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天体の対極点を意識することの重要性


占星術の話。
当然のことなのだけど、なんとなくわかったつもりで使ってるところを確認するメモ。

天体の配置は、どこを基点として観るかでサインや天体間のアスペクトが変わる。

各天体を中心にした図における地球の位置は、ジオセントリック図での天体の対極点に位置することになる。
例えば下図のジオ太陽が山羊座20度ならヘリオ地球は蟹座20度、ジオ金星が射手座28度なら金星中心図の地球は双子座28度、となる。

惑星意識から太陽意識へと意識を移行するとき、太陽以外の天体の意識を地球に持ち込むときは、各天体の対極点を意識して使うと良いのではないか。


また、各天体を中心にした図において太陽の位置は、ヘリオセントリック図天体の対極点に位置する。
例えば下図のヘリオ水星が射手座14度なら水星中心図の太陽は双子座14度、ヘリオ土星が双子座19度なら土星中心の図の太陽は射手座19度、となる。

太陽を目指していくポイントととらえると、ヘリオセントリック図においても各天体の対極点を意識する必要があるのかもしれない。

太陽から順に各天体を中心にして見ていくと、
基点とした天体の一つ前までの天体が近づきサインも隣から同じサインへと集まってくるようにみえる。
(地球から見て内惑星の水星や金星が、太陽から離れて見えることがないのと同じ)

上の土星中心の図では、太陽から木星まで射手座に集中している。
(残念ながら上の図で使用しているアプリAstro Vizorで出せるのが土星までなのだけど、天王星・.
海王星・冥王星を中心にしてもサインの偏りは顕著になると思われる)

太陽から遠く離れるほど、他の天体が対極点のサインへ統合され、課題となるテーマを示しているように見えてくる。

進化占星術では冥王星の対極点が魂の進化の方向性を示すとのことだが、このことを表しているのではないかと思う。


ジオセントリック図の起点となるASCは、生まれた瞬間の東の地平線と太陽の軌道である黄道が交差して、地球に生まれた肉体に太陽から生命エネルギーが注入されるポイント。
このことからも地球と太陽をそれぞれ中心としたジオセントリック図とヘリオセントリック図の両方が重要なのがわかる。

あと、ここでもうひとつ重要なのは、太陽の軌道である黄道と交差することでエネルギーが注入されること。
ならば、黄道と月の軌道が交差するポイントがノード軸といわれるドラゴンヘッドとドラゴンテイルで、月だけでなく、各惑星の軌道と黄道が交差するポイントである惑星ノードもとても重要なのではないかと思う。


最初は天体の配置がどこを中心として見るかによってサインやアスペクトが変わることを確認するつもりが、進化占星術の考え方に繋がった。


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