クオレア(QUOREA BTC)~ロボの選び方と組み方~
こんにちわ!びっとこみちこです^^
この記事ではわたしなりのクオレアでのロボの選び方と組み方について書いています。よろしければご覧になってくださいませ。
この記事の対象者は主に以下の方を対象にしています。
・これからクオレアを始めようとしている方
・クオレアを始めたての人でどんなロボを選べばいいか不慣れな方
・クオレアをやり始めたけどいきなり大きく損失を出してしまった方
・いまいちピンと来てないというか掴めてない感じな方
・少額資金から始めようとされている方
などなど、初期段階でのロボ構成でお悩みの方に向けたものとなっています。(スナイパーモードOFFの方がメインになるかもしれません)
なので、クオレアに慣れてる方からすると真新しいことは無くて、逆にもっとこういう風にも使えるんだけどね~、みたいなことも感じるかもしれませんのでスルーしてください(笑)
あとはロボを実際に作ってるわけじゃないので、ロボ作りもやりはじめるとまた違った見え方もしてくるんだろうなー、とも思っています。
また、考え方的にポリシーに合わないなーと感じる方もいらっしゃると思いますので、その点はあらかじめご了承くださいませ。
ちなみにクオレアはビットコインの方を対象としています。(クオレアFXの方はやったことないので分かりません!)
なお、お決まりの文章になりますが投資はあくまでも自己責任です。
わたしなりのロボの選び方や組み方を書いているだけなので、この記事をもとにして仮に損失が出ても責任は負いませんのであらかじめご了承ください。
また、具体的に「このロボがおすすめです!」とか、「こんなロボ入れてこんな設定にしてます!」っていう内容じゃないので期待しないでください(笑)。
▼はじめに
クオレアでまず最初にやることはロボ選び!ではなく資金管理の方針を決めることです。
「総資金のうち、ひと相場の損失額をどれくらい許容するか」を決めることですね。
「ひと相場」というのは曖昧で申し訳ないんですけど、強いて言えば「初めてポジションを取ってから最終的に全体的な利益や損失が確定するまで」というイメージですかね?(大きな波というか。。。)。
いくら点数が高くて優秀なデモトレード結果を残すロボだとしても、ものによってはそれなりに資金力が必要なロボもあるので、総資金量や取引量設定によって損失を大きく出してしまう可能性も十分ありえるんですよね。
とりま資金管理の方針。
ここから始めていくことが重要です。
許せる損失額については人それぞれですが、相場の急落・暴落のおおよその値幅から逆算してどの程度のロットサイズまでポジション取るようなロボを選ぶか分かれてきます。
これについてはまた後程、下で詳しく書きます。
▼こんなふうには選んでません
ロボの選び方を書く前に、わたしは以下のようには選んでません。
1.デモ結果の損益だけで判断しない
2.ランキングで高得点だからという理由で選ばない
3.高利益を出しているランキング上位者のロボ構成や取引量設定を安易に真似しない
4.似たようなロボばかりで揃えない
ロボのデモ取引結果はあくまでも理論値なので、取引結果でロットサイズが小数点まできっちり計算された結果になってます。
実際は取引所ごとの最低ロット数で丸められるので実態とは少し違ってきますよね。
ちなみに丸められかたのルールは少数第3位の四捨五入になるらしいです。
そしてエントリーとイグジットの結果も実際の相場変動によって異なってきます。
デモでは発生しないポジを現実では取ったり、デモでポジを取ってるはずなのに実際には取ってない、ということもあります。
あとクオレアは10分間隔でエントリーやイグジットの処理が行われているようで、デモ結果と実態で10分ほどのズレが発生します。
そしてロボの得点は直近の取引結果でも変わりますし、取引頻度でも変わります。
オススメ度が低いロボでも当然良いロボはありますよ!
あとは、ランキング上位者の設定と取引結果もあくまでも理論上の利益です。
人それぞれ10万円で運用しているのか1千万円で運用しているのか分かりませんしそれによって扱えるロボも違ってきます。
スナイパーモードを使ってるか使っていないかも分からないですし、レバレッジも何倍かは分かりません。
安易に他人の設定をそっくりそのまま真似することは注意したほうがいいかなと思います。
あとは派生系のロボ(似たような挙動)だけで揃えるのもあまりオススメはしません。
これはロボが似たようなタイミングで一斉にエントリーすることになるので一気にポジションサイズが増える危険性だったり、クオレア→取引所への接続がうまく動かないことがあります。
ロボの特徴を把握していて、敢えてそのように同じシリーズどうしで組むやり方も全然ありなんですが、それは慣れてきたらでいいかなーと思います。
ちなみにそのロボの作成者が自分で作って自分で使ってるロボはテスト的に使ってる場合もあるかもですが、信頼度は高いのかなと思ってます。
▼ロボの特徴を知るその1
とりま2021年1月1日~2021年1月31日までの1ヶ月分のみでデモトレードを実施します。(デモ条件は毎回同じ条件で実行しましょう。)
この期間を選ぶ理由ですが、上下変動が大きく、急騰急落が繰り返されている1ヶ月間なのでそのロボの特徴を知るのにとても役立つからです。
特に急落場面で言えば、
・2021.01.04の13時~19時頃まで 345万円→285万円(-60万円幅)
・2021.01.10の19時~2021.01.12の1時頃まで 430万円→320万円(-110万円幅)
・2021.01.15の19時~2021.01.16の1時頃まで 400万円→355万円(-45万円幅)
・2021.01.16の21時~2021.01.17の18時頃まで 390万円→350万円(-40万円幅)
・2021.01.20の1時~2021.01.22の10時頃まで 390万円→300万円(-90万円幅)
といったように、暴落といっていいレベルの下げが毎週のように発生してますよね。
-40万円幅とかもう普通にちょっとした調整レベルでこれだけの値幅で下がりますしね。
年間で数十回しか動かないような逆張り系ロボもこの1カ月だけで過去1年分の取引回数動いてたりします。
初見のロボはいったん2021年1月1日~2021年1月31日までの1ヶ月分のみをやるのが手っ取り早くて良いかと思います。(細かく見るときは結局2019~2020の過去全部見ます)
▼ロボの特徴を知るその2
デモトレード結果のBTC価格と損益グラフで確認しているポイントは、BTC価格が大きく上昇したり大きく下降しているときのロボの損益グラフの動き方です。
まずざっくりとBTC価格と損益グラフがほぼ同じような形になっていて連動して動いている場合は多少リスクがあるロボかなーと個人的には判断しています。
BTC価格が上がれば利益が出るけれど、BTC価格が下降する場面ではそれに引っ張られて同じように損失を出すロボだということになるので、急落時に巻き込まれる可能性が高いかなと判断してます。
けれど別にこういった損益グラフの動き方をしていても結果的にプラスになっていれば一時的に損失が出ても取り返せるロボだということなので悪いわけではないです。
組み合わせ次第なんですが、そのロボ単体で見たらBTC価格に影響を受けやすいロボなんだなーという認識は持っておいたほうが良いですよね。
▼ロボの特徴を知るその3
重複でエントリーをどれだけ行っているかを把握することはとても大事です。
アクティブロボの場合、バラバラにエントリーしてイグジットは同時間に行う、といったロジックのものがわりと多いので、イグジットの部分だけ見るとある程度判断できます。(同時にどれだけのポジションがクローズされているか)
もちろんエントリーもイグジットもバラバラなロボもあるので、そこはちゃんと確認して一時的にどれだけ重複でエントリーしているかはしっかりと把握しています。
デモトレードを行った期間によって重複エントリー数にバラツキ出るので、それなりに期間は広げて確認したほうがいいですね。
MAXエントリー回数が決まってないアクティブロボの場合、相場の状況次第で無制限になるんですが、直近の2~3か月くらいの範囲で確認しておけばおおよその回数は把握出来るのかなと思います。
▼ロボの特徴を知るその4
現在含み損を抱えているのかを確認します。
ロボによっては連戦連勝の結果が出ているものがありますが、差益が出るまでひたすらホールドし続ける、というロボも一部存在するのでかなり危険かなと思います。
特にGMOコインを使う場合、GMOコイン側でそのポジションにあらかじめ損切りラインが自動的に設定されます。
ロボが損切りの支持を出してないのに相場が暴落して取引所側で強制的にそのラインに引っ掛かりポジションが決済されてしまうこともあり得ます。
▼ロボの特徴を知るその5
そのロボで損失が発生している場面を確認します。
どれくらいのポジションをホールドしていてどれくらい含み損に耐えていて、最終的に損失額がどの程度発生しているか、いわゆるドローダウンはしっかり確認しています。
特に暴落した場面でその暴落に巻き込まれているのかそれなりの損失で抑えて回避できているのか、ひたすらホールドし続けてたまたま反転したからプラスになってるのか、は大事なポイントかなと思います。
重複エントリーしていて暴落に巻き込まれてるのなら、ある瞬間ではトータルで見た場合に最大の損失が発生している瞬間も分かるので、その時の資金量が耐えられるのかはしっかりと把握しましょう。
▼ロボの特徴を知るその6
具体的なエントリー場面とイグジット場面について、実際のチャートを横に並べて、チャート的にどんな場面でエントリーし、どんな場面でイグジットしているかを確認しています。(ただ、デモと現実は10分間くらいズレあるので、ぴったりにはならないんでそれなりに、って感じです)
これをしっかり行うとそのロボが順張り系なのか逆張り系なのかが判断できます。
ロボのパーツ説明に順張り判断、逆張り判断、というのもあるんですが、正直あてにならないです。
ロボの説明が全く書かれていないロボも多いので、順張り系か逆張り系か把握することはとても重要です。
例えば逆張り系なのにどんどんとポジションを取っていくロボは落ちるナイフ掴む系なのでリスクありますし、順張り系で高値更新した後の押し目でどんどんと無制限に買っていくタイプも、その後に上昇トレンドが継続していくなら大きな利益を生みますが、上昇が続かずに下落するなら、結果的に落ちるナイフを掴み続けていた、ということになります。
ロボの製作者であれば当然エントリーとイグジットのルールを把握してるので、そのロボがどんな場面でどのように動くかは分かってると思います。
けれど利用者側はデモ取引結果や損益グラフしか情報がないですから、しっかり検討してロボを把握しないといけませんよね。
ここからは具体的なロボの組み方について書きます。
▼ロボの組み方(心構え編)
「1つのロボは1つのトレード手法」だと思っています。
FXでも株でもBTCでもなんでもそうだと思いますけど、1つのトレード手法は勝てる場面と負ける場面が必ずあるので、当然ロボも同じで絶対に100%勝てるわけじゃありません。
自分自身でこれだ!と決めたロボは数回負けたくらいですぐには変更しないことが大事です。
たまたま構成に入れたタイミングでそのロボが負ける相場だったってだけです。
ちょっと負けただけですぐにダメなロボだなーと見限って変えることは、ちょっと負けただけですぐにそのトレード手法や購入した商材を捨てて新しい手法/商材を探してることと同じ行為だと思ってます。
そしてそれを繰り返すと負け続ける羽目になっちゃいます。聖杯探しをずっとし続けるのと同じです。
それにロボを変えた直後にそのロボの得意な場面が来て機会損失するかもしれないですよね。
デモやったときにトータルで勝ってるロボならある程度の期間ずっと使わないとそのロボでトータルプラスにはなりません。
そしてもう1つ大事なことは、損失が出てるからと言って恐くなって強制的にそのロボを止めるのも辞めたほうがいいかもです。
大体そういう時ってドン底で手動でロボ停止させてポジション切ってたりするんですよね。
人がほんとに恐くなって、もうダメだ!止めよう!ってなるときって最後のセリクラの時が多かったりするので。
ロボは過去2年間とかの取引結果をベースに様々なパーツ組み合わせて作られたロジックですし、エントリーもイグジットも根拠あるロジック(制限時間切れで決済されるパターンもあるけど)で行われるので感情任せで止めるより素直にロボに従った方がいいのかなと思います。
まあこれは絶対じゃないですけどね(笑)
ちなみに、ロボを素早く手軽に入れ替え出来ることはそれはそれでクオレアの強みですよね。
トレード手法の商材って数万円とかするものあるじゃないですか?
そういった手法(ロボ)が全て無料で手に入ってバックテストも出来るってなかなか無いですよね(笑)
▼ロボの組み方(実践編その1)
(スナイパーモードOFFの場合)初めてクオレアやる方が勘違いしやすいポイントですが、取引量設定はその時点での証拠金残高に対する1回のエントリー割合です。
そのロボ1体に任せてもいい証拠金の割合、ではないのでしっかり理解しましょう。(ロボAで5%、ロボBで10%にして合計15%だけ証拠金を使う、というものじゃありません。)
そして資金力が少ないときの取引量設定はほぼ意味がありません。
GMOコインでは最低枚数を0.01btcより下げられないので、理論上のポジションサイズと現実のサイズが異なってきます。
例えば証拠金残高が15万円、取引量設定1%の場合、1回エントリーに必要な証拠金の理論値は15万円の1%で1500円になりますが1500円では0.01btcは持てません。
BTC価格が400万円でレバ4倍だとしたら0.01btcを持つのに証拠金1万円が必要で、実質で約6〜7%分を1度のエントリーに使ってることになるので取引量設定の1%通りにはなりません。
そしてエントリーするごとに証拠金残高が減っていく中でのまたその割合になるのでポジションが増えれば増えるほど1回あたりのロットサイズは小さくなっていきます。(スナイパーモードONの時は逆になるイメージ)
逆に証拠金15万円で1体のロボに取引量20%などと設定すると、1回目は使用する証拠金は30000円なのでいきなり0.03btcを取って残り証拠金12万円、また次エントリーするときはその時点の20%で24000円分の証拠金を使って0.02btcエントリーして残り証拠金10万円、、、というような動き方になるのでここは勘違いしないようにしないとダメです。
▼ロボの組み方(実践編その2)
ロボごとの最大の重複エントリー数を把握して、構成するロボが全てMAXでポジションを取ったときの総ポジション数を想定したうえで、総資金額に見合った取引量の設定をします。
直近の相場ではBTC価格は-30万円とか-50万円くらいは普通に落ちるのでMAXのポジション数とロットサイズが自分自身の資金管理上、問題ない量かどうかですね。
無制限にポジションを取るロボはリスクコントロール的に扱う難易度が高いかなと思ってます。
▼ロボの組み方(実践編その3)
一定の回数しか重複エントリーしないロボを選ぶとMAXサイズが明確になるのでリスクコントロールがしやすくなります。
アクティブロボの中には10回、15回、30回と重複エントリーを行うロボも普通にあるのでそこは資金量と取引量設定を考えながら決めていくといいですね。
デモトレードの利益の結果だけで大量にあれもこれもと組み込むと、取引量設定の仕方次第で資金不足のエラーが発生します。
エラーが出てる状態はフルレバなので、狭い値幅の下落なのにあっというまに証拠金不足でロスカット、ということもありえるので、リスク管理上は避けるべきだと思います。
▼ロボの組み方(実践編その4)
個人的には順張り系ロボと逆張り系ロボで構成するのがバランスがいいかなと思います。
もう少し細かく分けるなら、
・エントリー回数が多い回転系ロボ
・エントリー回数が少なめで大きな上昇波を取るロボ
・トレーリングでコツコツ系ロボ
・早めの損切りが徹底されている順張りロボ
・浅めの指値で逆張りしていくロボ
・深めの指値で急落暴落時のリバを狙うロボ
etc...
といったように、それぞれのロボの特徴的にあまり重ならないように組むとリスク分散されてよさそうですね。
これらの異なる特徴を持つロボを組み合わせることで一時的にポジションが膨らんだとしても、各ロボごとの判断で利食いや損切りが行われるので、いわゆる裁量トレードで行うような分割エントリーや分割決済のようなものを再現することが出来ますね。
1体のロボでも分割でエントリーと決済はしていくんですが、複数ロボを組み合わせたほうが柔軟性は向上するのかなというイメージです。
ただ10万円とか少額でスタートするんだったら重複エントリー数をしっかり把握しないと複数ロボを組むとあっという間にフルレバになるので注意ですね。
▼ロボの組み方(実践編その5)
それなりの資金で運用するなら、複数のロボを構成して各ロボ同士の不得意な場面をカバーし合うような安定した構成も組むことができそうですね。
言うなら、複数ロボを組み合わせて1つの巨大なロボを作るようなイメージになるかと思います。
中心になるロボを決めて、そのロボが不得意な場面で利益を生むロボを取り入れ、さらに別のロボで、、、というふうに複数のロボでそれぞれの損失を補い合って、単体で見るとプラスのロボとマイナスのロボそれぞれ出てくるけれど、トータルで見ると安定してプラスになるような構成が理想形なのかなー、と思います。
ロボの組み方に慣れてきたり、自分自身の考える構成の方針が明確になって来たらご自身の思想に基づいて構成を考えてみてください!
~最後に~
以上になりますが、まとめるとロボ選びはしっかりと検討してやること!リスク管理も徹底!って感じですね(笑)
それが生き残れるポイントだと思ってます!
長文になりましたが最後までお読みいただきありがとうございました。
みんなに爆益あれ!
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