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セミナーやイベントの発表者として悲しい時〜

私は仕事柄、セミナーや講演の登壇をすることがある。イベントのLT(ライトニングトーク)にも、興味ある会はなるべく発表者として出ている。

自分の発表内容のクオリティにもよるだろうけれど、発表者として悲しい体験ってのはある。

最近のイベントでは、SNSの活用が不可欠である。リアルタイムで発表内容の意見や内容が Twitter や slack に上がっていく。質疑応答のための質問などもそこにバンバンあがっていくので、それを見ながら「良い質問ですね〜」と即座にその場で回答するなんてことを自分もしていた。このライブ感、インタラクション感はいいなーとおもったのだけど、良いことだけではない。

例えば、こんな例。

容姿についてのコメントが流れる。具体的な内容は本人は伏せていらっしゃるから分からないが(ネガティブではなく光栄なはなしとは書いてある)、自分だとやっぱりちょっと良い気分にならないかもしれない。

個人的なことは直接言ってくれ、という人間なので尚更だ...

あと、悲しくなるのは発表しているときに明らかに聴いてない人間を発見した時だ。聴いてるふりして、内職しているならまだましだ。自分の発表に興味がないとか、つまらないとか、急に仕事の対応を頼まれているのかもしれない。そう思って発表をつづける。

そんな人いるのか、と思うだろうけど、背中向けて世間話しているグループがいたりする。そういうグループに限って、結構前の方にいて、後ろで必死に聴きたい人の邪魔をしているわけだ。

ちなみに、私はサラリーマン時代に打ち合わせでそういうのを見かけると、発表中であっても「そこの人、私がいま話した内容わかりました?どう思いました?前者のほうがいいですか?」と若干フェイクいれてあえて声かけて聴いてないのがわかると「関係ない話していると邪魔なので出てください」といってしまう奴だった。そしてそういう人をつまみ出さないファシリテーターさんに苦言もしていたが、大きな会社のマネージャー陣ですら、そんな光景が割りとみかけられた。

日本人はなかなかこういう時に、ちょっと静かにしてください、とか言えないからね...

そして最後に発表者として、私が一番悲しいのは、

質疑応答で質問がない

これだ。

ホントに全部わかったのか?言い足りてないのにわかってる?

そんな疑問すらも全否定されてしまう、質問なし、の仕打ち(笑)

もはや全くきいてくれてなかったということか、とも思えてしまう。

もし何かの機会で私のトークを聴いて、質疑応答時間があるなら、ぜひ、質問してほしい。



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