佐藤健さんの姓名判断2️⃣

今回は佐藤健さんの姓名を易で観ていきます。

総格 　　　　　　39÷8＝4　… 　 　7　艮

地格　　　　　　12 ÷8＝1　… 　　4　震

    

     山雷頤 

              

〈卦辞〉　

頤（い）は、貞（ただ）しければ吉。頤を観る。
自ら口実を求む。

頤は、普段何を養っているかを見る。
また、どう自分の口を満たそうとしているかも見る。
ともに正しければ吉である。

山（☶）が上あご、雷（☳）が下あごで、口を開けている形に似ています。

ゆえに頤は言語や飲食を表し、日常の生活を意味します。

また、口は食物を取り込んで体を育てるため、養うという意味もあります。

生活のなかで口論を慎み食事に気を使うことで、どう自分を養っていくかに注意を払うべき卦です。

序卦伝

物畜えられて然る後に養うべし。
故にこれを受くるに頤（い）をもってす。

物が蓄えられれば、それを使ってどう養うかを考える必要がある。
ゆえにこれを受けるに頤をもって表す。

運命周期は、10代から20代にかけてグングン上向きになり、30代の働き盛りにはピークを迎えます。

40代には雷の氣を持つ宿命から、波乱ぶくみの時期となりますが、上卦の山の氣がうまくバランスを取って、晩年は幸運が得られるでしょう

この掛を持った人は、人生の一時期を、非常に不遇のうちに過ごさなければなりません。

しかし、その際に培われた不屈の精神が、以後の人生の大きな原動力となることを忘れてはならないでしょう。

この試練は、早い人は20歳前後、または30歳直前、遅い人では40歳代に経験することになります。

そのときに自暴自棄になることなく、じっと耐えぬけば、その後は、苦労人として、多くの人から信頼をよせられます。

高倉健さんはこの卦を持った人ですが、平生はいたって議虚、礼儀正しく教養や学識を重んじる常識人ですが、いったん事がおこれば、とても親分肌なところがありました。

山雷顔の願は、上あごと下あごの意味で、つまり口をあらわしていますから、弁のたつ人となります。

そういうタイプは政界でも活躍することができます。

ただし、逆にいえば、口が災いのもとになるという暗示でもありますから、注意が必要です。

山の氣を上掛に持つ人は、泰然として不動、ものごし静かにして安定を旨とするタイプが多くなりますが、雷の氣の強烈な作用を受ける山雷顧の人は、進取の気性に富み、理想に燃え、自らが捨て石となって社会改革をめざそうというような勇猛となります。

こういうタイプは、当然浮き沈みも激しく、他人の苦労まで背負いこむことになるのですが、人望を集めますから、晩年には、山の氣本来の安定と風格を得て波乱万丈の一生をおくるでしょう。

金運に関していえば、財産の運用がうまくいところがあるので、晩年には財運は大吉となります。