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私の人形はよい人形ーむかさり絵馬編②
前記事の続きです。
30歳台の髪が長い女性が何かしらの鍵になるのではと思ったのですが、
それ以降なんどもコンタクトしてみるものの女性が出没してこないので、私は数日お手上げという気持ちでいました。
それいがいにも、いただいたお墓の画像をみていると、小さい赤ちゃんと思われるものがお墓の画像にゴロゴロ視えてくるので、
こりゃ水子だ、しかも多い…、
まいったなあどうすればいいかなあと数日思案していると、
Aさんから件の女性は身内の可能性を示唆する返事がメッセージから届きました。
実はAさんには娘さんともう1人の双子の子がいて、妊娠初期に流産していて、その子の事かもしれませんという事でした。
私はその話をきいて、
ああ。それだ…
と確信しました。
過去にそうしたケースが実際何件かあったからです。
双子の場合、1人がこの世に生を育めば、あの世に残され、産まれてこなかった子も彼方の世界で成長してお互いの界性で育っていくことも師から聞いていたのです。
声もAさんに似ていることもあったと聞きました。
それから暫くして、
奇妙な出来事が私におきました。
夜中に寝ている時に、窓をコンコンと叩く音が聞こえたかと思うと、
翌日には夜中にスマホが、
突然バイブレーションの振動音が鳴り出したり、寝室のドアをカタンカタンと押すような音がしたかと思うと、
コンコンとノック音で目が覚めるのですが、
何も存在感などなく、首をかしげたりする日が1週間続きました。
そしてその日は突然起こりました。
スマホのバイブレーションがまた鳴り出したので、すぐさま取ろうとした瞬間に、
暗闇の中、ぼんやりとスマホの光で照らされた周辺にはっきりと足が見えました。
驚いた私はすぐさま、足を辿り上を見上げると、件の30歳代の、髪が長い女性が立っていました。
焦った私は狼狽えながら、気持ちを落ち着かせて、
何がいいたいのか、
何故貴方はAさん家族とそのような縁があるのか
教えて下さい、お答え下さい
という事をお話ししましたが、中々喋らないのです。
次第に冷静さを増してきた私は、お話ししてくれないと、どのようにすればよいのかわかりません。と言うと、
突然閃光がおりるように
むかさり
と聞こえました。
むかさり?
冥界婚❗️
この時、私はAさん一家の状況について、悩みに悩んでいたことへの助言のように
ふっとこの言葉を聞いたのですが
そうかあ、この手があったかと思い、
この女性に
貴方はこちらの身内の方ですね、
結婚したいですか?
すると驚いた事にはっきりと
『はい。』と返事をしました。
私は正座して太ももに置いていた手首をぎゅっと強くにぎりました。
なんとも言えない切ない気持ちになったんすね、それで
私はゆっくりと女性に向かって頷きました。
すると女性はスーッと消えました。
私は翌日早速Aさんに
この女性はAさんの身内の方で、双子の内の1人の可能性があります、
そしてこの方へ、むかさり絵馬による供養をおすすめしますと御連絡させていただきました。
その際に母親の水子が5人、故意に流した話を聞いた私は、お墓の画像に視える水子数体はこの母親さんからの可能性であり、戒名とは言わずとも、
この女性の冥婚式をあげている中、賛同して参加されている姿を描いていたたまいたら、どんなに嬉しいでしょうか。
身内の冥婚式です、姪っ子になるのかなと思います。
このような形で
私はAさんに
むかさり絵馬師の方に書いていただき奉納をお願いされたらどうでしょうかという事をお話しさせていただきまました。
Aさんは、前向きに考えたいとお話しして下さいました。
三話に続きます
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