知っていることを追求してみよう - 人生が変わるスピリチュアルの学び方

学校の勉強も精神世界の学びも、どんなに学んでもアウトプットしない限り成果は出にくいです。

これは、教科書を丁寧に読んで理解したつもりでも、いざ試験になると問題が解けないのと同じ原理です。

私は大学生の頃から家庭教師だけで普通の新入社員くらいのお給料を超えるほどのバイト料を稼いでいましたが、伸びる子と伸びない子の差はただひとつ。。。。

伸び悩む子は、教えたことを、それはもう知ってるって言うんです。

知っているのとできるとの違いがわかっていないのです。

伸びる子は、知ることから本当の学びが始まるということがわかっています。

だから知っていることをより深く教えてもらうのを喜びます。

知っているけれど、自分ではできないことをできるようになりたいと思っているからです。

だからこそ、知っていることをより深く知りたがるし、自分なりのやり方でそれをさらに追求しようとします。

スピリチュアルの学びも同じです。

あちこちに同じ情報が氾濫しています。

どこかで聞いたことのある知恵の言葉にアクセスする機会は、インターネットの発達した現代においては、あちこちのセミナーなどを渡り歩かなくとも、誰でも手にすることができます。

でもそれらの知恵の実を、自分の血となり肉となるまで、ただもう知っていると素通りするのではなくて、実際にコツコツと実践していっている人はどのくらいいるでしょうか。

あちこち渡り歩いて、情報ばかり探しているのは、参考書ばかり買い集めて、自分では問題集を一問も解こうとしない受験生と同じです。

受験勉強も精神世界の学びも、なるほど！と思ってからが本当の勝負の始まりです。

なるほどと思ったということは、自分の奥深くで、既にそのことを知っていたということです。

ただいろいろな教育や育てられ方、またメディアの発する情報などで、どんどん本質の部分に膜が張っていき、見えなくなってしまっていただけなのです。

知っているのに実践できていないことはありませんか。

誰かの話や本などに書いてあることを、もう知っていることだからと素通りしてはいませんか。