見出し画像

12月のプラハ2泊3日の旅

雪のプラハ


以前誰かが「プラハのクリスマスマーケットが良かったよ、おすすめ」って言ってたのが耳から離れなく、いつか行ってみたいと思ってた。
コロナ禍を経て、旅がしにくくなってきてる昨今、
行けるときに行っとかなきゃ、そうだよ今行こうよ! と夫婦で盛り上がり、昨年末12月初旬の週末、私と夫は弾丸旅行を決行してきた。

私が生活するパリからだと1時間40分のフライトで行ける。
2泊なので荷物は最低限。
手荷物はボストンバッグとポシェットのみ。
ユニクロのヒートテックとダウンコートで
軽く身軽で暖かい身支度。
金曜日の真っ暗な早朝7時に家を出て、
9時頃のパリ発プラハ行きに飛び乗った。
到着したプラハ空港は一面雪景色だった。

機内から見たプラハの街並みは真っ白な雪景色。

空港からは事前に予約してた個人タクシーで中心地に向かった。
宿泊する短期貸しアパートは家主とは顔をあわせることなく、
すべてメールでの連絡。
入り口の2つのドアは事前に知らされてるコードで開け、
宿泊する部屋はキーボックスにある鍵で入室。
天井の高さが4メートルもある
モダンで清潔な室内はすべての窓が2重で寒気を遮断。
外はマイナス6度なのに室内は暖かく快適だった。

中心を流れるモルダウ川

雪で滑らないよう注意しながら早速散策開始。
観光客で真っすぐに歩けないほど混雑するカレル橋を渡ってみたり、
旧市街を散策し、
夕方からは念願の点在するクリスマスマーケットを巡った。
広場にはキラキラ光る大きなクリスマスツリーがあり、
その周辺に市場のスタンドが立ち並ぶ。
寒いから暖かい飲み物が欲しくなる。
夫はホットワイン、私は紅茶を注文。
夜のマーケットは
仕事終わりの1杯を友と楽しむ人や
世界中の観光客で賑わっている。

ひときわ美しい夜

暗くなるにつれて雪がどんどん吹雪いてきた。
私たちはニット帽にコートのフードを深くかぶる。
夕食は川沿いにある小さなビストロで
暖かいグーラーシュをほおばる。

プラハのグーラーシュは白パンが浸してある

2日目は美術館巡り


2日目もちらちら雪が降ったり、曇ってたりの1日。
朝食は前日スーパーで調達した果物と甘いパンと
自宅から持ってきたお気に入りの紅茶。
アパートは暖房が効いていてベッドの寝心地も最高。
しっかり防寒対策をして9時ごろ出発。
橋を渡ってモルダウ川の中州を歩いた。


雪が積もる中州

ところで私は初日から川を泳ぐ動物が気になってた。
ビーバーのような大ネズミのような、、、。
これはヌートリアというアメリカトゲネズミらしい。
観光客が餌をやるとあれよあれよという間に川からあがって集まってくる。気が付くとすごい量のヌートリア家族が中州に集結。

どんどん集まってきたヌートリア

更に橋を渡り切り、
黄金の小道を通ってプラハ城に到着。
この日は政府関係者の葬儀のため
残念ながら城内見学はできなかったが
点在する周辺のプラハ国立美術館を2か所を鑑賞。

美術館のオブジェと肖像画

夕方から雪が吹雪になる悪天候。
なんとか旧市街まで歩きミュシャ美術館も堪能。
まつ毛も凍りそうな寒さ。
早めにアパートに戻った。

どんどん降ってくる雪

最終日

3日目最終日は、早朝にアパートをチェックアウトし
旧市街の旧ユダヤ人墓地を見学。
その後プラハ装飾芸術美術館に移動して
チェコガラスやステンドグラスの展示を楽しんだ。

人形劇も有名

旅を終えて何が印象に残ったかを考えてみる。
クリスマス・マーケットも楽しかったが、
やはり中州のヌートリアの大群だろうか。
大ネズミだから繁殖がすごそうだ。
弾丸旅行だったがギュッと凝縮した濃密な2泊3日を過ごせた。

美術館の丸窓
美しいインテリアショップ









この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?