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【コロナ対策】帰国者 14日間隔離の準備、実態【単身者】

この記事では、米国から日本入国時(東京・羽田)においての実体験を基に、下記点について説明します。

<14日間の隔離>
①隔離者用ホテル手配 …相鉄グループ (60,000円弱)
②空港ーホテル間移動手配 …nearMe(相乗りハイヤー/3~4,000円程度)
③隔離生活の実態 …現在地、状況確認について(頻度・内容)

隔離生活はある一定の生活水準を確保しながら、
自分なりにコストをかなり抑えられたと自負しているので
「単身者」「空港近くに拠点がない」「知り合いに頼れない」という方はご参考いただけると思います。


①隔離者用ホテルの手配

GoogleやSNSを駆使して色々調べると下記のようなことがわかりました。
(自分調べ)

・仲介業者 : ノイズなし。ゲストハウス(共用施設)or一般ホテル。60,000円以上/14日間
・予約サイト : ノイズが多く、帰国者対応かどうかは予約者自身で確認の必要あり。
・個人の口コミ : ノイズが多い。状況も違っているケースが多いため割愛
・航空会社サイト : ノイズなし。一般ホテル。

比較すると、JALやANAといった大手航空会社は信頼度が高く、かつ安価なホテルも紹介していました。

・JAL帰国者サイト(←リンク)
・ANA帰国者サイト(←リンク)

中でも、JALの帰国者サイトで紹介されていた相鉄ホテルズグループのホテルが一般のホテルにもかかわらず、
55,000円程度/14日間 (1泊4,000円弱!?)
という並外れたコストパフォーマンスを発揮していることがわかったので、今回利用させていただきました。

相鉄グランドフレッサ東京ベイ有明(←リンク)
こちらに現在滞在中ですが、WiFi完備、デスクあり、アメニティ豊富、毎日清掃も入ってもらえるし、近くにコンビニもあるなど、大変居心地が良いです。このまま住みたい。

スクリーンショット 2021-06-19 14.57.07

予約方法
私の場合は上記、JALの帰国者サイトから予約しました。


②空港ーホテル間移動手配

空港からホテルには公共交通機関(タクシー含む)を使用できず、下記の移動手段を自ら手配する必要があります。

・ハイヤー : 10,000円以上。(場所による) フライト遅延時も待機。
・帰国者専用バス : 数千円。(上記ホテルには対応していなかったので割愛)
・レンタカー

正直、どれも私の条件には合っておらず、金額を安く抑える手段をネットでたくさん調べていたところ、下記の方法がヒットしました。
nearMe - 相乗りハイヤー(←リンク)
都内ホテルまで、3,000〜4,000円程度

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正式に認められているかはややグレーですが、相乗りでのハイヤーです。
しかしながら、コロナ禍ということもあり利用者は少ないようで、私が利用した時には他に乗客はいませんでした。
クオリティとしては、社内にアルコールの準備があったり、換気のために窓を開けておくなど、他のハイヤーと遜色ないコロナ対策がされていることや、広めの車内で快適に移動できました。
したがってコスパ的にかなり満足度は高いです。

<注意点>
①政府にオフィシャルなものとして認可されているかが、少しグレー
nearMeのサイト(リンク)によると帰国者の対応をしている、という旨はぼかして書かれていますが、明記はされていません。
ホームページリンク掲載に関する基準を満たすハイヤー会社(リンク:厚生労働省)にはリストアップされていないことから、空港などのホームページなどで斡旋されることがないようになっているのだと思います。
ご使用の場合は、この点を十分にご理解の上、ご予約いただく方が良いかと思います。

②待機してくれないケースがある
入国時の検査などで遅れても待機していてはくれないということが挙げられます。
nearMeのホームページの記載によると、フライト遅延には待機対応してくれるようですが、コロナ周りの都合では時間が来たら発車してしまうようです。
私の場合は、入国時に精密検査(PCR検査)に回されたため、検査に唾液採取から2時間かかりハイヤー予約時間にギリギリ間に合った感じです。
通常は30分程度で結果が出て日本に入国できるようです。
なので待機してくれない点を念頭に自己判断でご利用ください。

<予約方法>
nearMe - 相乗りハイヤー(←リンク)
上記リンク先から予約できます。
Uberのようにブラウザ上のインターフェースから事前に行き先を入力して価格が決まるシステムです。異なる点はフライト#を入れる点。
結構、ストレスフリーで使いやすかったです。
(以下、羽田空港 - 新宿駅間の例)

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nearMeホームページにもありますが、待ち合わせ時間についてはフライト着時間からおよそ3時間後より後の設定を推奨されます。
PCR検査に発展する可能性も見込んで、遅めに設定することをお勧めします。

予約が完了すると、待ち合わせ場所や注意事項など
確認のメールがきます。
スクショなどで、バックアップをとっておくと良いかもしれません。


③隔離生活の実態

隔離生活では、政府からスマホアプリを使った「ちゃんと隔離しているか?」を確認するための連絡が来ます。
アプリケーションの設定やインストール状況などは、入国前に日本の空港でスマートフォンを係の方から確認されます。
(登録しているメールアドレスが有効か、など)
勿論、事前に登録しておくと入国がスムーズですが、もし抜け漏れがあったとしてもバックアップしてもらえるので大丈夫です。
隔離しているかの確認は必ず来るものではないようで、人によってバラツキがあるようです。
従って、下記は私のケースになるのであくまでご参考ということでよろしくお願いいたします。

1、Overseas Entrants Locator(←リンク)

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頻度:1〜2回/日
連絡率:ほぼ100%、毎日
通知:スマートフォンポップアップ
内容:ボタンをタップして、位置情報を報告(非常に簡単です)

2、MySOS(←リンク)

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テレビ電話での隔離状況の確認のために利用されます。
ホテルなど、隔離場所の背景などを確認されているようですが、
難点は折り返しの連絡ができないこと。
電話が来たらすぐに対応しなければならないので、結構シビアです。
私の場合は、散歩中に連が来たりして、数回取り損ねてしまいました…

頻度:1回/日
連絡率:50%、1日起き程度
通知:電話
内容:自身の顔と隔離場所をテレビ電話で確認

3、Eメール(<厚生労働省>健康状態確認のお願い)

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メールでの健康状態の確認になります。
毎日お昼前にメールが来るので、メールにあるリンクから健康状態の回答を毎日14:00までにしなければなりません。忘れたら上記テレビ電話などで軽く怒られます。
やることは単純ですが、結構忘れがちなので注意しましょう。

頻度:毎日。回答は当日14:00まで
連絡率:100%
通知:メール
内容:フォームでの健康状態の回答

4、COCOA(←リンク)

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新型コロナ接触確認アプリとして、日本国民に幅広く利用されているものになります。
内容は上記リンクをご参照ください。

多くの場合、自らアクションが必要になることはないと思います。

最後に

以上が、私が経験してきた、経験中の隔離生活・準備になります。
正直、レジャー目的で出入国をしているわけでもないのに、自費で手配するものが多くお金がかかって仕方がない(何とかしてくれ!!!)というのが本音です。
コロナが落ち着いた際に、沢山の税金を収めている国からの何らかの保証があることを願っております。
アメリカなど、個人の経済状況を加味しながら給付金を何度にも渡って配布している国を見習っていただきたいと思いつつ、結びとします。

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