自由自在な心へ

 自由自在な心へ
 不自由な心の在り方から真の自由へ至る道
 確固不動のモノとは何か?!
 それは水の如き心だろう
 あるいはゴムまりのような
 弾力のある弾む心
 何かに色付けられない色であれば
 水の如く透明な心と成るだろう
 何かの宗教的教義の固定化した心で無く
 自由自在な心に至れば良いのだ
 元より虚空ありて
 掴めないものなのだから
 心を空(そら)と見れば
 そこに想念の雲が現れたとしても
 次々と流れ動き自在に変化し
 やがて消えて行く・・・
 空は青空が広がりて限定されない・・・
 掴もうとして掴めない虚空に
 所有しようとして所有出来ない虚空に
 唯 自らの深奥よりの光の灯火を
 表わせば良いのだ・・・
 過去の様々な捉われや拘りは
 流れ行く川の如くに
 唯 流れに任せよう・・・
 やがて 川も曲がった向こうで
 見えなく成るだろうから・・・
 今 限定された見方のメガネを外す時
 心眼を開き
 無限なる彼方を見よう・・・
 限定された自己で無くて良いのだから・・
 出来る出来ないの檻から出よう・・
 そして 世界との一体感の中に居て
 静かに佇んで見よう・・・
 空には太陽が照り輝き
 大地はしっかりと支えてくれる
 今日も人々は其々に歩き・・・
 何者かに向かって生きている今を
 伴に生きて行こう・・・

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