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強いは作れる

こんばんは、まいすです。

取り敢えずタイトルからは内容が読み取れないと思います。
本記事は、中級者以上の方々は特に読む必要のない記事です。

アルテスノートの現仕様を十分に理解している方は中級者以上です。
本記事を読んで新たな理解を得た人はまだ初級者と言っても良いかもしれません。

今回は、

1.称号とシナジー
2.ドロップボーナス品と継承の違い
3.称号の継承位置


について、触れていきたいと思います。

1.称号とシナジー


上級者の方々がたまに発言するこのシナジーというフレーズ、日本語にすると「相乗効果」と言えると思います。

アルテスノートに於けるシナジーとは、すごーく簡単に言うと、

「Aという称号をつけるとブレス威力が上がる」
「Bという称号をつけるとブレス威力に応じて魔力が上がる」と言ったものの組み合わせを指すことが多いです。(ブレス威力は例えばの話です)

上記を満たす称号Aの装備と称号Bの装備を同時に装備したら、一石二鳥で「強い」ですよね?

実例を見てみましょう。
まずはシナジーと全く関係の無い称号付きの装備です。
インペリアルクロウで魔力は1,700となっています。
この装備ではブレス威力は0です。


次にAという称号で挙げられていた「ブレス威力」が上がる称号である、「竜鱗」を付けてみましょう。
魔力は変わらず1,700です。


では次に、Aの称号が付いている武器を換装し、インペリアルクロウでOP内容は変わりますが魔力の変動は無い物を一旦付けます。
そして、称号Bである「ブレス威力に応じて魔力が上がる」、「竜血」を頭装備に付けてみましょう。

魔力が一気に2,748になりました。
この内訳を見ると画像では以下の通りになります。

まず、竜血の称号の効果でインペリアルヘルム自体に魔力が+600されました。

次に竜血の効果で魔力の倍率が+0.15%となりました。

最後に称号「竜血」の能力「ブレス威力が上がると魔力が増える」の効果で+0.04%となっています。

計算式にすると、
(1,700+600)×{(0.15+0.04)+1.00}で2,737。
まぁ小数点以下が若干あるのでほぼ近似値です。

では、AとBの装備を同時に装備するとどうなるか。画像をご覧ください。
魔力が2,748→2,817に増えました。

先ほどとは違うのが、「ブレス威力が上がると魔力が増える」部分の%が、0.04→0.07になっています。

これは、ほんの一例ですが、突き詰めていえば「ブレス威力が増えると魔力が増える」の倍率は最大で+0.50%まで増えます
つまり竜血で増える魔力倍率+0.15%を遥かに凌駕します。

2つの装備でコレだけなのですから、同じく魔力が増える方向性のシナジー(例えば敵対が増えると魔力が増える)などを重ねて装備すれば、魔力が倍々に増えることになります。

上級者の方々のダメージディーラーであるアタッカーのビルド構築は、このようなシナジーの積み重ねがベースとなるケースが殆どです。

2.ドロップボーナス品と継承の違い

多くのプレイヤーが狙っているのはドロップボーナス品で、継承させた場合と大きく能力的に差が出るものや、役割が変わるものもあります。


強さといっても千差万別ですが、分かりやすく魔力の値で比較をしてみましょう。

まずは、「継承」されたアイテムについてみてみます。

先ほどの竜鱗を継承したインペリアルクロウを引き合いに出してみます。
先述の通り、竜鱗を継承したため追加能力で「ブレス威力」が追加されています。




次に「ブレス威力が魔力倍率に変換されるギミックの竜血」を見てみます。
<スキル>の欄に[変換]ブレス威力10%⇒[倍率]魔力というものがあります。

慣れれば分かるのですが、ようは「ブレス威力が500あれば、その10%である50、倍率にして+0.50%分、魔力が増えるギミックということです。

もちろん、ブレス威力が350だった場合はその10%で35、倍率にして+0.35%です。

具体的に数値にあてはめると、
素の魔力が10,000
だったとすると、+0.50%の魔力倍率がある場合は、その魔力は15,000になります。
ここまでは「継承」された称号であった場合です。

次に「ドロップボーナス品」についてです。
ドロップボーナス品は、敵がドロップしたままのアイテムや、宝箱等から入手したままの装備品のことで、アイテムの横に<称号+>という文字が付いています。

では、「竜血」のドロップボーナス品を見てみましょう。


こまけぇ事は省きますが、大きな部分に注目すると、

1,継承では+600だった魔力が+750である
2,[変換]ブレス威力10%⇒[倍率]魔力の他に、[変換]ブレス威力9%⇒[倍率]魔力というものがある

になります。


1は特徴の一つで、称号による能力付与の値が、継承の時の1.25倍になるということです。お得です

2はもう一つの特徴で、継承時には見られなかった、逆に言うと継承時には消失してしまうスキルとなります。

2については、まさに先に触れた「大きく能力的に差が出る」の部分です。

ブレス威力が500あれば、その10%である50、倍率にして+0.50%分、魔力が増えるということの他に、その9%である45、倍率にして+0.45%分の魔力が増えるということになります。

具体的に数値にあてはめると、
素の魔力が10,000
だったとすると、+0.50%の魔力倍率と、+0.45%の魔力倍率がある場合は、その魔力は19,500になります。(0.50に更に0.45を足しています)

魔力10,000の時の比較
継承時 魔力に+0.50%の倍率魔力総計15,000
ドロップボーナス時 魔力に+0.95%の倍率魔力総計19,500

「なんだ、4,500しか違わないじゃん」ではありません。
素の魔力が70,000あったら、105,000と136,500とその差が大きくなります。倍率ですから。


初級者と中級者以上の壁は、この仕様の理解度だと思っています。

同じ称号を付けてるのに、なんで攻撃力が低いんだろう?
どうやったらこんな攻撃力に出来るんだろう?

は、まさにシナジーを活かしていない、それが原因です。
アルテスノートの公式wikiには、シナジーを得られる組み合わせのヒントが出ています。

魔力・攻撃力あたりは一通り目を通してみると、意外と簡単に強さを手に入れられますので、ご一読ください。

https://artesnaut.com/wiki/?%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%AB%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF/%E5%A4%89%E6%8F%9B%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%AB%EF%BC%88%E5%A4%89%E6%8F%9B%E5%85%88%EF%BC%89


3.称号の継承位置


さて、最後になりますがアイテムの称号の継承の位置に気を付けようという話です。

ここで覚えておきたいのは、「武器に竜麟・頭に竜血」を付けても、その逆の「武器に竜血・頭に竜麟」を付けても、魔力の値は一緒であるということです。

じゃあ、何を気を付けようというのか?


称号には2種類あり、汎用称号と固有称号があります。

汎用称号・・・どの敵も落とすし、どの部位にも継承できる
固有称号・・・特定の敵しか落とさず、特定の部位にしか継承できない

と、分かりやすく言えばこんな感じです。


固有称号の例を見てみましょう。
ここで登場させるのは、みんな大好き「魅惑の夢魔」です。

ドロップするのは「星座・夢魔座」をセットして出現するサキュバスクイーンです。ダンジョンは、出現該当ダンジョンあるいはEXダンジョンで出てきます。

称号のスキルと継承部位について見てみましょう。

この称号は、敵対の値を魔力に変換するスキルであり優れものです。

敵対の数値は稼ぎやすく、先のブレス威力よりも簡単に魔力の倍率を稼ぐことが出来ます。

だからみんな大好き。


そして継承の部位ですが、武器と鎧にしかできません。

武器と鎧だけです!!!

まず、魔力を上げると仮定した場合、鎧部分で有用な称号は、魅惑の夢魔の対抗馬として「希望の賢者」ぐらいしかないです。

ありていに言えば「競争率が低い」部位となります。


一方、武器のほうはどうでしょうか?
蒼炎、一番目の毒蛇、背信、魅惑の夢魔、むしろ汎用の竜血も選択肢としてはアリなので、「武器枠は競争率が高い」となります。


上記の理由から、「魅惑の夢魔」は鎧に付いているほうが有用と判断され、その他の選択肢が広がる=魔力を伸ばす余地を作るとなってきます。

つまり、その余地を更にシナジーで広げると、魔力が8万とか10万とかになっているということですね。

有り合わせの装備で使っているサモナーで、こんな感じになります。



どうでしたでしょうか。

走りながらの説明のようになってアレかもしれませんが、強いは作れます。

アイテムを集める時、特に固有の称号を狙っているのであれば、目的を持って集めるとより理解度が増すと思います。

ぜひ、良いアイテムを狙うハクスラをお楽しみください。

では、また。

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