております。

 市が移管を受ける際には、一定の水路の補修を行っていただいた後に今後の管理を担うという考え方もあります。また、財政的な側面やマンパワーの課題も併せて検討する必要があると考えております。

 いずれにしましても、水路からの溢水が原因となって市民に被害が発生しないことを最優先に考え、今後の取組を検討することが重要であると考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

○副議長(奥村 亮)

 環境経済部長。

○環境経済部長(島田俊彦)

 件名2.要旨1につきましてお答え申し上げます。

 本市の商店街防犯カメラ及び商業灯の設置状況につきましては、河内長野駅前大通り商店街、千代田駅前東商店会及び千代田西商店会に設置しております。

 防犯カメラの設置に際しましては、1台当たり20万円を上限に2分の1補助を行っております。また、商業灯につきましては、電気使用料金の2分の1補助と電球の取替え経費は本市で負担しているところでございます。

 このような中で、昨今のエネルギー価格高騰により防犯カメラや商業灯の電気料金など、維持管理経費が増加していると聞き及んでおります。

 今後におきましては、電気料金補助を継続するなど、市内商店街組織の負担軽減に努めてまいります。

 さらに公共的な場所に設置されている防犯カメラにつきましては、公設化に向けて検討を進めるとともに、商業灯・防犯灯については、市全体として設置や維持管理の在り方と併せて研究しながら街頭犯罪等の未然防止を図り、地域商業の活性化及び安全・安心な環境整備に努めてまいりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

○副議長(奥村 亮)

 福祉部長。

○福祉部長(中橋栄一)

 件名2.要旨1についてお答え申し上げます。

 多様化する住民ニーズに応え、誰もが住み慣れた地域で自分らしく暮らせるためには、公的サービスの充実はもとより、地域できめ細やかに対応いただける支え合いの活動の支援が重要であると考えております。

 現在、地域における支え合い活動を促進することを目的に生活支援コーディネーターを13名配置し、地域の共通課題の検討や課題共有、勉強会などを進めております。この取組を通じて各地域では買物や通院のための移動支援や買物同行など、日常の小さな困り事を手伝う生活支援の取組が新たに生まれ、さらに充実してきております。

 こうした取組を支援するため、令和3年4月から生活支援活動を実施する団体への補助制度を立ち上げ、現在では5地区で活用いただいております。また、社会福祉法人や民間企業と地域との協働による生活支援の取組も広がりつつあり、多様な主体が連携し、地域ぐるみで生活を支えようという機運が高まっております。

 今後におきましても、誰もが安心して暮らせるまちを目指し、地域ニーズに合った取組が展開されるように引き続き支援してまいりますので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。

○副議長(奥村 亮)

 総務部長。

○総務部長(早川和志)

 それでは、私から件名3.要旨1(1)から(3)につきましてお答え申し上げます。

 まず、件名3.要旨1(1)及び(2)につきましては、相関連いたしますので、併せてお答え申し上げます。

 令和4年度決算において財政の弾力性を示す指標である経常収支比率は93.7%となり、前年度より1.2ポイント悪化いたしました。主な要因といたしましては、前年度に比べ市税収入が約2.5億円、普通交付税が約2.6億円それぞれ増加したものの、臨時財政対策債が約10.6億円減少したことなどにより、比率算定の分母となる経常一般財源等収入が約6億円減少したことが挙げられます。

 今後におきましても、少子高齢化などに伴う現役世代の減少により、経常収支比率の悪化要因である市税収入の減少が見込まれていることから、ご質問の新たな歳入確保は本市にとりまして喫緊の課題と認識しております。その課題解消を目指して、本市では現在、高向・上原地区、小山田西地区及び赤峰市民広場の産業用地化による税収確保に向け、取り組んでいるところでございます。

 また、従前から取り組んでおりますふるさと納税の充実、基金の債券運用、未利用地の売却、ネーミングライツの導入などを引き続き進めるとともに、国・府などの補助金を最大限活用することで一般財源による負担を可能な限り抑制してまいりたいと考えております。

 いずれにいたしましても、本市としては税源涵養に資する施策を含めた様々な歳入確保に取り組み、持続可能な財政基盤を確立し、経常収支比率の改善を図ってまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

 続きまして、件名3.要旨1(3)につきましてお答え申し上げます。

 本市におきましては、今後、中学校全員給食の実施に伴う新学校給食センターの整備をはじめ、(仮称)南花台中央公園整備事業や小山田西地区地域活性化事業など、現時点で総額約111億円にも達する大規模な投資的事業を予定しております。これら大規模事業の財源は、国・府補助金などのほか、市債の発行で対応する予定ですが、将来、公債費の増加も懸念されます。また、中学校給食開始に伴う経常的な委託料等の増加などを含めると多額の収支不足が生じると見込んでいるところでございます。

 今後、本市といたしましては、大規模事業の優先度や実施のタイミングを見極めながら事業費の平準化を図るとともに、普通建設事業基金の活用も検討しているところでございます。

 また、引き続き各部局の現場視点と部局横断的な全庁視点による行財政改革に取り組むことで、将来の収支不足の解消を目指してまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

○副議長(奥村 亮)

 道端俊彦議員。

○6番(道端俊彦)

 答弁ありがとうございました。

 順番に再質問と要望をしていきます。

 まず、モックルMAASの件です。地域交通ということで大きなニュースが2日前に、皆さんも地域の方も市民の方も驚かれたと思いますけれども、ニュースが大きく昨日も全国ニュースで流れていました。金剛バス、いわゆる富田林市、4つの市町村にまたがる路線バスが12月で廃止というのが大きなニュースになっていて、公共交通というのは改めて大事だなと。河内長野は南海バスもニシビガ、皆さんの努力のおかげで何とか足は保っているという状況です。これは南大阪、南河内における課題が一気に出たなと。人口減少、それから高齢化、コロナの影響というものが一気に出たのがこれだなと、金剛バスの事業廃止ということだと思います。

 まず、モックルMAASの質問をするまでに、そのニュースについてどのように捉えられているのかお聞きしたいと思います。

○副議長(奥村 亮)

 都市づくり部長。

○都市づくり部長(田中博行)

 議員おっしゃるとおり、一昨日、本市としましても非常に衝撃的な報道がございました。私どもとしても同じ南河内地域の事案でございますので、大きな危機感を持って捉えております。バス利用者の減少、また、コロナ禍の影響、また乗務員不足など、皆様ご承知のとおりバス事業者の経営状況は非常に厳しい状況でございます。

 私どもとしましても、これまでそういう認識はございました。市議会にもそういう中でもご承認もいただきまして、国のコロナの交付金等を活用しまして令和2年度から令和4年度の3か年に2億円弱の支援も行っているところでございます。

 南海バスとは危機感を共有しまして、おおむね月1回、南海バスの本社の職員と私どもで定例の会議を持っております。共に協力しながらこの課題に取り組んでいるところでございます。ご理解をよろしくお願いいたします。

○副議長(奥村 亮)

 道端俊彦議員。

○6番(道端俊彦)

 ぜひよろしくお願いします。また、地域の近隣の市町村とも連携を取り合って、ここは大阪狭山市やから、ここは富田林やからという部分ではなくて、地域全体でしっかり取り組んでほしいなと思います。強く要望します。

 次に、モックルMAASの件ですけれども、事業のKPIをお聞きすると、利用者の満足度が目標75%、実績が50%と利用者がまだ満足していないなというのをお聞きしておりますが、この利用の使い勝手が悪いという中でどのような改善をしていこうとされているのかということをお聞きしたいと思います。

○副議長(奥村 亮)

 都市づくり部長。

○都市づくり部長(田中博行)

 満足度を上げていくための手法でございます。現在、スマホ教室、またアプリ内のアンケートの中で利用者の声をお聞きしております。そういう中で利用しやすい形の改善につなげていきたいと思っております。

 また、将来的には鉄道との連携、これは自動改札機対応の課題がありますので、すぐに対応できるかどうか、これは難しいところでもございますけれども、将来的には様々な交通モードに利用できるようにすること、また、モバイルチケットの種類をできるだけ広く広げていって利用者満足の向上を図っていきたいと考えております。

○副議長(奥村 亮)

 道端俊彦議員。

○6番(道端俊彦)

 ありがとうございます。

 モックルMAASも含め地域の足というのは、すごくお買物も含めて南花台のほうではクルクルをやっていただいたり、5年先、10年先の事業を見ながらしっかり市として取り組んでいただきたいなと。そして将来も安心して生活できるように住み続けられるまちを支えるための地域交通をしっかり支えてください。

 次、要旨2.安全・安心なまちづくりについて、交通事故について、まず、市民の方から寄せられた相談で、千代田の駅前の交番付近で駐停車が多くて、通るのに対向車線をはみ出さないといけない、それが毎日起きると、非常に危ないという声が出ていますが、それは市のほうで認識されていますでしょうか。

○副議長(奥村 亮)

 都市づくり部山田理事。

○都市づくり部理事(山田耕司)

 今、そのような声を認識しております。私どももその声を聞きまして警察に取り締まっていただくよう、その時点で申入れをしております。

○副議長(奥村 亮)

 道端俊彦議員。

○6番(道端俊彦)

 市民の方から厳しい声が上がっています。踏切の一旦停止は取り締まるのに、交番の目の前の駐停車は取り締まらないと厳しい声が上がっているので、警察としっかり打合せをしてください。これは強く要望します。

 次、通学路の安全確保のものです。これはグリーンベルトをつくっていただいてどうもありがとうございます。小学校地区別の地域安全マップなんかもつくられているとお聞きしておりますが、その状況についてお聞きしたいと思います。

○副議長(奥村 亮)

 自治安全部長。

○自治安全部長(阪本英之)

 本市では、まち協の方などにお願いしまして、平成28年度から基本的には防犯・防災を中心に小学校区ごとに安全マップを作成しております。今、令和4年度までに10校区で作成は終了しておりまして、今年度は高向小学校区で作成させていただく予定としております。

○副議長(奥村 亮)

 道端俊彦議員。

○6番(道端俊彦)

 ありがとうございます。地域の方にも分かりやすく伝えていただけるとありがたいかなと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

 次、高齢者の事故について、最近、シニアカーの普及が非常に増えていると私は認識しているんですけれども、シニアカーの利用の現状を把握されていますでしょうか。

○副議長(奥村 亮)

 都市づくり部山田理事。

○都市づくり部理事(山田耕司)

 実際的に数字では把握はしておりませんけれども、私も道路上でシニアカーを見たり、スーパーなどの買物にそれを活用している方を見受けることが増えてきておりますので、シニアカーの利用は増えておると認識をしております。

○副議長(奥村 亮)

 道端俊彦議員。

○6番(道端俊彦)

 国道とか市道も含めて、一度シニアカーなり車椅子でそこを試してみてください。どれだけ危ないか分かります。特に国道は車道が斜めになったり、段差が多いですから、ぜひ自ら体験してどういう危険があるのかを試してみてください。強く要望します。

 河内長野警察署との連携ついてはお願いします。

 次に、要旨3.水路の件です。

 原地区の部落有財産の(通称)念仏池の処分をした件については、各箇所でやっていただいてありがとうございます。まだできていない部分も随時報告しておりますので、また水利組合からも動画等を送っていただいていると思いますので、随時対応のほうをお願いいたします。

 また、その県とは別件ですが、千代田中学校横のグラウンド横の地番付用悪水路というところがあります。その件について市民の方から2021年10月から水路から水が漏れ、隣地の畑や小屋に迷惑をかけているという件が上がっておりますが、その件にはどのように対応され、今後どのように対応されていくつもりでしょうか。

○副議長(奥村 亮)

 都市づくり部山田理事。

○都市づくり部理事(山田耕司)

 このお話は私も先日聞かせていただきまして、現地を確認させていただいております。それで水路からの溢水で被害を受けました利用者の方からどのような状況であったかというお話も聞かせていただいております。

 それで今後の対応なんですけれども、公有水路の溢水に関しては、市内部で浸水・冠水対策会議というのを行っております。その中でこの案件を図っていきまして、どのように対応していくかというのをやっていきます。かかる前に現在この水路がどういう水路であるか、どういう経過で整備されたものであるか、そのあたりも調査もしておりますので、そういうのを基に対応を考えていきたいと思います。よろしくお願いします。

○副議長(奥村 亮)

 道端俊彦議員。

○6番(道端俊彦)

 この件は山田理事がちゃんと対応してくれると信じておりますので、担当部署を明確にして、塩漬けにしないで時間を短くして、河内長野は3ない市役所と言ってやるんでしょう。待たせない、これは時間を置き過ぎです、2年も。駄目です。スピード感をもって対応のほうをよろしくお願いいたします。

 次、商店街の防犯カメラの件、ありがとうございます。前向きな答弁ありがとうございました。恐らく次の予算に入れていただけるんだと思うんですけれども、前向きな答弁ありがとうございます。これは島田市政最後の予算編成になると思うので、ぜひよろしくお願いいたします。

 また、あわせて、自治会・町会で管理している防犯灯の電気代等についてもどうぞよろしくお願いいたします。併せてよろしく、これは要望です。

 次、買物弱者について、南花台のほうでは本当にクルクルがよく頑張っていただいて、横展開していただいたりしておりますが、本当に行政による単独の取組では限界があるので、関係者と連携しながら具体的な効果をやってほしいなと、これは要望です。

 次、3番目、駅前空き地についてです。ふらっとテラスの取組について、ありがとうございます。なかなか効果が見えにくいということで、10月末で終わられるということだと認識しているんですけれども、やはりそれではなくて、外でやったりする事業については冬場がピークになってきます。当然クリスマスとか、バレンタインとか年末年始、売上げが上がる時期になってくるんですけれども、それについて僕はもう少し継続してほしいと思ってはいるんですけれども、どのようにお考えでしょうか。

○副議長(奥村 亮)

 都市づくり部長。

○都市づくり部長(田中博行)

 ご意見ありがとうございます。

 今、社会実験として実施しておりますので、様々なご意見をいただいたものを、また現在ご協力いただいております関係者の方々にもご相談をさせていただきまして、前向きに検討したいと考えております。

○副議長(奥村 亮)

 道端俊彦議員。

○6番(道端俊彦)

 高知とかは朝市をやったり、九州では中洲とか屋台をやったりとかしているんですけれども、そういう新たな取組と事業者さんを巻き込むこともすごく大事なので、ぜひ取り組んでほしいと思います。どうぞよろしくお願いします。

 決算について、最後、件名3のところです。

 答弁の中で税源涵養という言葉をいただきました。税源涵養という言葉は市民の方にはなじみがないと思うんですけれども、その言葉の意味をいまいち共通言語として確認したいんですけれども、よろしくお願いいたします。

○副議長(奥村 亮)

 総務部長。

○総務部長(早川和志)

 簡単にというか、平たく申しますと、税源を生み出すような政策・施策をしっかりやっていきたい。それをひいては市民の方々に還元していきたい。そういう意味だと思っております。

○副議長(奥村 亮)

 道端俊彦議員。

○6番(道端俊彦)

 私も同じ認識をしております。今回、財政見通しのところで答弁があったように、新たな事業として総額111億円、大きなお金です。それを投じていくということで、今、河内長野市は非常に多くの課題と財政の厳しい状況です。そのときにこの財源を投入することによって新たな税収なり経済効果を生み出すんだよと強く認識した上で財政見通しを出してほしいなと思っております。

 また、これは再質問ですけれども、令和4年9月の財政見通しでは、事業費合計で101億円でしたが、今回、答弁では111億円となっていますが、約10億円上がっています。その内容についてもう少し具体的にお願いいたします。

○副議長(奥村 亮)

 総務部長。

○総務部長(早川和志)

 去年度の時点での試算と今年度の時点での試算の差ということで理解しておりますが、事業費の精査でありますとか、大きく変わったものが、例えば南花台公園の集約事業でいきますと、概算事業費で昨年度は収支見通しに見込んでおりましたが、今年度はコンサル等の一定精査した事業費に置き換えることによって事業費が6億ぐらい少し増加したであるとか、逆に中学校給食の実施に関しては、従来方式からDBO方式に切り替えたことによって、これは逆に6億8,000万円ぐらい減少したであるとか、そういった事業費の精査をしたところ、結果的に約10億円ぐらい増えたということになります。

○副議長(奥村 亮)

 道端俊彦議員。

○6番(道端俊彦)

 理解しました。

 この財源を税金を投じてもそこに人が住み、人口が増え、税収が増えていくんだよと、そういうことをしっかり伝えていただいて、これがまた戻ってくるんだよと、将来の投資だよということをしっかりお伝えして市民のご理解をいただいてほしいなと。何でも削減削減ではいかんので、これで本当に税源に涵養に資するということをしっかり伝えていってほしいなと思います。これが河内長野が次のステップに、5年先、10年先に必ずよくなるんだよと皆さんが自信を持って事業を進めていただけたらなと思います。全ての人が住みやすい河内長野を目指してほしいなと強く要望して、私の一般質問を終わります。ありがとうございます。


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