オタクの息子に困っています。


なんか人生相談みたいなタイトルですが、個人的には困っていません。

実を言うと、困っていた時期もあったのですが、今は困らないようになりました。

オタクであるって、ある意味、凄いことなんですよね。

好きなものがハッキリしていて、そればっかりに集中できるって、時間と心の余裕がないと、なかなかできないことだと思います。

俗に言う意識高い系?のバブル世代の親が喜ぶプロフィールを目指していたり、世間が思うところの成功?みたいなものを目指していたりする人って、どちらかと言うと他人軸で生きている傾向があるような気がするのですがどうでしょうか。

(あくまでも傾向です。そうじゃない人もたくさんいらっしゃると思っています。)


親の期待とか、世間の評判とか、日本という島国の一種独特のマスメディアなどからの刷り込みとかに、影響を受け洗脳されてしまっていないか?

本当の自分自身でいれているのかどうか、それが本当にやりたいことなのか、毎日ワクワクして寝る間も惜しんでやりたいことなのか?


その点、誰がなんと言おうと、好きなものは好きと言えるオタクの人たち。

彼らは、進化した人類なんではないかと思う。

いずれにせよ、我が子というものは、自分よりも20歳とか30歳とか若いわけだ。

それだけでも、20年とか30年とか進化している人類と言えるではないか。

親世代に褒められる生き方をするより、若い世代に憧れられる生き方、働き方を目指そうではないか。

お母さんやお父さんが喜ぶ学校に行ったり、英語の検定のために猛勉強したりすることは、あなたの可能性を広げるひとつの選択肢に過ぎない。

もし何か魂が震えるような好きなこと、やりたいことがあるのなら、たいして好きでもなく得意でもないことに時間を費やしている時間はあまりにももったいない。

なんでも満遍なくできるように、苦手なことも頑張ってきた昔の自分に、今ならそう言ってあげるのに。



息子よ。

好きなことだけに夢中になれる君が羨ましいよ。

もっと勉強しろとか、あの学校やこの学校に行けとか、この資格を取っておけとか、親の勝手な一世代前の価値観で、翻弄してしまって申し訳なかった。

そんなある意味、毒親だったかもしれない私の働きかけを、全てスルーしてゴーイングマイウェイを通してくれてありがとう。

これからもママは、ずっと、しつこく、善かれと思ったことは言い続けてしまうと思う。

でも、持ち前のスルー力で、必要ない情報や、自分に合わないアドバイスはスルーしてください。

ママは、親だけど、まだ魂は幼くて修行中の身であるから、ママの言うことを全て信じなくていてくれてありがとう。

これからもずっと、自分の直感を信じて、自由に好きなように生きてください。


だいじょうぶ。

なんとかなる。

全てはうまくいっているよ。





元記事:オタクの息子に困っています。(ミカリュス・ブルガリスのフランス語恋愛絵日記)

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