クリエーティブって、すごいんですか?

#10min_challenge

要素
なんか最近鼻に付く「クリエーティブ/デザインが今必要」って話
具象化、インサイト、感化、気づき、部屋の中の白い象、問題へのマーキング

最近見かける頻度が増えてきた「今、企業がサバイヴするには『クリエーティブ』が重要なファクターだ」という話。

10年前は「そーだそーだ!」とか言ってました。でもここんとこはそうでもなく「うるさいなー。そんなことより売上の数字見て、直近のリスクについて目を見開いて根回しして、日々頑張る従業員の様子を見るのが大事なんじゃないの?」と思ってしまう。

なんというか、仕事の本質を見飽きちゃって(見るの疲れちゃって)口当たりのいいポッピンな話題に飛びついてるような感じがして、とても嫌。。

それでも意味や価値を感じるからみなさん「クリエーティブ/デザインのチカラが〜〜〜」と言っているわけで、改めてそれが何か自分なりに書いてみます。


で、良いクリエーティブのすごいとことは?

抽象的な概念の具象化してくれる
本心やインサイトを明示してくれる
関与する人(顧客/従業員/金主)を「いける!勝てる!」と感化してくれる
なので関与する人が増えやすくなる
取り組んでる課題の違う側面に気づかせてくれる(再定義)
注意を払うべきこと/力をかけるべきことがハイライトされてる

こんなところでしょうか。

つまるところ、悩むべきイシューに焦点を当ててくれて「おーいここだよー」としてくれるから、全体の生産性があがるというとこがクリエイティブの魅力のようです。

「工員がカウンセリング能力と解決提案力を会得すると『クリエーター』にジョブチェンする」

つまるところこんなところかと。


なんで必要とされてるか?

そもそも市場が変わりゲームがこれまで通りのやり方で勝てなくなってきた。以前は問題が何であるかを明示する人よりも実行をとにかくシャカリキにやってくれる人が必要だった。(犬の道を真剣に走り込んでくれる人)

今は変わっている市場と企業との間の溝が何なのか、そもそもその企業は今後どうしたいのか、そもそも何で事業を始めたのか、など問題を見出してくれる人が必要になり、クリエーターさんのカウンセリングを受けた一部企業の飛躍が続き「ファストリさんもクリエーターさんにブランド定義してもらったら業績上がったってよ!おれらも後に続けー!」と今に至るように見えます。


そんなことより、企業経営はCF(資金繰り)、PL(利益管理)、ES(従業員満足度)、MM(モチベーション管理)が肝。クリエイティブは考えるきっかけを作る手段でしかないということを忘れてはならない。。。


サポートいただけたら、嬉しくて本屋に行くと思います・・・笑