ジョージ・フロイド殺人事件について

アメリカ・ミネソタ州ミネアポリス市で2020年5月25日に発生した、
白人警官による丸腰の黒人男性の圧迫死事件。

この事件について、バスケダンク好きのユーチューバ―、ダンクマンヨシさんのご友人で、サンディエゴ州立大学で共に勉強してきたデイビッドオドムさんに
彼の見解を話してもらったそうです。こちらの動画になります。


偽ドル札の使用容疑で手錠をかけられた黒人男性、ジョージフロイドさんが、
呼吸ができない、助けてくれ、と懇願していたにも関わらず、
8分46秒間フロイドさんの頸部を膝で強く押さえつけ、
フロイドさんを死亡させた。

しかも、フロイドさんの反応が見られなくなった後の2分53秒間においても、
警察官はフロイドさんの頸部を膝で押さえつけていた。

フロイドさんは手錠を掛けられ顔は路面に押さえ込まれていたが、
なおも当該警察官は膝でフロイドさんの頸部を押し付けていた。
その他3名の警察官の関与が確認されている。


いつまで経ってもなくならない黒人差別や根深い人種問題、
警官による度重なる理不尽な暴力や権力の悪用に対して


“Enough is enough”(もういい加減にして)、

“Black Lives Matter”(黒人の命は大切)



という言葉と共に、抗議活動が全米、そして日本を
含む世界中に広がっている。



今回の事件は、被害者であるフロイドさんが亡くなり、圧迫されている一部始終が映像に収められSNSで拡散され、この問題が発覚し大問題となった。


その裏では明るみになっていない警官による傷害致死事件や暴力事件が全米で頻繁に発生している。


フロイドさんを殺害したデレク・ショーヴィン被告(Derek Chauvin)やほかの警官が事件後、免職になっただけで逮捕されなかったことも、抗議を拡大させる要因の1つとなった。


被告は29日、第3級殺人罪で起訴されたが、その罪の重さが鑑みられその後、第2級殺人罪、第2級過失致死罪に引き上げられ再起訴された。また被告の同僚として事件現場にいた元警官3人も、被告の殺人と過失致死の罪を幇助した罪で起訴されている。

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