おれは蒼天のイシュガルドをプレイした その1

 この記事はプレイ歴2ヶ月目突入若葉が新生エオルゼアから始め、蒼天のイシュガルドをクリアしたときの感想。

 現在は紅蓮の解放者をプレイ中。


英雄は罠にかけられた

 おれは新生エオルゼアでグランドぱんかにーには大変失望した。

 お粗末な作戦。互いに重責を負わぬようにのらりくらりかわそうとする代表者と足の引っ張り合い。そこに脅威があるのに団結できにぃ奴ら。

 蛮神に汚染された土地エオルゼアに救う価値はあるのかにぃ・・・

 新生エオルゼアをクリアした俺の心は曇天。これから俺を待ち受けるハードな状況を予感させる怪しげな空気。

 クリスタル部レイヴ。ドミンゴス。ララフェルでしか抜けない男。美少年を侍らせているだろう貧乳。空気。おれの心は限界が近づいていた。

 そして暗殺の実行犯に仕立て上げられたおれは、雪深き土地クルザスへと逃げ込み、イシュガルドへと渡ることになった・・・


イシュガルド、待ち受けていたもの


 ララフェルでしか抜けない男の解放を目指しつつも、おれは竜との戦いを続けるイシュガルド人に肩入れすることになった。

 雪、曇天、いがみ合い。意気消沈するあるぴの。竜との奇妙な愛憎関係を築く新たな仲間えすてぃにあん。庶子であるからこそ理想の騎士たらんとするオルシュファンに、アイメリク。

 そして異端者を率いる氷の巫女。蛮神シヴァを自らを依り代に顕現させる手ごわい女、イぜる。

 数々の強敵と闘いながら、俺は流浪の民になっていた。凍える体。帰る場所がない俺たち。散り散りになった仲間たち。竜や人に怯えて蛮神に縋る蛮族たち・・・。

 イシュガルドが強襲されながらも、俺たちは視た。千年にもわたる因縁と、その痛みの正体を。

 アイメリクという、理想のためであれば何をくべても進み続ける覚悟の決まった男に導かれながらも、おれはまだ迷っていた。

 新生エオルゼアもそうだったが、ここでも俺は客将。蛮族の英雄と呼ばれたり、光の戦士と呼ばれたりしつつも、これは・・・俺の戦いなのか?

 流されるがまま、乞われるがまま、おれは戦っているのか。

 ミドガルズオルム、お前は俺の迷いを見ているのか。

聖竜フレーズヴェルグとの邂逅

 霊峰を踏破したおれは、聖竜との対話に臨むことになった。

 奇妙な集団を形成していた俺たちの共闘関係もここで終わりなのかと思いつつも、おれは聖竜のガッツ、漢気を知った。

 妹を殺され、人間に裏切られつつも、愛した女との約束を守り静観を続けた。そして明かされた蛮神の罠。

 蛮神は、願いによって顕現しうる。喚ばれるのは、本人ではなく、願いを纏ったベツモノ……。つまり、シヴァは……。

 俺はこれまで一貫して、自分の戦いではないと思っていたため、選択肢は常に迷いを残すものを選んできた。だが、おれはここではじめて、イシュガルドという土地で長く行われていた竜詩戦争というものに深く関わることを決めた。

 ここまでの道筋を共に歩んできた友が、より良き未来を切り開くためには、光の戦士の協力が必要だとようやく思えたからだ。

 


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