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お弁当を作るようになった訳

再びお弁当生活始まる。

11月は休めそうな日は全部休もうと、予定として15日くらいの休みを入れた。時給で働くパートのおばちゃんの権利だし!

今まで、休みを入れていても急にお客様が入ったり、またはお客様に迷惑がかかりそうな日は全て出勤した。どうしても予定が外せない日でも朝食の用意に5時から出て、出し終わって8時に帰るという荒行もしながら仕事をこなしていた。

結果、身を削りながらという表現も使いたくなるほど8月は月1,9月は5,10月は月3。これはひと月に休めた日数です。

ホテルなのに・・・多いときには満室なのに・・・(流石に満室のときは助っ人を要請したけど)・・・動ける従業員は私ともうひとり。調理場は主人と私とふたり。この人数で客室清掃も、事務仕事も、調理場仕事も重複しているので休める訳がない。

まぁ、時給だから楽しく仕事できているうちはそれでも良かったけれど、中華グループの進出で、日本人グループは心折れることがしばしば。

せっかく来て頂くお客様に悪くて、気の毒で、と考えていたらまた休めない。たぶん身体のほうが先に参ってしまう。

自分たちの受け持つお客様が来られる日以外にどんな料理が提供されるのか、どんなサービスが出来るのか、お客様には悪いけど、後ろ髪引かれる思いだけど、眼をつぶることにしたのだ。お客さん、ごめんなさい。

ということで、月初めに数日休んだ。

お客様の予約が入っている日。久しぶりに調理場に行くと、調理場は実効支配でまるで中華仕様に変えられていた。材料は何処に移動したのか捜すところからの仕事になっていたが、日本人チームは黙々とその日のお客様のためにいつも通り時間をかけて新鮮な食材集め、丁寧に仕込みをして提供したのです。

その日はとても天気に恵まれ、夕陽も、夕焼けも、朝日も、景色は最高でした。それもあり、お帰りには料理ともてなしに感謝の言葉をいただけたのがなによりでした。これだからやりがいが有るんですよ、飲食のサービス。

そんな中。驚きの通達が・・・・。

日本人チームがお客様用の夕食を作っている時でも、(というかその時間を狙ってとしか思えない)自分たちの夕食のおかずをコンロを占領して作っていた中華チームが、明日から賄いは自分たちが作るので、冷蔵庫に有る私物を持って帰ってくれと。

賄い、200円らしいです。それを食べないのなら弁当を持って来いと。

これって、○○諸島の実効支配を思い浮かべたのは私だけ??

そんなこんなで、また楽しいお弁当生活が始まりました。そしてこのnoteをお弁当の記録として書いても良いかなと思い、どんな形にするか今模索中。

わぁ〜楽しみ。


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