拝啓夢追翔様

前書き

お誕生日おめでとうございます。この先もたくさんの幸せがありますように。願わくばこれから先もたくさんのあなたの音楽を、活動を応援できますように。

拝啓インターネットの海から、あなたへ思いを綴ります。

なんておしゃれな文章は書けないので、いつものように思いのままに。
まずはもう一度お誕生日おめでとうございます!!!
夢追さんに出会ってから二度目の、そして本格的に応援し始めてから初めてのお誕生日に向けて、夢追さんの好きな所等を再確認するべくこの文章を書くことにしました。誕生日までに間に合うといいんだけど。(今日はちょうどお誕生日まで一カ月の5月28日です)

本文のようななにか

夢追さんを知ったのは2022年?だったはずです。覚えてないけど…。それより少しだけ前2021年、当時の私は浪人生をしていて、すっごく暇をしていました。そんな中でYouTubeを見る時間が増えて、出会ったのがにじさんじだったと記憶しています。私はあまりゲームをしないのでゲーム実況ではなく音楽系の動画に流れていき、その途中で出会ったのが夢追さんでした。

何を隠そう高音厨(聞き専)なんですよね。私。

夢追さんの高音良すぎだよなーーー(大の字)
多分夢追さんのソロ歌みたで初めて聞いたのは『ワタリドリ』。原曲がすごく好きなのと、当時の私はボカロ曲もあまり知らなかったので知っていた曲ということで聞いたんだと思います。まず歌いだしから爽やかさにぶっ飛んだ。その前にコラボの歌みたは聞いていたはずなので(はずとか曖昧なのは、当時にじさんじにハマったことを誰にも言っていなくて、文章として記録が残ってないから。後悔)歌声とかは知ってたはずなのに、『ワタリドリ』だけ強く記憶に残ってるのはそれだけ衝撃的だったからだと思います。

その次くらいに衝撃を受けたのは『ようつべに嫌われている』です。エンターテイナーすげえなって思わされた。これもまあ原曲好きだったタイプですけど、まず歌声がいい。次に内容が死ぬほど面白い。個人的にはリアルタイムでこの事件見てなくてよかったなと思うくらいオチが完璧すぎて、あの短い替え歌に簡潔に悲しい事件が詰まってた所がとても好きです。事件知らずにみたから、最後そうなるんかーいという面白さがとても刺さったそんな思い出があります。

夢追さんがSSWなのを知ったのは果たしていつだったか…。多分最初期に知っているはずではあるけれど、SSWなの⁉といった衝撃はあまり記憶に残ってないからなあ…。かなりすんなりとその事実が入ってきたのかもしれない。もしくは一番最初の情報としてSSWがあったか。どちらかかな。これも後悔なんですけど、初めて聞いたオリ曲がなんだったのかが今となっては不明なんです。私の性格から推測すると『死にたくないから生きている』になるかと思う。(新しく何かに興味を持ったときはとりあえず一番古いものを調べる性格なので)バンドサウンド好きな当時の自分にはストライクゾーンだっただろうななどと今聞き返して思っております。はい。

さてこんなあやふやな記憶しか残っていない訳ですが笑
夢追さんに一段と深くハマったきっかけは多分生涯忘れません。

『FANTASIA Day2』公演です。延期していなければ私は見ることが出来なかった『FANTASIA』。奇跡を感じます。にじさんじの大規模イベントを見るのが初めてだったこともあるとは思うのですが、夢追さんのソロ曲がとっても良くて抜け出せなくなっていったなと。後から知ったけど、延期していなければ出来なかったシルエット演出とか、舞台に崩れていくダンスとか、その状態から前に手を伸ばす振付がとっても心に刺さって抜けなかった。そして振り返り配信で語られた『FANTASIA』のために『おそろいの地獄だね』を作成したという話。さらっと「1月にこうやって君たちは死ぬ予定だったよ。」って言ったの好きなんだよなあ。しかもソロ曲振り返りの一言目に。その後の「地獄にしてやる」発言込みで好き。(のちちゃんと否定したとこも好きだよ。)

1月、共通衣装、から地獄と名付けた曲を制作しちゃう推し、すっごい良かった。しかもその曲のMVの概要欄には『ラブソングです』って書かれてるんです。『おそろいの地獄だね』は『FANTASIA』より前から知ってた(はず)けれど、『FANTASIA』以降とっても好きになって、夢追さんに深くハマっていった曲になりました。ラブソングなのに出会う場所も一緒に生きる場所も地獄と呼ぶあたりに、それまでの私の固定概念に風穴開けられたなと思います。だって地獄で一緒に生きてくれるんだよ??最高すぎない??しかもその地獄おそろいなんだよ。愛じゃん。『お前もどうせ地獄行き』って。いつからかとか細かいことは忘れたけど、多分私に天国は合わねえよって思ってた私への痛烈な一撃だったな。来世で会いましょうとかよりもずっとずっと重たいなって思いました。その重さが最高なんだ。

たしか好きな曲順かなんかにダウンロードした曲たち

さてそんなこんなで夢追翔という存在にどっぷり浸かった私の背中を最後に押したもの。『人間じゃないよな』

まずこの曲の重厚感がたまらなく好き。ひとつひとつの音が重いなっていうのが最初の感想だったと記憶しています。この曲とにかく最初のパンチが重い。MV動画を初めて再生したとき、一音目からぐっと曲の中に引きずり込まれて、そのまま呼吸も忘れるかの如く聞き入っていました。ゴシックな感じ(なんて言ったらぴったりはまるか分からないからいったんこの言葉で)は私大好物でございまして。それこそ10+n歳くらい?から薔薇とか十字架とか髑髏とか好きでしたけど。この曲どっこにもそんなモチーフ出てこないじゃないですか。なのに私が目を閉じてこの曲を聞くと、浮かんでくるのはそういったモチーフなんですよね。なんでだろうってすごく不思議で気が付けば1週間位この曲をずっとリピートしてました。

そしてついに世に放たれた2ndアルバム『拝啓、匣庭の中より』。このリリース日にどうしてもメンシに入りたくて、それまで幾度となくメンシ加入画面をブラウザバックしたことか。2ndアルバムで騒ぐようにTwitterのアカウントを作成し、無事メンシに加入し人生の中でも楽しかった日ベスト10には入るであろう2022.11.30。

といい感じに手のひらで転がされておりましたことだけ共有させていただきます。これほんと流れが天才だったんだよ。


そういえばこれお誕生日ブログというよりはただの沼落ちブログになりかけてるんですけど、ここまで読んでいただいている方が万が一いらっしゃいましたら、暖かい目で気が付かなかったことにしてください。


ふと思うのです。私夢追さんのどこが好きなんだろうって。

顔かな。
黒髪かな。
運動苦手らしいところかな。
頭いいところかな。
語彙力すごく高いところかな。
理系なところかな。
声かな。
歌声かな。

全部好きだけど、一番はちょっと斜めに構えて世界を見てるところかな。そしてそれを否定せずに自分の音楽に乗せて世界に向けて発信してくれるところ。

私には自分への自信とか全然持てないし、なんで生まれたのかな、なんで生きてるのかなと思うときが結構あって。多分これからも私はしんどいなと思いながら精一杯普通を演じて生きていくことしか出来ないけれど、その感情で共感できる曲とその製作者に出会えたことは私の人生にとって救いだったなと思っています。

普段の配信での豊富な語彙から繰り出されるマシンガントークが夢追さんのパブリックイメージだと思うのですが、そんな夢追さんがその語彙を持って綴る歌詞は、私夢追さんと母国語一緒で本当によかったと思わされます。大学で一応人文学部に所属する身としては、常々日本語って簡単じゃないと思うけれどそれでもこの難解な言語で綴られた歌詞を大きな壁なく意味の解釈にいそしめるのが幸せだ。これで私の母国語が日本語じゃなかったら、他言語で綴られた歌詞にどこまで共感することが出来ただろうか。いやそもそも出会えただろうか。そう考えるだけで胸が締め付けられる感覚になるのは、それほどに夢追さんの作る曲に救われ共感したからなのでしょう。出会うまで生きてこれたんだから、出会わずとも生きていたと分かっていても一度夢追さんの音楽を知ってしまった今は、知らずにいた前の人生に戻れる気がしない。やっぱり私はすごい人に出会ってしまった。

なにが言いたいかというと、夢追さんに出会って私はまた新しい世界を知ったし、その世界でこれまでと少し変化した考え方で人生を歩んでいるというめちゃくちゃ私事ただそれだけ。でも今の私はその少しの変化に救いを感じて、少しと言いつつも人生を変えてくれたと本気で思っています。だからありがとうとただ感謝を伝えたい。夢追さんの音楽があれば、いや音楽だけじゃなくてもっといろんなこと、例えば“夢追翔”という一人の人に出会ったという事実で私はもう少し前向きに人生を歩ける気がする。歩いて見せる。だからどうか毎日健康に生きててほしい。

改めてお誕生日おめでとうございます。これからまた一年、夢追さんのすごす日々に幸多からんことを。


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