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さんざWEBメディアつくって思った3つのこと

どこかしこみても以下の考えでメディア作ってることが多い。

「売上増加させたい」
 ∝「見込み客囲い込み増加 or 広告imp増加させよう」
 ∝「オウンドメディア来訪数増加させよう」
 ∝「多量のバズりそうなコンテンツ投下だ」
こちらの図式でお仕事されている方が多い。

とっても多い。

読んでて「あー読まされたー/つられたー」と思うこともしばしば。
そして「この編集部は結局何したいんだ?何を発信したいんだ?」も不明瞭。
その辺はやはり旧来の紙メディアの編集部の気迫に負けてるなーと思う。

オウンドメディア開発のお仕事を毎年受けながら、このメディアはいけそうだなとか、このメディアは半年一年だろうなってのはある。

今回は「今後長生きしそうなWEBメディアの共通点」について書いてみます。

1, メディアのKPIが「PV」から「リテンション」へ

いかに見られるかを競うために、バズワードや旬なネタを元にバンバン低品質な記事を高速で生み出すメディアが増加の一途をたどっています。
表示された回数に比例して広告収入や、自社製品の購買確度が上がるために「もっともっとだー!」と、記事を読んでもらうというよりもページを表示してもらうだけに専念して日々お仕事をされてるんでしょう。
お疲れ様です・・・(合唱)
真面目に書いてる方もいるのは知っていますが、念頭に置いているのは「最後まで読んでCTAボタンを押してくれるか」というもの。正直ここですね。

今後長生きしそうなメディアは、来訪者がメディアに今後も訪れてくれるかを主眼に置いているケースが多いです。
例えば編集会議で
「ぼくらは読者に何を提供すべきか」
「他のメディアがやっていることはなんなのか」
「再度訪れてくれるとしたらそれはどうしてだろう。どうすればいいだろう」

沢山の不特定多数に対してではなく、「訪れてくれた人」という少し限られた人に対して、離客せずリピートしてくれることを考えてメディアを作る姿勢が1つめのポイントとして言えます。


2, もう、なんでも手に入る。「うちだからこそ」の戦略。

あなたが今朝たべたものの作り方や原材料、レシピの生い立ち、調べようと思えばなんでも手に入ります。
調べたいことについて、同じように記載してくれている人は1〜2人ではありません。かなりの数がいます。
全くそれと同じように、もしメディアを立ち上げて記事を書こうものなら、同じ題材で書いてる人が誰もいないというのはめったになく、いつかのどこかで誰かがすでに書いていることが多いです。仮にそのとき自分だけだったとしても1ヶ月もすれば沢山の人が肩を並べています。

少しイメージで例えてみると、
商店街に立ったら、そこかしこに八百屋があって、どこの八百屋もおんなじ白菜を並べてる。
なので自分が客だったらば、すぐにたどり着ける中で、まともそうな八百屋で白菜を買う。

こんな状態です。
そう、どこでもいいんです。

そんななか、とある八百屋だけ
「うちだからこそ出せる、自家製の腐葉土と牛糞でこさえた越冬白菜」
てものを出している。
味もずいぶん甘く、身もでっぷりとしている。

すごくここだけ人が並んでるのがイメージできませんか?

もう欲しい情報はなんでも手に入ります。そんな中でその編集部だからだせる記事ってなんでしょう?
というのに応えられるかが2つ目のポイントです。


3, 目指すのは「みられること/読まれること」ではなく「相手の人生に影響を与えること」

「離客せずリピートされて、しかも独自性がある記事ってイメージわかないんですけど」
と思う方も多いかもしれません。
今の時代、記事を書く上で、メディアをやる上で意識を向けるべきは見出しの通りそれは「相手の人生に影響を与えること」
読んだ人の行動が変わる、意識が変わる、今日が変わる。
いま選ばれているメディアにはその素養を持っています。

コンテンツ内で記載されている「ネタ/題材」を通じて、読み手が何を学び、どんな気づきをえて欲しいか。
書き手にとってすこしの作家性や独自性が必要になる部分ですが、ここが結構重要です。

読んで欲しい、という相手任せの態度ではなく、あなたをこうしたい、という自分本位のスタンスで記事を書くのは、少しの勇気がいりますが、それが価値のある記事と仕事になります。

良い記事だったのかを測る尺度としては単純な「PV数」ではなく以下の行動の計測と準備がポイントなります。

良い記事であれば
 ・最後まで読む(→読了位置の計測)
 ・適切な秒数滞在し、直帰する可能性もある(→特定時間経過後に直帰とカウントせずPVカウント)
 ・読了後にシェアをする(→シェア行動につながるクリックやオンマウスなどアクションイベントを計測する)
 ・閲覧中に「あとで読む」行為をする
 ・しっかり読むためにSafariの記事ビューモードを利用する場合がある(→マークアップルールを十分定義し実施する)
 ・ブックマークをする場合がある(→Homeアイコンの準備をしておく ※計測方法現時点で不明)
 ・もう一度読む、あるいは何度も読む(→会員系メディアであればIDと閲覧回数の記録を行う)


さて、色々と書いて思いましたが、結構あたりまえのことじゃねーかということに気づいてしまいました。

どんなサービスもこの辺考えないと選ばれるわけがないですね。。

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サポートいただけたら、嬉しくて本屋に行くと思います・・・笑

本当に嬉しいです!ありがとうございますmm
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石川康裕です。リブセンスにてプロダクト開発部門のディレクター担当(2020年1月ジョイン)。過去にWEB制作会社を経営しており100サイト以上ディレクションしてきました。「戦略」「マネジメント」「ディレクション」「UXUIデザイン」を主軸に記事を書いています。

コメント1件

すごくわかりやすかったです!
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