私の人形は良い人形ー第七夜

昨年の秋の話です私のブログ記事の鑑定コメントを見た京都市内某所に在住のKさんから仕事についての鑑定依頼を受けました。今春に大学を卒業した娘さんが社会人になり、子育てもひと段落したとそれに従いパート職で漠然と働いていた自身も本格的にお仕事をやりたいが、何をすれば良いのかわからずアドバイスの御相談内容でした。

日程をと時間が決まり、鑑定当日はいつものように私から電話をおかけすると、2回の着信音程でKさんが電話にでました。

『はじめまして、Kですよろしくおねがいします…』と弾んだ声で元気なKさんの声が聞こえました。

『ミシェルです、今回の鑑定依頼ありがとうございます、今回はお仕事についての相談…』と私も普段通り話しかけますと、

突然シャーシャーとテレビでよくあるノイズが入り無音状態になりました。

電波状況が悪いなと感じた私はKさんに、大丈夫でしょうか聞こえますか、と確認するとKさんからミシェルさんの声は良く聞こえます大丈夫ですと応答がありました。

どうやら私側の方で電波が悪いのかなと、何度かスマホを確認しながら鑑定を進めて行きました。

このパターンで霊的(ほとんどそうした事は稀です)な前例があり一応と思い霊切りを行うと雑音やノイズはなくなりました。

鑑定をしていて20分を過ぎた頃より今度はガチャガチャ近くで誰かが金属製のものを鳴らす音や

は〜

   は〜っ

と溜息の音が聞こえました、すると今度は

ドン❗️

ドン❗️

と壁を酷く叩く音が一回、二回と鳴るにつれて叩く音が目立つようになりました。

同居している身内の方が近くで何かしているのだろうと思いながら、雑音時は良く耳を澄ましてKさんの話しを聞いていました。

『ありがとうございました、大変スッキリして前向きに動けそうです‼️』とKさんがおっしゃっり、私は鑑定をこれで終了させていただきますと言って鑑定を終了しました。

鑑定終了後に私はKさんに、身内の方が何か作業をされているのでしょうかと、通話中の雑音が鑑定を始めた頃から、度々聞こえる事を特に意味があった訳ではありませんが何げなく聞いてみました。

『えー⁉️今私が居る部屋は私以外誰もおりませんよ』
とおっしゃいます。

『ありゃ、そうなんですか、勘違いかな❓
』と私はKさんが気にされるかなと思い、即座にその場ではそのように話を濁しました。

鑑定書ができ次第はやければ翌日でも御連絡しますのでと言って電話を切った私は

これは何か居るぞと思いながらも特にその時は別段どうすると言った考えはありませんでした。

翌日に鑑定書をPDFにしてKさんにメールで送って、確か2日後の事だと思いますが、

夜中の丑時の時刻に、寝ていた私宛に電話が入りました。一応マナーモードでしたがバイブレーターの振動で電話に気がついた私はスマホ画面を確認すると、Kさんからでした。

こんな真夜中に電話❓と不自然さを感じた私は何かあったのだと、一気に目が覚め

『もしもし』と恐る恐る電話に出た私は次の瞬間、固まってしまいました。

②に続きます。

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